【ラブライブ！２期】４話感想まとめ。―訣別ではなく、過去の自分を抱きしめて
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momorin_cloverZ
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momorin
@momorin_cloverZ
１期６話以降、にこは自身をネタ化して振る舞うことで、抱える暗い過去を無効化し笑い飛ばしてきました。しかし今回は深刻さを拭えない。なぜなら、にこのついてきた嘘が、これまでの９人のμ'sを否定しかねないものだからです。#lovelive http://t.co/c2NQe3PSi8
2014-05-03 22:09:03
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みんなの前で、素直になることを拒絶する
momorin
@momorin_cloverZ
穂乃果がショックなのは、μ'sがバックダンサーとして貶められたことよりも、にこが嘘の理由を素直に語ってくれないこと。にこは必死にごまかそうとしています。まるで、絶対に開けてはいけないパンドラの箱の蓋を守るかのように。#lovelive http://t.co/NkZhaA17qp
2014-05-03 22:13:39
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momorin
@momorin_cloverZ
にこはようやく重い口を開きます。「元からよ」「家では元からそういうことになってるの」。語るのはそれだけ。仲間にこれだけ攻め寄られてもなお素直には語らない。仲間では超えられないプライベートな心の壁がそこにはありました。#lovelive http://t.co/6PS1Sb30Jq
2014-05-03 22:20:47
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momorin
@momorin_cloverZ
にこは「別に私の家で私がどう言おうが勝手でしょ」と語ります。これもひとつの正論。これまでμ'sの活動に支障はなかったし、メンバーが無理矢理プライベートなことに触れる理由もない。しかしそれはショッキングな仲間の姿です。#lovelive http://t.co/HRpvBVR6YZ
2014-05-03 22:24:20
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momorin
@momorin_cloverZ
「お願い。今日は帰って。」とメンバーを突き返すにこは、穂乃果たちと目を合わせようとしません。表情を見せてしまったら、きっとまた素直にさせられてしまう。それを全力で拒絶しています。メンバーは悲しみの表情を浮かべます。#lovelive http://t.co/2topENq6fQ
2014-05-03 22:29:11
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「本当にアイドルでいたかったんだよ」
momorin
@momorin_cloverZ
にこの口から真実を語ってもらえなかった８人。にこの家にまで押しかけて、それまでにこが隠し通してきたプライベートな部分を覗いてしまった。開いてしまったパンドラの箱は、もう元には戻せません。それはにこにとっても同じです。#lovelive http://t.co/AF2TzpnQen
2014-05-03 22:34:48
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momorin
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希がにこの過去を語り始めます。にこがアイドルになった１年生のあの日から、家ではずっとスーパーアイドルのままだった。ダメになったときに、ダメになったとは言い出せなかった。貫き通されてきた嘘の理由が紐解かれていきます。#lovelive http://t.co/y3jTRH2N5G
2014-05-03 22:39:21
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momorin
@momorin_cloverZ
真姫は「にこちゃんどんだけプライド高いのよ？」と語り、凛は「真姫ちゃんと同じだね！」と茶化します。確かに真姫と同じならば、プライドが高いだけかもしれません。しかし、この後花陽が指摘するように、にこと真姫は違います。#lovelive http://t.co/lasqhYebUl
2014-05-03 22:42:42
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momorin
@momorin_cloverZ
花陽は語ります。「でもプライド高いだけなのかな？」「アイドルにすごい憧れてたんじゃないかな？ 本当にアイドルでいたかったんだよ」。にこと同じく、本気でアイドルという存在そのものに憧れる花陽にしか共感し得ない想いです。#lovelive http://t.co/HM8WPyMlWR
2014-05-03 22:45:43
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スーパーアイドルであろうとする本気の覚悟
momorin
@momorin_cloverZ
何故にこは妹たちに「ダメになった」と言えなかったのか。それは、スーパーアイドルにこに憧れ、期待し、応援してくれる一番のファンになってしまっていたからでしょう。そんな純粋な想いの妹たちを、裏切りたくなかったのでしょう。#lovelive http://t.co/oDVPIvhFn0
2014-05-03 22:49:10
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momorin
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妹たちを、一番のファンを裏切りたくない。それは、姉として、そしてスーパーアイドルとしての本気の覚悟に他なりません。だから、客が少なくても仲間がいなくなっても、アイドルであり続けようとした。本当にアイドルでいたかった。#lovelive http://t.co/MARihhXMbz
2014-05-03 22:53:42
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momorin
@momorin_cloverZ
にこの過去の姿には、本気でアイドルに憧れることのリスクが見えます。一度夢に駆け出してしまったら、もう後戻りはできない。たとえどんなに辛いことがあっても、到底叶えられない夢であっても。そこには本気の覚悟がありました。#lovelive http://t.co/AE5Z0DYKrE
2014-05-03 22:58:24
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momorin
@momorin_cloverZ
１年生のにこがアイドルを結成したときは５人いたはず。その別れを経験した相手は、同じクラスにいるのかもしれない。そんな高校生活をずっと送ってきた。その辛さを抱えてもなおにこは、アイドルへの覚悟の灯を消しませんでした。#lovelive http://t.co/1kRF5XF8I7
2014-05-03 23:03:08
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妹たちは、矢澤にこの「分身」である？
momorin
@momorin_cloverZ
アイドルへの本気の覚悟を曲げずにいられたのは、一番のファンである妹たちがいたから。そんな妹たちの存在について、ひとつの暗示を指摘してみたいと思います。それは、妹たちとは、スーパーアイドルにこの存在を信じ憧れ続けるにこ自身の「分身」なのではないか、ということです。#lovelive
2014-05-03 23:06:18
momorin
@momorin_cloverZ
妹たち３人のCVを徳井青空さんがすべて務めていることが象徴するように、妹たちの姿は、スーパーアイドルにこの存在を疑わずに、純粋な目で信じ憧れている、にこ自身の本気の眼差しを投影した存在なのではないか、と感じたのです。#lovelive http://t.co/8GVxk6LjVQ
2014-05-03 23:10:31
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momorin
@momorin_cloverZ
スクールアイドルμ'sの一員となり、すっかり過去への執念は雪解けしたかに見えました。しかし、スーパーアイドルへの本気の覚悟は、メンバーが決して触れることのなかった家庭の中に、妹たちの眼差しとなって残っていたわけです。#lovelive http://t.co/CH7OcFsRH0
2014-05-03 23:16:04
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momorin
@momorin_cloverZ
「分身」としての妹たちは、にこの内面のあらゆる側面を投影していると感じました。例えば、μ'sやにこ自身をボコボコに叩く虎太郎や、μ'sから逃げるにこを留めさせるココア。にこ自身では表に出せない想いの投影だと思います。#lovelive http://t.co/w4zD2yBj3B
2014-05-03 23:21:52
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いまとは違ういまを望んでしまうこと（＝いまを否定すること）
momorin
@momorin_cloverZ
にこの過去、貫いてきた嘘の背景にあったあまりにも壮大で残酷な本気の覚悟を受けて、絵里もまた過去を振り返ります。アイドルに興味がなかったあの頃。μ'sに出逢う前に、絵里がにこに声を掛けることなど有り得ませんでした。#lovelive http://t.co/tOXm3jsOlg
2014-05-03 23:29:12
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momorin
@momorin_cloverZ
それでも絵里は「あのとき話しかけていれば…」と後悔してしまいます。過去の自分の選択を後悔し、別の可能性を望むこと。それは、いまとは違ういまを望むこと。いまを否定することです。スクールアイドルにとって、それは絶望です。#lovelive http://t.co/ptdGh4OiwA
2014-05-03 23:32:28
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momorin
@momorin_cloverZ
いまを否定することは、いま生きる（Live）ことを全力で愛する（Love）存在であるスクールアイドルμ'sを否定すること。やり直しのきかない青春の一回性を肯定できなければ、スクールアイドルの物語は終わってしまいます。#lovelive http://t.co/m3vdCWWMOk
2014-05-03 23:38:33
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