ミヤコタナゴ違法に生育で書類送検の「?」

天然記念物で絶滅危惧種のミヤコタナゴを繁殖させた男性らが書類送検された件で、「飼育禁止だとしてもひどい」「そのノウハウを活かせないのか」等の反応が流れていたが、実はそういう問題ではないらしい。識者っぽい方々のtweetを拾ってみた。

#報道記事を探してたら、なかに〈文化庁の職員は「どうやって育てたのか知りたい」と話しているという〉等の記述があるものもあった(下記:共同発、産経系の記事やニュース番組)。こうした報道は、誤解を広める一助になってしまったのかもしれない。

希少淡水魚「増えすぎた」 譲り受け容疑で書類送検 でも、どうやって?(MSN産経フォト)
http://photo.sankei.jp.msn.com/highlight/data/2014/01/14/18fish/
「増えすぎた」天然記念物の淡水魚、譲り受け容疑で書類送検(サンスポ)
http://www.sanspo.com/geino/news/20140114/tro14011412370002-n1.html

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by kamezonia
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  • ミヤコタナゴ、犯人のノウハウをみたいな声もあるけど、あんなの簡単に増えるとの声もある。
    野生下だと天敵や外来種の餌になるとか、環境の変化に弱いとか弱生物なだけで繁殖力は高いってことなのかな?
  • ミヤコタナゴについて、ちょっと読んでみる(お子様用) http://t.co/yRjeKdM5IS いい環境+共生する貝など生態系が適か+外来種がいないこと
  • ミヤコタナゴの件。魚や昆虫レベルだと、絶滅の理由は捕獲圧よりも環境悪化の原因のほうが多い。マスコミは分かりやい密漁や違法飼育ばかりを取り上げるけどね。飼育下ではポロポロ増えているのに、自然では絶滅寸前の生き物ってのも多いし。
  • ミヤコタナゴの繁殖,一般の人の感想の大半は『良いことをした』だけど,そんな簡単な問題じゃないことを理解すべき.タナゴは識別が難しいので,交雑している可能性が高いので,繁殖して増やせば万々歳とはいえない.
  • ミヤコタナゴについて『技術を国に売れ』だとか『役人無能』だとか勘違いしてる人多いな~。確かに個人で28匹を1121匹にしたのは凄いと思うけど飼育下では繁殖技術は確立されてるよ。増やす為に先ずは1人1人が日本の川を綺麗にしなきゃ。そういった活動をした上で批判してるのかな?
  • ミヤコタナゴ増やして書類送検の事件について絶滅危惧種ふやしてぱねぇ!とかあるけどミヤコタナゴの繁殖自体は割と素人でもできる部類ではあるし水試でも増やしてる。なんで絶滅危惧種なのかといえば住む場所がないからってだけ
  • ミヤコタナゴ保護に必要なのは繁殖のために必要な二枚貝が生息できる環境と繁殖力が強くて競合する外来種のタイバラの駆除。むっかしからやってることだけど自然下では生息環境は減る一方
  • だから、ミヤコタナゴを数百〜1000匹のオーダーで繁殖させてる施設なんて、いくつもあるんだって。いちいちおっさんからノウハウの聴取をする必要などない。問題はそのタナゴや貝が生きられる自然環境がないこと。特に貝(10年ほど前、某週刊百科でミヤコタナゴ号担当でした)
  • ミヤコタナゴの人工増殖法はとっくに確立してる。タナゴの生息できる自然環境が少なくなってるだけ。んで絶滅危惧種の譲渡や飼育は当然禁止されてるってだけ。 <天然記念物魚を違法飼育=「増え過ぎた」相談の男送検―警視庁> http://t.co/FsTO06eFt7 #niconews
  • @anmlcrs1984 結構頭良さげな人もわかってないのが残念というか頭痛いっす。
  • @anmlcrs1984 しかし、埼玉・滑川の施設なんて、養殖池の金魚みたいにウジャウジャいて、目が届かないから栄養不良だったりまぁ、すごいことになってた。水槽だけではなく、表の飼育施設まで含めたらどのくらいいたものだか…。
  • @keithnavy 貝の生息なんですよね、問題の鍵の一つは。落ち葉由来のヘドロで埋まっちゃうなんて事例は少なくない。あと、鳥への給餌+その糞なんて事例もあったし。場所によってはタイリクバラタナゴとの競合とか。本来は湧き水の谷戸に生息するような魚なので…。
  • 手元の『タナゴハンドブック』にも「飼育下での繁殖は容易」とすぐ出てくるし、件の人から学ぶことは特に無さそう。誤解されたまま変に持ち上げられて「増やすんだからいいんじゃないか」と密漁の口実に使われたりしたら最悪だな。
  • @yizumori こっそり変なところに放流されなかっただけ、ましというか…。
  • ミヤコタナゴは「手つかずの自然」に帰ってくるとかいうタイプとはむしろ逆だし、人との距離が近かった生き物の保全は産業とかライフスタイルとかに関わってくる(関わらないのなら別途コストが必要)ので、そういう理解の連鎖に繋げられたらいいんだけど。
  • んで、ミヤコタナゴどころじゃない、アユモドキだよ、亀岡のスタジアム計画。あれは種の保存法や文化財保護法に引っかからんのかね。そっちへつなごうよ、話を。
  • ミヤコタナゴのおっさんの話。許可とって研究してた研究室が繁殖しすぎちゃって処遇に困ってたのを思い出した。水槽にイワシのようにごっちゃり。こうなるとありがたみもないよねw 勝手に放流や譲渡するわけにもいかないし、ましてや殺しちゃうわけにもいかないし… 戻す環境がないのが問題。
  • ミヤコタナゴの違法繁殖、増やすこと自体大した事じゃないってツイートはあんまり広まらないね https://t.co/fOgDHw93mE 実際どうなんだろ
  • ミヤコタナゴの繁殖についてざっとググってみたけど人工繁殖についてはそれほど難しくなさそうだが。問題は自然繁殖ということか。
  • 日淡会に普段の約5倍アクセスがあると思ったら、ミヤコタナゴのニュースか。 昔に当事者から聞いたけど、イタセンパラが増え過ぎて、某水族館に引き取ってと言ったら、水族館と警察が一緒に来て、色々と事情を聴かれ、イタセンパラを水族館が引き取って、お咎め無しだったそうです。
  • ミヤコタナゴでわかるように、単に数を増やすだけなら誰でも出来る。生息地を保全し、以前のような親しい存在にすることが重要。本来、種の保存法とは、種及び生息域を守る法律であるから、地球上で唯一の遊泳型ドジョウ東限である亀岡のアユモドキ生息地を脅かすことは、十分法の適用範囲であるはず。
  • ミヤコタナゴが繁殖困難という話は記者の妄想。ツシマヤマネコの件から連想して思い込んでるんでしょう。
  • タナゴの繁殖は難しいと思っていたけど、28匹が千匹ってミヤコタナゴも二枚貝が繁殖に関わってるんでしょう?
  • ミヤコタナゴでもアユモドキでもなんでもそうだけど、人工の環境下で養殖してると、どうしても血が濃くなって遺伝的多様性がなくなる。絶対数が少ないので天然個体の導入も難しい。
    そんな個体を放流して「環境保護」と謳うことには疑問を感じる。
    やっぱり生息環境そのものを守ることが先決だわなぁ
  • というか代替医療/ニセ科学批判クラスタでもわかってない人が結構いる模様…orz
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コメント

  • この思い込みには俺も引っかかってたので反省。先入観の力ってすごいな。
  • ニホンウナギの完全養殖したら増えすぎたので引き取ってほしい
  • 絶滅危惧種だけど飼育下繁殖は簡単というのも、逆に普通種だけど飼うのは難しいというのもよくある話
  • そもそも、人間による乱獲以外にある種が絶滅の危機に陥ることって、『生息に適した環境が失われる』しかないよね、・・・っていう。それすら、多くは人間のせいだったり。
  • こういうニュースでいつも引っかかるのは「無許可で飼育していたとしても――」等の表現。実際悪いことしてるのは変わりないじゃないかって
  • こういう、か弱い生き物も生きていられる環境って、人間にも(生物学的に)優しいはずなんだけど。文化を取るか自然を取るかの、バランス加減匙加減次第ってところか。
  • 自分も最初引っかかったけど、調べたらすぐに繁殖は容易ってのはすぐに分かったし、論文もすぐに見つかった。そこで論じられてたのも繁殖方法ではなく、遺伝子異常をどうするか?になってる。http://goo.gl/ZJkIMH
  • 今見てみたけど、亀岡の玉ころがし場は、泥縄的に決まってるみたいね。ことごとく裏目に出たから京都府としてはどうしても誘致して既成事実を作っておきたい感じかな?http://goo.gl/h9hGJX
  • 種の保全に関する周知が全くできていないという状況の反映。NHK教育の生物や環境に関する番組では、前世紀から割と丁寧に説明していたので、子供達の方が遥かに意識が高かったりする。
  • 以前、埼玉東部の古利根や元荒川水系にはマタナゴやオカメタナゴがたくさんいた。それがヤマベ等と共に姿を消してからもう30年以上は経つのだろうか?ブラックバス・ブルーギル・アメリカナマズ等の外来種とコンクリート水路が「小鮒釣りし彼の川」を過去の物にしたのか?
  • そういえば昔は「ヒガイ」なんて淡水魚もいた。これはカラス貝に産卵する魚で、ミヤコタナゴとの近親性を思わせる。ウチの近所には外来魚のいない周囲の水系から孤立した小さな池や沼もあり、そういう所で釣りをすると旧き佳き昔の淡水魚に出会える。ブルーギルしかいない水面には猛禽もカイツブリやっては来ない。
  • まとめを更新しました。理解が得られていないことを嘆くツイートを冒頭に置いた結果、なんか「こんなの知らなくて当然だろ、うぜえ」みたいな反応も見られたので、主に古い方を発掘して追加。
  • 仮に繁殖法が画期的だったとしても、これでOKにしちゃったら「んじゃ俺も絶滅危惧種を飼育して増やそう」とか言い始めて結果的に絶滅危惧種の乱獲が始まりかねないんだから、罰して当然。何故か法律だけは、ミクロで見すぎて他人への影響とかマクロで見れないって人が多すぎるねぇ。
  • 故トキさんがちょっと通りますよ。
  • この増えたタナゴは水族館のような閉じた環境に入れて置くしかないのかな。
  • メダカの放流でも、似たような話が最近出たような
  • 家の近所は多摩川なんだけど、子供の時はクチボソが1時間で200匹は釣れた。もっと後になるとヤマベが釣れたりと面白かったけど、竿を納めて3年後にはデカイ鯉しかいなかった。鮎が登ってくるのが自慢だったんだけど細かい魚は結構消えてる。
  • やっぱりブルーギルのせいかなぁ?
  • 書類送検に引っかかっている方もおいでなので、オススメに「ふかもふさんの七夕の願い事  ~「書類送検」の意味~」を登録。併せて、その補足 http://d.hatena.ne.jp/fuka_fuka/20130705/p1 もどうぞ。 これを書いててくれたふかもふさんと、教えてくれたむいみさんに感謝^^
  • 面白いまとめでした。勉強になった。
  • 物知らずが無知を指摘されてウゼエとかw 物を知らないんじゃなくて愚かなんですってかw
  • やはり自然に優しくないのは人間そのものなのかね…
  • 「問題はそのタナゴや貝が生きられる自然環境がないこと」ってことのほうが大事って件、その理由として環境破壊や特定外来種で日本国内は悪化しているという話ですね。
  • そういえばミドリガメの輸入も禁止になるんですよね。参考までに http://kyushu.yomiuri.co.jp/nature/animalia/20140110-OYS8T00315.htm
  • そもそもMSN産経は、記者をもっときちんと生育させるべき。バグを虫食いと書いたりとか。→http://togetter.com/li/616956
  • いつかビオトープ作りたいと思ってる身としては、希少種と言われる生き物は「数」を増やせばいいわけではなくて、まずその生き物が住める「環境」を作り維持していくことが大事なんだな、と改めて考えさせられたニュースでした…。
  • 「天然記念物=繁殖困難」って固定概念が邪魔をする!
  • 続報というか背景を解説する記事が毎日に出ていました。/天然記念物:ミヤコタナゴ 「幻の魚化」阻止目指す(毎日新聞 2014年01月23日) http://mainichi.jp/select/news/20140124k0000m040037000c.html
  • 最後の「どうやって増やしたのか知りたい」でカン違いした人も多かったのでは?コメントした文化庁の職員とやらも飼育下では容易に繁殖させられることを知らなかったのか、はたまたその部分はサンケイの捏造だったか・・・どっちだろうw
  • 間違えた固定観念だ