私家版「けいおん!」論 ~“クレバー”な登場人物と優しい世界~

『特撮クラスタあるある』の裏で進行していた「けいおん! 論」について。けいおん! 世界の登場人物は(唯たちに限らず全員ある意味で)とてもクレバーかもしれない。 (頂いたリプライも収録していますが、漏れあれば遠慮なく追加ください)
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遠野九重@『役立たず』7巻、9月8日(金)発売! @Six315

感情の牢獄に囚われて――自分の感情に囚われてしまって、他者を思いやれなくなってしまう。それを解消するには、クレバーになるにはどうしたらいいんだろうね、ホント。

2010-09-30 01:23:29
遠野九重@『役立たず』7巻、9月8日(金)発売! @Six315

感情の牢獄の話はここで一端ストップ。もう1個の成果について。「けいおん!」とは何か。いくつかの僕なりの答え。「1.クレバーな人々で構成されたユートピア」「2.既存のありがちなドラマを可能な限り回避しようとしたドラマ」 1については前述の通りだから省略。

2010-09-30 01:25:02
遠野九重@『役立たず』7巻、9月8日(金)発売! @Six315

「2.ドラマの回避」について。通しで見て思ったのは、ここをもっとふくらましたらありがちな学園青春ものになるよなー、って部分がたくさんあったことだった。けれどそのあたりは片っ端からスルーしている。葛藤や衝突によるドラマを極力避けてる印象。ただ完全には逃げきれてない。

2010-09-30 01:26:21
遠野九重@『役立たず』7巻、9月8日(金)発売! @Six315

だからこそ劇場版には、完全にドラマから逃げ切ってほしいなー、と思う。悲劇や衝突やドラマ性に根ざした劇場版予想を見事に裏切ってほしいです。

2010-09-30 01:27:23
遠野九重@『役立たず』7巻、9月8日(金)発売! @Six315

「けいおん!」がノスタルジーを刺激する、みたいな話はたまに聞く。でもなんでかなーと思っていた。自分でじっくり見て解った。だって部活とかサークルの嫌な思い出を刺激しないで、楽しかった思い出だけ刺激してくれるんだもん。

2010-09-30 01:41:24
遠野九重@『役立たず』7巻、9月8日(金)発売! @Six315

まあこんなところで「けいおん!」話は終わろう(といいつつ少しダラダラと続くのが俺クオリティ。本当に終わる時は何も言わずに終わる

2010-09-30 01:41:56
遠野九重@『役立たず』7巻、9月8日(金)発売! @Six315

RT @burutalow: けいおんに中身やドラマがないというのが前提で語られてるのがもうね

2010-09-30 03:07:27
遠野九重@『役立たず』7巻、9月8日(金)発売! @Six315

「人間関係におけるクレバーさ」を備えた人間のみで構成された優しい世界の物語、と僕は捉えている。それは1つの中身だと思います。

2010-09-30 03:10:04
遠野九重@『役立たず』7巻、9月8日(金)発売! @Six315

Q.けいおん! にドラマはないの? A.衝突や葛藤(それの元となる登場人物たちの“お馬鹿さ”)に根差したドラマは少ないです。けれど無いわけじゃない。だって11話で律と澪衝突してるじゃん。(続く)

2010-09-30 03:11:26
遠野九重@『役立たず』7巻、9月8日(金)発売! @Six315

「普通だったらここでドラマが作られるだろうなー」って部分は悉く回避されてるよね。生徒会は軽音部に好意的だ。弱小部を潰す、なんてベタなドラマは回避されてる。みんなそれなりに金持ちでそれなりに勉強ができてそれなりに音楽ができる。メンバー間の嫉妬、みたいなベタなドラマも回避。(続く)

2010-09-30 03:13:15
遠野九重@『役立たず』7巻、9月8日(金)発売! @Six315

でも、さ。毎回、「軽音部に入る過程」とか「ギターを買うまでの過程」みたいなドラマは会ったじゃん。最低限、30分を持たすためのドラマはあったと思うよ。ただ、学園モノにベタなドラマ性は可能な限り排されていたと思います。

2010-09-30 03:14:20
遠野九重@『役立たず』7巻、9月8日(金)発売! @Six315

今日、12話まで通して視聴しましたが、中身とドラマはあったように感じられました。衝突・葛藤に根差すドラマは可能な限り回避されてるかなー、くらいの印象。でも確かに、「中身のないアニメ」って前提の存在は感じます。 RT @burutalow : けいおんに中身やドラマがないと……

2010-09-30 03:22:05
遠野九重@『役立たず』7巻、9月8日(金)発売! @Six315

“ドラマ”とか“物語”の定義をいまいち曖昧にしていたことを反省。「自分の感情に囚われて他者に不寛容になってしまう愚かさや、葛藤・衝突などに起因するできごと」(学園青春ものにありがちなドラマ性)くらいの意味。広義のドラマ(「唯が軽音部に入る過程」など)はけいおん! にもあった。

2010-09-30 03:47:28
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