紅鎮守府日記 コンゴウ・バンケッド編

SS、コンゴウ・バンケッドのまとめ
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戦争さん @RAKUNYA

「……What? 」 「ん……? 」 ギギギ……と、油の切れたブリキのおもちゃのような動きで胸を張ったまま提督を見るという器用なマネをこなす金剛と、それをきょとんとした顔で見つめる提督。 「……あの、えっと……提督、他になにかないノ? 」 #紅鎮守府日記

2014-07-19 00:34:30
戦争さん @RAKUNYA

「そうデース! 響に続いて私もとうとうキマーシタ!! 」 胸を張って言う金剛。 「……ん、まあおめでとう。これからも期待しているぞ」 そしてそのまま凍り付く金剛。 #紅鎮守府日記

2014-07-19 00:34:06
戦争さん @RAKUNYA

そう言って指さしたタブレットの画面にはこれまでに経験した戦闘における経験が数値化された部分。 いわゆる練度などを表すそれは98を示し、さらに次の練度到達まで残り1000を切っていた。 「ああ、もうすぐ最高練度なのか」 #紅鎮守府日記

2014-07-19 00:33:33
戦争さん @RAKUNYA

「Yes! ハンサムはいつでも万全の体制で……ってNoooo!!! 」 いわゆるどや顔でキメた後、頭を抱えて大きくのけぞって天を仰ぐと、今度は提督へと歩み寄ってくる金剛。リアクションが大変激しい。 「見て欲しいのはココ!! This one!!」 #紅鎮守府日記

2014-07-19 00:32:44
戦争さん @RAKUNYA

艦娘たちを管理するため、各艦娘の体調はナノマシンによって計測され、それまでのパターンから分析した内容をさらに数値化したものが提督へと送られる。 「……特に不調はないな。むしろ絶好調なくらいだ。いい体調管理をしているな」 #紅鎮守府日記

2014-07-19 00:32:00
戦争さん @RAKUNYA

「……なにをわけのわからんことを」 「提督はにぶいデスネ……私のパラメーターを見てくだサーイ」 「ん……? 」 言われた通りにタブレットを用いて金剛のパラメーターを確認する。 #紅鎮守府日記

2014-07-19 00:31:22
戦争さん @RAKUNYA

「……それで、朝からなんの用だ? 今日の演習編成はもう組んであったはずだが……」 手元のタブレットを使って自分の指示に不足がないか探す提督。落ち度は今日もない。 「oh、その考えはYesでありNo! ネ!! 」 ちっちっち、とオーバーなリアクションをする金剛。 #紅鎮守府日記

2014-07-19 00:30:44
戦争さん @RAKUNYA

「ヘーイ提督ぅ!! Good mornig!! 」 早朝の提督棟執務室。 その扉を蹴破るようにして入ってきた金剛。 「あ、あぁ、おはよう」 「おはよう、金剛さん」 執務室にいたのはこの紅鎮守府の提督と、秘書艦の響。 #紅鎮守府日記

2014-07-19 00:30:07
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