ドキュメンタリー映画「A2-B-C」をめぐって

「A2-B-C」(公式サイトhttp://bit.ly/1lZc7cR )は日本在住13年の米国人監督が東日本大震災と原発事故後の福島県伊達市で2012年9月-2013年1月に撮影したドキュメンタリー映画。 タイトルは福島県民健康調査の一環として行われているこどもの甲状腺検査の4段階の判定結果からとられています。 A1 結節又はのう胞を認めなかったもの。 A2 結節(5.0mm以下)又はのう胞(20.0mm以下)。 B 結節(5.1mm以上)又はのう胞(20.1mm以上)。A2の判定内容でも二次検査を要すると判断した場合はB判定。 続きを読む
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まとめ 甲状腺検査の結果を読むために考えたこと、調べたこといろいろ(その3) 福島県の県民健康管理調査の一環として行われているこどもの甲状腺検査の第3回集計結果(2012年11月1日現在、2012年11月18日公表)http://t.co/ClISkhJL を対象地域の違いがわかるよう再集計して地域間で比較しました。 平成23年度検査分:田村市、南相馬市、伊達市、川俣町、広野町、楢葉町、富岡町、川内村、大熊町、双葉町、浪江町、葛尾村、飯舘村 平成24年5-8月検査分:福島市 平成24年9月検査分:二本松市・本宮市・大玉村 嚢胞、結節とも検出率に地域差はありませんでした。 9116 pv 111 1 user 10

その後2015年3月14日になって、監督ブログに突然「配給会社の都合により、映画「A2-B-C」の上映を中止せざるを得なくなった」という記事http://bit.ly/1L2gePo が出て、3月23日には上映委員会解散のお知らせhttp://bit.ly/1PjtTHA が出るという急展開に。
さらに5月12日には監督が外国特派員協会で映画の試写と記者会見を行います。

本田孝義 『ずぶぬれて犬ころ』→新作準備中 @hontaka1229

『A2-B-C』のイアン・トーマス・アッシュ監督の、昨日の外国特派員協会での記者会見をまとめたものを読むと、急に上映委員会が上映を止めたのは、出演者の中に中核派の人がいることがわかり、上映委員会がそのことを問題視したため、とのこと。また中核派系の団体が上映会を開いていたとのこと。

2015-05-13 09:59:40

問題のTogetterまとめは「2015.5.12開催【ドキュメンタリー映画「A2-B-C」のイアン・トーマス・アッシュ監督記者会見 at 日本外国特派員協会】」http://togetter.com/li/820491 といいます。
「出演者の中に中核派の人がいる」とは、中核派が設立に資金を出したとされる「ふくしま共同診療所」(http://www.fukushimacollaborativeclinic.jp )が映画の中に登場することをさします。また「中核派系の団体が上映会を開いていた」とは、「すべての原発今すぐなくそう!全国会議」=NAZEN(http://nazen.info )のことです。NAZENはホームページでふくしま共同診療所開設のための資金を集めており(http://nazen.info/index.php?p=sinryojo.html )、またNAZENの呼びかけ人(http://nazen.info/index.php?d=yobikake )の一人は全学連の前委員長です。

本田孝義 『ずぶぬれて犬ころ』→新作準備中 @hontaka1229

この『A2-B-C』の話はなんとも不可解。出演者の党派などは撮影時にわざわざ尋ねないし。ただ、上映委員会としては、映画が政治利用されることを懸念したのだと思うが、上映団体がどういう団体であるかも、通常はなかなか分からない。いずれにせよ、同作は今後、監督が上映していくとのこと。

2015-05-13 10:04:32
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