電子音楽in-JAPANの田中雄二さんを囲む会
これから某所で電子音楽 in Japan 田中雄二さんのお話&秘蔵音源を聞くイベント。今のBGMはHumpe HumpeのYama-Ha。自動車メーカーの名前を連呼する曲ww
2010-02-26 19:15:41田中:電子音楽 in Japanではこれまでの歴史を解説する本とは違い、白紙を埋めるような事を意識した。以後数冊出版しており、最新は加藤和彦さんの本。
2010-02-26 19:22:30田中:初期は電子音楽前史。この手のものはフランスで始まる。最初の曲:Jazz Et Jazz by Andre Hodeir。続いてUSで Will You Still Be Mine? by Dean Elliot And His Swinging。もとはCartoon音楽。
2010-02-26 19:28:57視聴:Veteran Car by P. Willsher & K.Chesher。実際はテープを物理的に切って貼るようなものだろう。
2010-02-26 19:29:57続いて電子楽器。 トゥランガリーラ交響曲に続いてロシアからテルミン登場。機械が複雑ではないので量産効果があったが、演奏が難しい点、絶対音感がないと難しい等癖もあった。
2010-02-26 19:32:22視聴:I Dream Of A Past Love by Dr. Samuel .J. Hoffman そして、Tzigane(Gypsy) by Dr. Samuel J. Hoffman。昔はテルミンを自作する事もあった。テルミンの時代は結構定番として使われた。
2010-02-26 19:34:37そしてシンセサイザー。視聴:Elektronische Tanzsuite by Oskar Sala。続いてイタリアのBone Dry by John Eaton And his syn-ket。ロシアのIntermezzo by Stanislav Kreitchi
2010-02-26 19:37:10カナダ Dripsody: An Etude for Variable Speed Recorder by Hugh Le Caine視聴中。この方がのちのメロトロンのようなものも開発していた。
2010-02-26 19:38:36続いて電子音楽。篠崎氏から十二音技法の解説。初期の電子音楽はシュトックハウゼンが作った曲を演奏しても楽しくなかった。電子楽器ならばその世界を実現出来る、と言う作曲者の怨念のようなものだった。
2010-02-26 19:43:15田中:ゲルマン民族かフランスの違いで電子音楽とMusique Concreteの違いに現れている。仏ではMusique Concreteの中に電子音楽が位置づけられている。
2010-02-26 19:46:51視聴:習作1 by Karlheinz Stockhausen 。抽象的な音。日本でも学生闘争の当時、草月ホールでこういう音のテープを聴く集会も行われていた。
2010-02-26 19:50:07続いてMoMAのコンサート。Wireless Fantasy by Vladimir Ussachevskyと Incantation by Otto Luening and Vladimir Ussachevsky。総称してTape Recorder Musicと呼ぶようです。
2010-02-26 19:55:11視聴:Ensemble For Synthesizer by Milton Babbitt。テープではなくプログラミングの曲。
2010-02-26 19:57:32田中:トランジスタに関してはUSが圧倒的イニシアチブを持っていた。アポロ計画の影響でトランジスタが安価だったことが背景。
2010-02-26 19:57:41視聴:Come Out by Steve Reich。ひたすらタイトルを連呼する曲。かなり暴力的な曲。会場、若干苦笑w。Minimal Music。他にTerry Rileyが有名(Bird of Paradise視聴中)。
2010-02-26 20:00:05NYはHip、John Cageは独自路線、西海岸はJon Appleton。Chef D;Euvreを視聴。この時代は設計したものをrealizeする点に拘りがあったらしい。
2010-02-26 20:03:39