生物の高次分類群は必要?: 魚類の新規分類群「ペラジア」からはじまる系統と分類の話
- Takashirouzu
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必須階級以外の上位分類群は、便利な概念なら定着するし、そうでなければ廃れる、というくらいのルーズさで見ている気がする。
2013-09-06 00:03:33分類学的な制約で学名が使用できなくなった上位分類群でも,ある形質を共有する生物群を指す時に便利なので語尾に「類」をつけて呼びますね.RT @mothprog: 必須階級以外の上位分類群は、便利な概念なら定着するし、そうでなければ廃れる、というくらいのルーズさで見ている気がする。
2013-09-06 08:06:10更に燃料投下(9月6日)
[欹耳袋]1990年代以降に成立した一学派としての「phylogenetic taxonomy」あるいは “政治団体” としての「PhyloCode」党を明示的に指す以外は,「系統分類学」という言葉は禁句であるというメッセージがワタクシの『生物系統学』の根幹にあります.
2013-09-06 04:22:22[欹耳袋](承前)三中信宏「分類学と系統学:ある蜜月の終焉」日本植物分類学会ニュースレター, (84): 12-17 (1996.8) http://t.co/Dj3d3hVJQs
2013-09-06 04:26:58[欹耳袋](承前)「もうそろそろ分類学と系統学は互いに相手から解放され,それぞれの道をしっかり進むべきではないだろうか。偽りの蜜月はもう終わったのである。」
2013-09-06 04:28:15@leeswijzer 分類学と系統学をどちらもやってきた人たちが、突如(といっても96年以来17年間)、二択を迫られてうろうろしている……ということですか?
2013-09-06 04:33:15@thinkeroid 分子系統学が浸透する直前の1990年代はじめから,分類学と系統学は,たとえ同じ “家” に住んではいても,いつの間にか「お互いの心が離れていた」ということです.その現実を直視できるかどうかという覚悟の問題だとワタクシは考えています.
2013-09-06 04:38:49@leeswijzer たぶん、どっちかが勝つとかではなく、双方が必要ということで、しかも別に1人の研究者がどちらもやっていいと思うんですけど、「『終焉』発言が二者択一を迫り、その上でどちらかが『沈む』」というような脅迫観念を研究者たちが抱いている、そんなイメージが見えます。
2013-09-06 04:48:13@thinkeroid 確かに,二択で勝ち負けを競うことではなく,互いに相手の将来を束縛しないであげてねということです.たとえ蜜月は終わっても,交際を続けることは可能ですから.
2013-09-06 04:50:45☆ http://t.co/heiKpQcsB9 の全論点がここに出ている。 @leeswijzer: 三中信宏 1996 分類学と系統学:ある蜜月の終焉.日本植物分類学会ニュースレター http://t.co/PvgBZb9kNx http://t.co/uxppYPPqEM
2013-09-06 04:58:20