第二大罪大戦：黒陣営第一期交流フェイズ・ログ

エッシェ @ikjkr_sin

時計の蓋をぱちんと開ける。そこにはきっちりと、あのときから正確に時を刻み続ける針と文字盤がある。 「だから、」 僕から何かを奪うものは、容赦しない。 かち、かち。静かに、そして確実に過ぎていく時を視覚的にとらえながら。 『7』の扉の中へと一歩、足を踏み入れた。

黒の憤怒：ツォルン @whiteplays_sin

「そうね」 ナイトも、他の大罪も 「仲間であり、対等だもの」 私も、他も、心配は必要ない。 少女もまた、扉へと近づく。 「私は、全員が帰ってくるとは思わないわ。でも、信頼はしているのよ？　例え帰って来なくても、成果はあげてくれるでしょ？」 少女はグナードを両手で抱きなおした。→

黒の憤怒：ツォルン @whiteplays_sin

→「でも、帰ってこなかったら怒るから」 だから 「私が帰って来なくても、怒ってくれるわよね？」 もう扉に入った人には聞こえてないだろう。 だけど、それはまあ良しとしよう。 「じゃあね、ナイト。今のアレはよく言ったわ」 少女を飲み込み、扉は閉まる。

【黒の暴食】フェッラーライ @kanisu_sin

「はっはーナイトちゃんにそう言われれば戻ってくる他ないね！」 最後にいつものへらっとした表情に戻り、勢いよく椅子から立ち上がる。人事は尽くた。あとは天命を待つだけだ。いや、もっとも「天命なんて食っちゃうんですけどねーライ、いっきまーす！」とまるで飛び込むかのように6の扉に入った