リアルロボットアニメ談義
@tomoki_kyoda だって製造の動機や技術背景をもってリアル/アンリアルを論じたら、マジンガーZだって、兜十蔵博士がつくったリアルロボットですよ。光子力=ミノフスキー粒子、超合金Z=ガンダリウム。
2010-10-14 01:06:57物語・演出上の要請で「敵対勢力をはるかに凌駕する戦力」であるのがスーパーロボット。例えばイデオンとゲッターロボ。それが作劇の中心にあるのがスーパーロボットアニメ。RX-78はその意味ではスーパーロボット。でも『機動戦士ガンダム』はスーパーロボットアニメじゃない。微妙な差だけど。
2010-10-14 01:24:38てか「スーパー/リアル」と二極化させたのは単にビデオゲームなのだから厳密じゃなくってもいーんだけど。でも「リアル」は、英雄譚(スーパーロボット)への反証からきてると思うので、やはり分岐点はメカニックの描写(主人公が搭乗するマシーンやSF考証のリアリティ)ではないと思うんだよなー。
2010-10-14 01:35:18『機動戦士ガンダムSEED』と『機甲戦記ドラグナー』はリアルロボットの皮をかむったスーパーロボット。などとこそっと呟いてみるw
2010-10-14 01:53:25@ryokikuzaki D3が一番カッコ良いのに使いどころが微妙な辺りもw『SEED』はどちらかというと勇者ロボかもしれませんね。DNで見栄を切る部分と物語の軸が戦局ではなく、友情である辺りが。
2010-10-14 02:04:24@EMBsince1982 D3は素晴らしいですね。レイズナーのディマージュ、イデオンのザンザ・ルブ、Zのキュベレイと並んで「白ロボ四天王」です!
2010-10-14 02:12:25@ryokikuzaki D3の異形っぷりは、リアルロボ全盛(正確には末期)だからこそ成し得たスタイルでしょうね。もっともD1のキャリバーは早々にパージされてしまう訳ですがw そういえば、キュベレイはZスーパーロボットの最右翼ですね。
2010-10-14 02:16:46@EMBsince1982 D3はフォルムとしては『ZZ』のアイザックからの流れでしょうかね。リフターユニットをつけて唯一まとまったスタイリングに(ry
2010-10-14 02:24:18@brikix 高橋良輔さんのロボットアニメで顕著なのは「ロボットが何かの象徴ではない」だと思うんですよ。ロボットは万能感、力への渇望などなどの具現化として置かれることが多い(またはそう見える)のですが、高橋良輔作品ではロボットはただそこにあるガジェット(もしくは商品性)。
2010-10-14 09:39:48(前のリプライの続き)だからダグラムで冒頭から主人公ロボットが朽ちていたり、ボトムズでロボットが「使い捨て!大量生産品!」なのは、リアルであろうとしたり奇を衒ったわけではなく、ロボットアニメであることそのものに拘りが無いであろう高橋良輔さんの「ロボット観」そのものなんだと思う。
2010-10-14 09:46:53『ペールゼン・ファイルズ』を観た時に感じたのは、「ボトムズってミリタリーSFじゃなくって、剣と魔法がATになったファンタジーなんだ!」ってこと。登場するロボット(AT)が3DCGになってよくわかった。あれは兵器じゃなくって、騎兵か重装歩兵だ。
2010-10-14 09:56:39『ボトムズ』はよくミリタリー描写に言及されることが多いけど、戦略も戦術も古代ギリシャ・ローマ時代のように感じられる。ATは「歯車とオイルで動く鉄で出来た戦車っぽいガジェット」であるし、軍隊の階級も出てくるけれど、描かれる戦争は少なくとも現代戦ではない。
2010-10-14 10:00:20戦争を描くのではなく、「戦士たろうとする人」と「戦士ではない人々」の間におこるギャップでドラマを紡ぐことに魅力を感じているのではなかろうか。サイボーグ009もダグラムもボトムズもレイズナーもサムライトルーパーもガサラキもそう。……などと朝から。
2010-10-14 10:05:01(続)そして、一連のポストを拝読して改めて思うのは、彼を語る上で『ガリアン』という作品が重要なのではないか、ということと、所謂「高橋良輔的」とは、むしろ神田武幸なのではないか、という2つの思いつきです。 @ryokikuzaki
2010-10-14 10:27:24@brikix 『ガリアン』ってよくわからないんですよね。アクションなど継承している部分もある割にはフィルモグラフィの中で浮いてる作品だとは思うのですが。マーダルの存在も『鉄の紋章』がなぜああなったのかも。主人公メカは剣を使うロボットで屈指のカッコよさなのは間違いないのですが(笑
2010-10-14 10:59:43@ryokikuzaki OAされたかどうかわからないですが、先日高橋監督に「渋谷アニメランド」におこしいただいた時は、「母一人子一人で育ったので父親的存在を作品に入れている(ようだ)」、「それがモロなのは、ガリアン」というお話がありましたね。いずれも振り返ってみて、ですが。
2010-10-14 11:01:38@fujitsuryota おお!なるほどー!主人公ジョジョの「母」の存在は高橋監督作品のなかでは珍しく、生っぽさ・作家の感情が滲み出ているなーと思います。
2010-10-14 11:05:28