第二大罪大戦:黒陣営第一期交流フェイズ・ログ

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【黒の暴食】フェッラーライ @kanisu_sin

(お、もうこっちははじめていいのかな?) 「ハロー、ハロー、グーテンターク、もう始まってるかなー?」

2013-07-28 14:38:28
――― @sin_gomokumame

「まったく信じられない、こんなの把握してない!面倒極まりない!」 『怠惰』らしからぬ荒々しい足取りで、女は自らの『世界』に戻ってきた。手近にあった椅子にどか、と座り足を組む。 「聞いてよ、ライ!『僕たち以外の大罪』が居たんだ、信じられる?僕はこんなの『把握』してない!」→

2013-07-28 14:48:05
――― @sin_gomokumame

眉間に皺を寄せて右手を観察する。まだ痺れたままだ。ぴりぴりと不快な痛みが伝わる。 「あんな『余計なもの』が在るなんて、なんて面倒なんだ」 ふう、と息をついて前髪を掻き上げた。と、そこで『暴食』たるフェッラーライの言葉を反芻する。→

2013-07-28 14:48:19
――― @sin_gomokumame

「待って、ライ。始まってるって、『知ってた』の?僕たち以外の『罪』が『居る』ってことを、僕を差し置いて?」 荒れた視線のまま、見つめるのは青年とも少年ともつかぬ、『暴食』。

2013-07-28 14:48:37
イーシェ @meiji_sin2

「どーした、トレーク。イライラは肌荒れすんぞ」 いつものことだが怠惰らしからぬ怠惰の声に、水タバコのパイプを手に息を吐き出す。独特の香りがふわりと広がって消えた。 反対に知らなければ怠惰に見えるような態度の男は、起き上がると気だるげにしっぽを揺らした。

2013-07-28 14:51:43
【黒の暴食】フェッラーライ @kanisu_sin

「ウェイト、ウェイトー。ハイトちゃん、がっつきすぎだぜ」 やれやれ言わんばかりに怠惰の目の前にいる青年は首を横に降る。きている服を形容するならばそう、人間たちなら「ブレザータイプの学生服」と言わしめるそれと照らし合わせると妙に年寄り臭い→

2013-07-28 14:51:57
【黒の暴食】フェッラーライ @kanisu_sin

「僕たちみたいなのが急にほいっと集められて、まさか『第一回72時間耐久お茶会でーす』なんていう企画なわけでもあるまいね?」青年はそう告げるとニヤニヤしながら持ち込んだ紙袋の中身をあさり始める 「おー色欲おっちゃん、こんにちわ。今日も色気むんむんだね、女だったら惚れてるぜ」

2013-07-28 14:56:14
イーシェ @meiji_sin2

「フェッラーも元気そうじゃねぇの、男だって俺は構わないぞ?――アア、食われるのはごめんだが」 くつくつと肩を揺らしながら暴食の青年に返す。色欲の前に性別など些細な問題だ。愛するのに何ら障壁にはならないと公言もしている。 「耐久お茶会、それも悪くは無いが」 促すように、怠惰を見た。

2013-07-28 15:04:20
――― @sin_gomokumame

「シェスは僕の肌の心配をするより先に片づけのスキルを身に着けてほしいね。君の通った跡は予測がつかなくて面倒なんだから」 落ち着いた『暴食』と『色欲』の対応で表情に怒りは消えないが、言葉だけは静かに。 「……『お伽噺』は知ってるよね?『大罪大戦』。大罪同士の殺し合い」→

2013-07-28 15:08:06
――― @sin_gomokumame

「今度は僕たちが、お伽噺の主人公だ。僕たちは『黒(ノワール)』、かつての勝者。『把握』できない腹立たしい連中は『紅(ルージュ)』だ。僕が会ったのは『傲慢』と名乗ってたけど」 自分にとって『傲慢』は『ホーホムート』だけだ。 「絶対に削ぎ落とす」

2013-07-28 15:08:14
【黒の暴食】フェッラーライ @kanisu_sin

「おっちゃんーごめんなー。僕ハイトちゃんみたいな綺麗なおにゃのこが好きなんよー」 態度からは謝罪は感じられぬものの、青年はなるべく親しみをこめて色欲と接する。友情なら歓迎だ、という意思表示だ 「あーやっぱりそういう企画だったわけ」怠惰の話を聞けばそのにやついた顔も少し曇った

2013-07-28 15:14:19
エッシェ @ikjkr_sin

「お茶会だったら、僕は嬉しかったんだけどな」 いつからいたのか、空気のように佇む青年。トレークハイトお怒りの時点でそれはないね、残念。緑色の目を伏せながら心底残念そうにこぼす。 「でも、なんかいいものが手に入りそうな予感がするね?」 くせ毛の髪を揺らして、青年はふわり、と笑った。

2013-07-28 15:14:50
黒の憤怒:ツォルン @whiteplays_sin

「大きな体で、一体何を騒いでいるのかしら」 木靴でコツンと床を鳴らし、少女が現れた。少女の髪は床まで届き、彼女の足元に髪溜まりを作る。抱いたウサギのぬいぐるみはくたびれて、彼女に首を預けている。 「お伽噺話ではないわ。あれは、昔話よ」 少女は歩みを進める事無く、その場で呟いた。

2013-07-28 15:32:29
イーシェ @meiji_sin2

「俺だって綺麗な女の子「も」好きだってば」 怠惰に昔そんなことを言ったら嫌そうな顔をされたことがあったが、暴食とも関係も極めて友好的。 「ツォルン」 現れる少女の方へと手招き、膝に座れということらしい。 御伽噺/昔話は誰から聞いたのだったか、知らない話では無かった。

2013-07-28 15:43:00
黒の傲慢:ベルカイン @fusui_kouryu

大罪たちが集う場所――その部屋の薄暗闇に一人の少年がいた。 うつむき加減に、おどおどと、彼らの誰が自分を怖がらないか見定めるかのように。 顔つきに対して発達しすぎた右腕、両足、そして左手の触手を隠したまま、彼らを見ている。 「ホーホムート、は、ボク……?」 小さく呟く。

2013-07-28 15:51:16
【黒の暴食】フェッラーライ @kanisu_sin

「んにゃ、ギーくんにツっちゃんにホーくん」 紙袋から取り出した「く」の字型の巨大な刀剣を取り出しつつ、首を傾け新たに到着した同族たちを見やる。 「っていうか72時間耐久お茶会人気だね、誰か今度やるー?あ、ハイトちゃんも参加してなー」→

2013-07-28 15:54:27
【黒の暴食】フェッラーライ @kanisu_sin

中でも異彩をはなすホーホムートをみればまるで年配にバスの席を譲る少年のような気軽さで、彼に話しかけた「まぁ、そう力みなさんな。隣空いてるからよければおすわんなさい。ああ僕はフェッラーライ。仲良い人からはライって呼ばれてるぜ」とメインの得物の整備は終わったのかそれを腰にくくりつけた

2013-07-28 15:58:02
黒の傲慢:ベルカイン @fusui_kouryu

こちらを見られて驚き、身を震わせる。 が、フェッラーライの声に敵意がなく、友好的なものを感じ取ると、目尻を垂らして嬉しそうに、しかしやっぱり怖々とライの隣に座る。 「あ、ありがとうネ……ボクネ、ベルカイン。べ、ベル、でいいヨ」 そして萎縮したように周りを見渡す。

2013-07-28 16:06:01
黒の憤怒:ツォルン @whiteplays_sin

ホーホムートを流し見て、目を細める。ツォルンは何も言わない。あれに彼女は何も言わない。 「今は、いい」 断りの言葉を口にする。あくまで自分本意な断り方。 そのまま少女は床に座る。端からぐるりと見回して、薄く笑い瞼を伏せる。 皆の話を聞いてあげると、口には出さずそういう態度で。

2013-07-28 16:09:57
――― @sin_gomokumame

緊張感のない『大罪』たちを見回して、ふぅ、ともう一度ため息。けれど彼らは自分の認めた『大罪』。その行動は予測内。 「お茶会は全部終わった後でね。使った後ちゃんと元に戻しておくなら、文句は言わない」 むしろお茶会はのんびりしていて好きだから、やりたいけれど。→

2013-07-28 16:18:23
――― @sin_gomokumame

「今は目の前の問題解決、だ」 右手をさすりながら、ライの隣にいるベルカインを見やる。 「ベルカイン、ここでは恐れる必要はないよ。君は認められた『傲慢(Hochmut)』なんだから」 あくまで、優しく。 そして流れるように、視線は床に座った少女に。→

2013-07-28 16:18:38
――― @sin_gomokumame

「『昔話』とは、えてして『お伽噺』になってしまうものでしょ?僕はどちらでもいいよ、面倒だし。全ては過去のことだ。知るべきは今、予測すべきは未来だ」 『怠惰』として『把握』している事象はあるけれど、それは『今』とは関係のないことだ。

2013-07-28 16:18:44
黒の傲慢:ベルカイン @fusui_kouryu

ツォルンに対して一瞬、暗緑色の瞳をすがめたものの、 トレークハイトの言葉に小さくうなずく。 「でも、ネ、『無知』は、ダメ。『必要なこと』は、教えて、ほ、欲しいヨ。『情報』は、無駄じゃ、ナイ」 大きく裂けた口から舌を出し、唇を舐めて。 「『紅』を削除するためにネ」

2013-07-28 16:32:25
エッシェ @ikjkr_sin

「ギーくんって新しいなぁ!あ、他の人も僕の事は好きによんでねー」 笑みを崩さず明るい調子でそう答える。能天気、という言葉がよく似合う。 ライ、ベル、ツォルン、フライシェス、ナイト、トレークハイト。 名を確認すると同時に呼び方も考えて、うん、こう呼ぶね、と首を傾けながら笑う。

2013-07-28 16:36:15
――― @sin_gomokumame

「……ああ、ベルカインは知らないか」 自分が『把握』できていればいいから、忘れるところだった。けれど、自分で説明するのは、面倒だし。 「シェス、ベルカインに『大罪大戦』を聞かせてあげてよ」 ぶん投げた。

2013-07-28 16:38:56
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