電子音楽in-JAPANの田中雄二さんを囲む会
田中:続いてオランダ。ユトレヒト大学前がフィリップス研究所でそこで電子音楽が生まれた。最初はポップスから始まる珍しい例。Whirling by Tom Dissevelt視聴。
2010-02-26 20:06:51田中:いきなりイギリスへ飛びBBC Radiophonic Music。規制でテレビで市販の音をかけられなかったので、曲で自作していた。たぶんビートルズもこの音の影響を受けていたのではないか?
2010-02-26 20:09:23そしてWaltz for Orbit by Ray Cathode(George Martin /Maddalena Fagandini)を視聴。 Geoge Martinはビートルズのプロデューサー。
2010-02-26 20:10:08休憩中。でもBBCの説明ビデオを上映中w。トイレ行けない。ホントにテープで回してる。ひとりで4台位を操作する職人技!youtubeで一部は見られるらしいです。
2010-02-26 20:12:56第2部開始。日本の電子音楽。もともとブルジョワ層の作曲家から始まった。黛敏郎、諸井誠、武満徹を視聴中。武満さんの「水の曲」はコーネリアスに通づるものがあるかも。
2010-02-26 20:23:21これら日本の電子音楽の初期にはNHK電子音楽スタジオの影響が大きい。「電子音のためのインプロビゼーション」、「プロジェクション・エセムプラスティック」(湯浅)視聴中。
2010-02-26 20:25:46視聴:わたしは作曲家 by 冨田勲+うつみ宮土理。なぜかシンセの解説から入っている。他にもイエスタデイ、アラベスク第1番を視聴中。冨田氏はNHK電子音楽スタジオを毛嫌いしていたらしい。
2010-02-26 20:35:19つづいて映画音楽に使われたケース。ヒッチコックのSpellbound by Miklas Rozsa、地球の静止する日のPrelude by Bernard Hermann等オーケストラに混ぜるケースを視聴中。
2010-02-26 20:39:57Moogが登場した事で状況がかなり変わった。最初にMoogを買った人はモンキーズで1曲だけ使ったらしい。ミック・ジャガーも買ったがストーンズでは使わず、Jack Nitzescheに使ってもらったらしい。
2010-02-26 20:44:26視聴:Orange Light by Carmine Coppola。地獄の黙示録の曲。もともと冨田勲氏がやる予定で現場入りしたらしい。
2010-02-26 20:45:59田中:第2部の最後は万博の話。電子音楽の初期は、独も仏もポンピドーセンターのような場所で、所謂、国の支援で成り立っていた。日本もほとんどがNHKのスタジオで作られていた。
2010-02-26 20:52:01田中:日本ではオリンピックにも電子音楽が使われ、更にその後の大阪万博では各パビリオンで名立たる方々の電子音楽が使われていた。会場では各放送局のフォノシートを視聴中。
2010-02-26 20:56:58田中:本当はNHKにはもっといっぱいソノシートが残っているはずだが、聞けば残っていないと言う事になっている。今回紹介しているのは本当にごく一部です。NHKは是非とも電子音楽の歴史をまとめる作業をやった方が良いと思う。ご高齢の方も多いので急務ではなかろうか?
2010-02-26 21:10:27ラジオジングルの制作会社はなぜかUSのダラスに密集しているらしい。J-waveも同じくダラス。Jam Production / Classic JAMを視聴中。確かに聴けばすぐにラジオのジングルとわかる感じw。
2010-02-26 21:12:52