エコラン初心者～中堅チーム向け　リム・タイヤ講座

そもそもエコランのタイヤは700・27インチというサイズの競輪やロード用チューブラタイヤが主力だったのですが…

ヒステリシス…ギリシャ語で「不足・不備」
「加える力を最初の状態と同じに戻しても状態が完全には戻らないこと」受け売りですが、
「輪ゴムを引っ張って離したら勢い良くゴムが効いて戻るけど、合成ゴム(ママチャリチューブ)は
引っ張っても戻らない。それは引っ張ったエネルギーが熱になるから。この熱になることをヒステリシスロスと言います」
タイヤが転がるのは「接地面で潰されて戻って」の繰り返しですが、そこでヒステリシスロスが発生します
(このあたりはF1のタイヤウォーマーや熱ダレの話でもあります)

…今回話題にはなりませんでしたが、タイヤ・チューブのゴム自体でヒステリシスロスを減らせます。
ラテックス(天然ゴム)≒ウレタン＞＞＞ブチル(合成ゴム)チューブで転がりが良いです(値段も)
(http://www.fc-design.jp/fancycarol/tec/test/roll_15.htmこの差をどのように捉えるか)
転がり抵抗は走行中、常にかかるのでそれに関すパーツはケチるべきではないです。あと空気圧の管理もお忘れなく

残り(1割？)はベアリングといった軸周りの抵抗です

後日、チューブに関するやり取りがありました

ホイールバランス…https://www.youtube.com/watch?v=c5aG-iquk0E
センターピボットステアリング車のホイールバランス取れてないと、
雨の日のスタートでハンドルが左右に強振し楽しいことになります(身内)

ちょっと脱線しバルブについて　Wikiでも参照しながら…

米式と言うのは考え方ですが、英式がないのは確かです
(例えばママチャリパンクの原因のかなりは虫ゴムだったり
高圧に不利だったりタイヤゲージが使えなかったり競技向けに適したバルブとは程遠いです)

パナのウレタン…
http://www4.osk.3web.ne.jp/~ashida/tgmy_EcoRun_Tire_Tube_Lim.html

あとはラテックスの改造ですが、…ラテックス　エコランとでも調べてみて下さい