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生物の高次分類群は必要?: 魚類の新規分類群「ペラジア」からはじまる系統と分類の話

分子系統解析の結果を受けて,サバやマグロを含む魚類の高次分類群が命名されました.http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG0500Z_V00C13A9CR0000/ その是非から始まる系統と分類の話.
自然 系統 系統解析 魚類 分類 進化 高次分類群
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魚類の新規高次分類群「ペラジア」をめぐって
僭越研究者 @thinkeroid
マグロやサバ、祖先は共通の深海魚 国際研究グループ:日本経済新聞 http://t.co/DZGqWKiKYf PhyloCode!
かめふじ@ハイアイアイ臨海実験所【C98南ヌ01b@5/4】 @kamefuji
『現在の分類体系を書き換える成果で(略)スズキ類を対象にミトコンドリアDNAの塩基配列を網羅的に解析』 だから分子系統の結果だけでいちいち分類体系いじるなっつのアホか / マグロやサバ、祖先は共通の深海魚 国際研究グループ http://t.co/f392aJudRD
リンク www.nikkei.com マグロやサバ、祖先は共通の深海魚 国際研究グループ 千葉県立中央博物館の宮正樹動物学研究科長らと英オックスフォード大、東京大などの研究グループは、マグロやサバ、カツオといった遊泳魚の多くが約6500万年前の白亜紀末にいた共通の魚から進化したことを突き
僭越研究者 @thinkeroid
マグロ・カツオ・サバ類は深海からの爆発的進化で生まれた 2013年9月5日|学術ニュース&トピックス|東京大学大気海洋研究所 http://t.co/IXZKXbXIjE
かめふじ@ハイアイアイ臨海実験所【C98南ヌ01b@5/4】 @kamefuji
Phylogenetic Definition ってなんだよ 進化の歴史を語ればいいだけなのにいちいち分類群に名前をつけるなっつの。
かめふじ@ハイアイアイ臨海実験所【C98南ヌ01b@5/4】 @kamefuji
これからどんどんデータ増えて解析方法がブラッシュアップされて、系統解析の結果が違うものになるたびにいちいち名前付けなおすのかよバカじゃないのマジで。
かめふじ@ハイアイアイ臨海実験所【C98南ヌ01b@5/4】 @kamefuji
『分類と系統は別物である』ってだけのことが何故理解できないのか。
奥山雄大(ver.関西) @yokuyama
@kamefuji 鯨偶蹄類とかそう言う名付けはキャッチーやからね。科学の大衆化の手法のひとつかと。
奥山雄大(ver.関西) @yokuyama
@kamefuji やってないんかー。まあ植物ではそこが難しくて分子系統樹が主で形態は例外後づけだらけやけど。
かめふじ@ハイアイアイ臨海実験所【C98南ヌ01b@5/4】 @kamefuji
@yokuyama ざっと論文見たけどPhylogenetic Definition of Pelagiaというブッとんだ単語があるだけで特に形態的な記述はないようだった。
奥山雄大(ver.関西) @yokuyama
分類と系統は別物かも知れないけどなるべく近づけたいというのがダーウィン以来の自然分類の発想ではないかな。
かめふじ@ハイアイアイ臨海実験所【C98南ヌ01b@5/4】 @kamefuji
@yokuyama それは分類と系統が近づいたら嬉しいな、単系統だったらラッキー、という程度のことじゃないかな。毎度毎度新分類群を定義するようなもんじゃないでしょ。
奥山雄大(ver.関西) @yokuyama
@kamefuji 不安定なものを分類に用いるべきでない、というのは同意なんやけど、何が不安定かは分類群によってもまちまちやし、何より研究者の哲学に依存するよな。
かめふじ@ハイアイアイ臨海実験所【C98南ヌ01b@5/4】 @kamefuji
あ、そうか、このペラジアっつのが分類階級でどの辺のもんなのかよくわからんけど、国際動物命名規約は科レベルまでの規約だからそれ以上高次の分類階級ではナニ言っても自由なのか?
かめふじ@ハイアイアイ臨海実験所【C98南ヌ01b@5/4】 @kamefuji
あれ、科レベルまで、っつーのは命名の際に語尾が決まってるってだけでそのほかの先取権の原理とかは目とか高次まで有効なんだっけ?
かめふじ@ハイアイアイ臨海実験所【C98南ヌ01b@5/4】 @kamefuji
PhyloCodeか。ただそれはコイツ何者?ってのが形見てもサッパリわからないときに分子見たら「この辺のヤツみたいだね」ってだけのことじゃないのか。高次分類群をそれで定義して何か意味があるのか?
系統と分類の話
Masashi M. Hayakawa (MicroLifePJ) @Markchloro
生物の世界では、多系統的にトピック的な形質が出現している事と、同一系統でも見かけでは全く異なる形質をもった生物が共存している事が、頻繁に生じている事がわかってきたのだから、改めて、「系統」ではなく「生き方」による生物分類の価値を見直しても良いと思うんだ。系統も大事、生き方も大事。
かめふじ@ハイアイアイ臨海実験所【C98南ヌ01b@5/4】 @kamefuji
分子は「進化の歴史を語るために有用なツール」であり、また「形態を見てわけわかんないときに『同定』の手法として有用なツール」である一方、特定分類群の命名行為の基準としてはあまりに不安定なので用いるべきでない。
白水 貴 @Takashirouzu
菌類はまさにそう.RT @yokuyama: 分類と系統は別物かも知れないけどなるべく近づけたいというのがダーウィン以来の自然分類の発想ではないかな。
白水 貴 @Takashirouzu
@kamefuji @yokuyama ダーウィン以降,150年来の悲願です.
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コメント

僭越研究者 @thinkeroid 2013年9月5日
分類学の議論を聞いていると(分類学のラボにいたので)、法学部の友人たちの会話を聞いているようだと思いました。分類学は法学なのでしょう。系統学は疑いなく歴史学。そうすると進化学は文学に該当するんですかね。
白水 貴 @Takashirouzu 2013年9月5日
命名規約はまさに法学ですね.
僭越研究者 @thinkeroid 2013年9月5日
論文のウラを看破すれば「『PhyloCode』しか使ってないですよ、『国際命名規約』でなんとかこれに合致する説が出てくると自然分類〈教〉の教義上では非常にウツクシイに違いないですね」ということになります。 それを、プレスリリースで『命名規約』と『PhyloCode』を「野合」したような書き方にするのは、批判が出てくる、というのが、おおかたの生物学者が納得する見方だろうと思います。
僭越研究者 @thinkeroid 2013年9月5日
「すべからく分類体系は進化の系統を反映すべし:進化→系統→分類」。これが、紛れも無く自然分類の「セントラルドグマ」なのでしょう。分子生物学の「セントラルドグマ」が「DNA→RNA→タンパク質」であるように。
e8o @e8o 2013年9月6日
「書き換えを迫る」なんてセンセーショナルに言うから問題になるだけでしょう。正しくは「書き足し」だけで済む。たとえば、「ハイデルベルク人とネアンデルタール人とホモサピエンスに系統関係が見つかったから、この三つを新グループにまとめて呼ぶ」というふうな。新たなグループ名が追加されるだけで、これまでの分類が否定されるわけではない。それだけのことでしょう。
僭越研究者 @thinkeroid 2013年9月7日
色々問題出ましたね。身も蓋もない教科書的な回答は次のようになるのではないでしょうか。1.PhyloCodeについては各自理解していただきましょう。系統≠分類も議論の余地は無し。2.正しい分類:命名規約は『会議』によって策定される。分類は〈法律〉(いうなれば「実定法」?)ですから、「正しい」も、人が決めてます。3.高次分類群は不要:したがって、当然そう主張すること自体は禁止されてはいませんが、それを望むのであれば主張の正当性を『会議』ないし「論文」で提起し反駁する必要があるでしょうね。
白水 貴 @Takashirouzu 2013年9月7日
高次分類群と言ったときに脊椎動物と藻類・菌類などの微生物では状況がずいぶん違うように思う.日常的に「A綱の一種」や「B門の一種」のような言葉で対象生物を指して議論を進めている分野では高次分類群という「入れ物」に名前がついてないと大変不便なことになる.
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