電書「黄金町クロニクル」の感想まとめ
「おしゃれな港町」として人気が高い横浜。観光地として知られる桜木町から15分程度歩いた場所が「初黄日ノ出町」地区(黄金町と日ノ出町)である。
京急線の高架下、黄金町駅から日ノ出町駅に至る500mほどの一帯は暗黒街として知る人ぞ知る場所だった。ここで2005年に一斉取り締まりが行われるまで、60年以上にわたって大規模な売春行為が行われていた。また終戦から昭和30年代後半に至るまで、麻薬街としても有名だった。
いくつかの映画や小説の舞台として取り上げられてはいるものの、決して知名度が高いとは言えなかった黄金町界隈。
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バーバラ
@milbb100
「アートは地域を変えたか:越後妻有大地の芸術祭の13年」と「黄金町クロニクル」読了。土地柄がアートで都合よく変わるなんて思うな。でも"よそ者・若者・馬鹿者"がやって来るのは何かのチャンス。
2014-09-05 00:59:34
コンタ
@lifeitaintfunky
「黄金町クロニクル」(檀原照和、スタジオ天神橋)。色街としての過去からアートによる街作りの現在まで、ノスタルジアでもエキゾチシズムでもない生きた黄金町の歴史。amzn.to/1q4tCdQ
2014-09-06 16:35:39
コンタ
@lifeitaintfunky
ばらばらな文章の寄せ集めの印象が残るのが少し残念だけど、街の居住者への共感と権力に対する厳しい視線が、近年盛んなジェントリフィケーションに対する批判的な思考を生み出していると思う。
2014-09-06 16:36:22