世田谷パブリックシアター特別シンポジウム「劇場法を“法律”として検証する」(2010/10/18)

http://setagaya-pt.jp/workshop/2010/10/post_188.html および http://fringe.jp/ トップページをご参照のこと。 また2010/5/7に行われたフォーラム「舞台芸術環境の未来を考える」(司会進行:藤井慎太郎(早稲田大学)スピーカー:平田オリザ(劇作家、内閣官房参与)/伊藤裕夫(富山大)/松井憲太郎(プロデューサー、「キラリ☆ふじみ」館長))のtogetterもどうぞ。 http://togetter.com/li/19421 続きを読む
5
前へ 1 2 3 ・・ 9 次へ
BofE @BofE2019

平田「自治体を擁護しているわけではなく、財団も自治体も目くそ鼻くそ。自分が重視しているのは結局東京に集中している状態を変えられないと意味が無い、ということ。自分も新しい公共に取り組んでいて官から民へというのはわかっているが、すぐには難しい」

2010-10-18 20:06:25
BofE @BofE2019

平田「文化行政や観光行政の担い手になれる人材が全くおらず、特に地方に全然いない現状を考えなければいけない。いきなり地方、民に任せるのは難しい。ある程度中央政府から重点的に地方に人やお金を流していく必要がある。それについての秘策はまた後で。」

2010-10-18 20:08:19
齋藤靖 @priabub

官とか民とかいう論理展開は、100年後もやってるんだろうか RT @Arts_Policy: 片山「長期的なことを考えると、自治体は…。それよりも非営利団体の方に、官から民への流れを作っていった方が良いのではないか」

2010-10-18 20:09:21
BofE @BofE2019

福井「ひとまず次に行く。認定について、営利団体を外すということについてはこの場では異論がでなかった。しかし、東京だけかも知れないが、非営利団体が劇場を使いやすくしていくことで、民業圧迫という声が上がる必要があるのでは?国のお金を受けて長期廉価で使えることが問題視されないか?」

2010-10-18 20:10:11
BofE @BofE2019

高萩「借りるということであれば、長期使用が一緒にできるようなやり方を取り入れていけばいいので、そういう問題は起こらないのではないか。管理者に入りたいという発想があるときには、管理者であることは営利的事業になじまないので、営利企業が非営利団体を設立すればいい。」

2010-10-18 20:11:40
BofE @BofE2019

片山「自分の考えでは、指定管理者に営利企業が入れている現状も望ましくない。単にアウトソーシングを受けているだけ。より民が主体になるべき」平田「駐輪場などと異なり、学校や劇場など専門性が高い種類の事業については営利企業はなじまないという考え方。学校も営利企業が参入したが失敗した」

2010-10-18 20:13:13
BofE @BofE2019

福井「認定についてはどこがやるべきか。①国 ②自治体 ②アーツカウンシルなどの独立機関」

2010-10-18 20:15:07
BofE @BofE2019

高萩「認定については基準さえ満たせばよく、審査・評価についてはアーツカウンシルを作るべきだと考えている」片山「国の責務でやる審査委員会なので国がやるべき。自治体はないと思う。また認定と助成も一本で両方国がやる。しかし博物館法の反省から、文科省でなく内閣府が担当するのが望ましい」

2010-10-18 20:17:14
BofE @BofE2019

平田「アーツカウンシルでやるべきだと思うが間に合わないのでまずは国、その後できれば道州単位くらいでアーツカウンシルを作る。各県では小さすぎる。アーツカウンシルのキモは見て回るということなので、関東と地方くらいの分け方でいいのかもしれない。10年くらいかけて作っていく」

2010-10-18 20:18:29
BofE @BofE2019

平田「認定と支援について、認定されても支援されなかったら意味が無い。」高萩「法律としては2000くらいの劇場施設・類似施設が対象となるだろう。努力しろと。要件さえ整っていれば内容に踏み込まずに認定をすべきだが、要件は支援に見合うものとする」福井「世界遺産みたいな」

2010-10-18 20:20:45
小暮宣雄 KOGURE Nobuo @kogurenob

RT @Arts_Policy: 平田「自治体を擁護しているわけではなく、財団も自治体も目くそ鼻くそ。自分が重視しているのは結局東京に集中している状態を変えられないと意味が無い、ということ。自分も新しい公共に取り組んでいて官から民へというのはわかっているが、すぐには難しい」

2010-10-18 20:21:59
BofE @BofE2019

福井「今回の議論のために作ってきた試案(http://groups.yahoo.co.jp/group/cpnet-info/message/3160 )では、認定と支援は別にし、芸術評議会を入れてみたた。平田さんの試案では、芸術文化振興会基金を独立させるんでしたっけ。」

2010-10-18 20:23:19
BofE @BofE2019

あ、PCの電源なくなる…。

2010-10-18 20:24:20
BofE @BofE2019

iPhoneから続けます。引き続きアーツカウンシル話。平田さんの、ポスドク30人雇えば調査機関が作れて、それを元に評議会で決めるという話。その方が今よりまともな決め方に。

2010-10-18 20:27:05
taksen a.k.a. おにぎり @tak1000

@Arts_Policy が隣で必死であいぽんから津田ってて偉いなう。

2010-10-18 20:28:07
BofE @BofE2019

高萩「アーツカウンシルの意義は芸術の擁護、アドボカシー。今の文化庁はお金配ってるだけ。自分の好きな芸術を擁護して予算のとりあいするんじゃなくて芸術をより多くの人々に広げることを文化庁との全く考えてない」

2010-10-18 20:29:19
BofE @BofE2019

平田「地方にもアーツカウンシルの支社を置くことはあると思っている。大阪、札幌、福岡など」

2010-10-18 20:30:22
BofE @BofE2019

片山「アメリカのNEAなどは充実した調査機能を持っていて、たたかれることもあるが、芸術を広げるのに役立っている。今の、いつも同じ御用学者、評論家ばかりの審議会の体制ではだめ」平田「科研費は1万人でピアレビューしている。自分の分野でなければ芸術家もピアレビューやれるはず」

2010-10-18 20:33:04
横関浩 @voidandform

RT @Arts_Policy: 片山「アメリカのNEAなどは充実した調査機能を持っていて、たたかれることもあるが、芸術を広げるのに役立っている。今の、いつも同じ御用学者、評論家ばかりの審議会の体制ではだめ」平田「科研費は1万人でピアレビューしている。自分の分野でなければ芸術家

2010-10-18 20:36:13
BofE @BofE2019

福井「では次に、芸団協案である①創造型②鑑賞型③コミュニティ型(貸し館)のどれが国の認定対象となるのか」

2010-10-18 20:41:45
BofE @BofE2019

片山「財政学の観点からは、長期的に国の責務としてやっていくのは創造型ではないか。鑑賞の提供を行うのは構わないが、創造型のみが支援の対象になる」

2010-10-18 20:43:51
BofE @BofE2019

高萩「基本的に賛成だが、音楽ホールについてはオペラを除き、創造型のみを支援の対象とするというと実態に合いにくい」片山「オーケストラの業界ではだいたい合意ができている。あるオーケストラが定期鑑賞者向けの演奏会で芸術性の追及のために行うのは創造型、といった形。グレー領域はあるが」

2010-10-18 20:44:52
BofE @BofE2019

高萩「創造型のみでよい。創造型をやっていれば当然鑑賞型は出てくる」平田「補足すると、さっきのオケの話は伝統芸能も同じ。自分の考えでは、認定は創造を年に1本してれば良く、それで鑑賞型でも年に1本くらい創造活動をしろという形にする。しかし支援の対象は創造をメインにしているところのみ」

2010-10-18 20:47:24
前へ 1 2 3 ・・ 9 次へ