ドキュメンタリー映画「A2-B-C」をめぐって
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その後2015年3月14日になって、監督ブログに突然「配給会社の都合により、映画「A2-B-C」の上映を中止せざるを得なくなった」という記事http://bit.ly/1L2gePo が出て、3月23日には上映委員会解散のお知らせhttp://bit.ly/1PjtTHA が出るという急展開に。
さらに5月12日には監督が外国特派員協会で映画の試写と記者会見を行います。
『A2-B-C』のイアン・トーマス・アッシュ監督の、昨日の外国特派員協会での記者会見をまとめたものを読むと、急に上映委員会が上映を止めたのは、出演者の中に中核派の人がいることがわかり、上映委員会がそのことを問題視したため、とのこと。また中核派系の団体が上映会を開いていたとのこと。
2015-05-13 09:59:40問題のTogetterまとめは「2015.5.12開催【ドキュメンタリー映画「A2-B-C」のイアン・トーマス・アッシュ監督記者会見 at 日本外国特派員協会】」http://togetter.com/li/820491 といいます。
「出演者の中に中核派の人がいる」とは、中核派が設立に資金を出したとされる「ふくしま共同診療所」(http://www.fukushimacollaborativeclinic.jp )が映画の中に登場することをさします。また「中核派系の団体が上映会を開いていた」とは、「すべての原発今すぐなくそう!全国会議」=NAZEN(http://nazen.info )のことです。NAZENはホームページでふくしま共同診療所開設のための資金を集めており(http://nazen.info/index.php?p=sinryojo.html )、またNAZENの呼びかけ人(http://nazen.info/index.php?d=yobikake )の一人は全学連の前委員長です。
この『A2-B-C』の話はなんとも不可解。出演者の党派などは撮影時にわざわざ尋ねないし。ただ、上映委員会としては、映画が政治利用されることを懸念したのだと思うが、上映団体がどういう団体であるかも、通常はなかなか分からない。いずれにせよ、同作は今後、監督が上映していくとのこと。
2015-05-13 10:04:32