【横山光輝「三国志」講座36「荊州攻略」】

横山光輝「三国志」を一話ずつ解説しようというコーナー。 今回は第36話「荊州攻略」の巻。 ※解説はbotさんの個人的見解です。
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横山光輝「三国志」武将かるた_bot @yms_karuta

【横山光輝「三国志」講座36「荊州攻略」01】 横三講座のお時間でございます。今回は「荊州攻略」の巻。ちなみに「けい」の字はほんとは草冠が左の方にある字ですが、機種依存文字なので、「荊州」と表現させていただきます。悪しからず。孫堅の出陣の回です。

2014-11-25 16:28:52
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【横山光輝「三国志」講座36「荊州攻略」02】 孫堅は出陣の準備を終えると、揚子江に出て、敵のトウ城に向かいます。その数およそ500余艘の船。一艘辺りの定員が何人かわかりませんが、一説には90名くらいだといいますから、ざっと4万5千の軍団ということになりますか。

2014-11-25 16:35:25
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【横山光輝「三国志」講座36「荊州攻略」03】 一方、劉表は、孫堅の出陣を知り、急いで防衛準備に入ります。その第一線の大将が、江夏城の城主、黄祖(こうそ)でした。孫堅の軍船が見えた江夏城の兵は、急ぎ銅鑼を鳴らして合図。しかし、大将の黄祖は慌てずに、悠然と指揮を取ります。

2014-11-25 16:38:00
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【横山光輝「三国志」講座36「荊州攻略」04】 矢が届くところまで引きつけてから、一斉に大量の矢を放つ作戦です。孫堅も打ち返すように命じます。ここに、孫堅の戦いが開幕。お互い犠牲を払いますが、孫堅は上陸を強行させます。しかし、黄祖も負けずにさらに矢を打ち込ませます。

2014-11-25 16:40:21
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【横山光輝「三国志」講座36「荊州攻略」05】 お互いが射ち合っている間に上陸するのはかなり無謀でして、第1回の上陸作戦はあえなく失敗。孫堅は中止命令を出して、いったん後退します。 夜になり、作戦会議が開かれますが、孫堅は別な作戦を行うことを指示します。

2014-11-25 16:42:38
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【横山光輝「三国志」講座36「荊州攻略」06】 小舟に篝火を焚かせ、船には船頭だけ乗せて行くように指示します。敵に夜襲と見せかけ、矢を使わせくたびれさせるというのを、毎夜繰り返させるというのです。迎える黄祖の軍は、夜襲のたびに対応をしなければいけません。

2014-11-25 16:45:06
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【横山光輝「三国志」講座36「荊州攻略」07】 誰もいない船に向かって矢を放つ作戦。その後、赤壁で諸葛亮孔明が矢の調達で用いた手法の原型を、孫堅がやっていたというのは皮肉なもので。孫策あたりからこの作戦のことは周瑜には伝わっていると思いますが。

2014-11-25 16:47:08
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【横山光輝「三国志」講座36「荊州攻略」08】 少年の孫策にドヤ顔をする孫堅。一方黄祖は、夜襲の連続で少々お疲れ気味です。7日7晩過ぎた頃には、兵達の消耗も激しく、矢が尽きかけてきました。さすがにおかしいと感じた黄祖は、孫権軍の小舟が漂流しているのを拿捕し、孫堅の策を見破ります。

2014-11-25 16:49:31
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【横山光輝「三国志」講座36「荊州攻略」09】 次の夜は孫権軍の芝居を高みの見物と決め込もうとした黄祖。しかし、孫堅軍の小舟は、黄祖の陣地に近づくと、一斉に篝火を消し、小舟に待機していた兵達が一斉に上陸を開始します。こうして、孫堅軍の二度目の上陸作戦は成功します。

2014-11-25 16:51:43
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【横山光輝「三国志」講座36「荊州攻略」10】 先遣隊の上陸後、大船に乗っている本体も次々に上陸開始。黄祖は必死に迎撃を指示します。黄祖軍の武将が孫堅の本陣目指して駆けてきますが、孫策が弓を引き、見事に討ち取ります。孫策の初手柄。孫堅は全軍突っ込ませ、黄祖軍は壊滅します。

2014-11-25 16:54:46
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【横山光輝「三国志」講座36「荊州攻略」11】 こうして初戦を勝利で迎えた孫堅。果たしてこのままの勢いで、にっくき劉表を討ち取ることができるでしょうか?続きは次回のお話です。 今回はここまで。

2014-11-25 16:56:39