第3回 明日の教室東京分校 高橋俊三先生(元群馬大学教育学部教授) 「教師の話力を磨く」

■日時 平成22年12月4日(土) 13:30~17:00 ■講師 高橋俊三先生(元群馬大学教育学部教授) 続きを読む
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小池翔太@『今すぐ使えるかんたんTeams for Education』 @koike_s

高橋:今日の講演で「ことば」についてわかったことを、「量と質」で考えてほしい。指折り数えて、多ければ多いほど良いという訳でもない。「これは重要だぞ!そっか!」という指折りもあってほしい。 #askt3

2010-12-04 14:03:54
小池翔太@『今すぐ使えるかんたんTeams for Education』 @koike_s

高橋:言語コミュニケーション(Verbal Communication)とは。(以下の図を元に、「どうやったら正確に話が伝わるか」について考えています。数値を出したり、具体例で考えています。) #askt3 http://ow.ly/d/96U

2010-12-04 14:13:20
小池翔太@『今すぐ使えるかんたんTeams for Education』 @koike_s

高橋:言語コミュニケーション。「外言」と「内言」が大切。話の聞き方の指導で、どんなことが多かったか?「外言」だけだったのでは?『最後まで聞きなさい』・『黙って聞きなさい』・『顔を見て聞きなさい』など。(図を更新・以下参照) #askt3 http://ow.ly/d/96V

2010-12-04 14:16:51
小池翔太@『今すぐ使えるかんたんTeams for Education』 @koike_s

高橋:言語コミュニケーションの改善点。1.各過程の確実性・2.内言の重視・3.典型の理解(「なぜ農業が大切なのか」の考え方(話型)をパターンで。)・4.質問の奨励(図の矢印追加・「大きな風船って直径何mなの?」など)・5.話し合いの活用(図の矢印追加・話しつつ聞く) #askt3

2010-12-04 14:20:20
小池翔太@『今すぐ使えるかんたんTeams for Education』 @koike_s

高橋:言語コミュニケーションの改善点。6.視点の変換。(報告は2人以上にさせればよい。ただし、常に「掃除当番終わりました」の報告も、2人にさせ続けたら、「ボクたちを信用してよ!」となってしまう。「反対の立場(後述)」となって、1人2役になればよい。) #askt3

2010-12-04 14:23:22
小池翔太@『今すぐ使えるかんたんTeams for Education』 @koike_s

高橋:言語コミュニケーションの改善点。6.「反対の立場」とは。「聞き手」は「話し手」のことを考える。子どもにそれをさせるのは難しいが、教師が子どもの立場になることは非常に大切。つまり、『教師の話力を磨く』ことが重要な所以。(離れた場所に立つことも時には大切だが。) #askt3

2010-12-04 14:24:53
小池翔太@『今すぐ使えるかんたんTeams for Education』 @koike_s

高橋:言語コミュニケーションの改善点。「反対の立場」補足。「自転車」の視点は?輪っかが2つある。『正』反対で見ても、輪っかが2つある。しかし、いずれもハンドルの形を説明するには不向きで、上から見た方がわかりやすい。『正』反対は危ない。 #askt3

2010-12-04 14:26:38
小池翔太@『今すぐ使えるかんたんTeams for Education』 @koike_s

高橋:言語コミュニケーションに対して、『非言語コミュニケーション』がある。これも「教師の話力を磨く」改善点がある。 #askt3

2010-12-04 14:38:34
小池翔太@『今すぐ使えるかんたんTeams for Education』 @koike_s

高橋:非言語コミュニケーション:1.周辺言語(声の表情としての表現要素。「大きな風船」のときも、声の大きさで手を挙げた人もいた。)2.状況言語(話し手と聞き手との対人距離や位置関係、相互関係のタイミングなど、空間的・時間的背景となる表現要素。) #askt3

2010-12-04 14:41:43
小池翔太@『今すぐ使えるかんたんTeams for Education』 @koike_s

高橋:非言語コミュニケーション:2.状況言語…「6・6討議」というものがある。大きな集団を6人程度のグループに分け、6分程度の話し合いをするもの。グループ学習と討議学習を組み合わせたもので、全員の主体的参加が目標。これも『教師の話力』に通じる。 #askt3

2010-12-04 14:49:32
小池翔太@『今すぐ使えるかんたんTeams for Education』 @koike_s

高橋:非言語コミュニケーション:3.身体言語(まなざしが大切だが、中でも相互注視・アイコンタクトが重要。その他、話し手・聞き手の表情,姿勢などの身体的な表現要素がある。) #askt3

2010-12-04 14:51:40
小池翔太@『今すぐ使えるかんたんTeams for Education』 @koike_s

高橋:非言語コミュニケーション:4.物品言語(話し手の示す実物、写真、模型、グラフなど、資料が示す表現要素。Show and Tellという、低学年における、「私の好きな本はこれです。…」・Presentaionなど。総合的な学習の時間などで、近年研究は進んでいる) #askt3

2010-12-04 14:53:20
小池翔太@『今すぐ使えるかんたんTeams for Education』 @koike_s

高橋:非言語コミュニケーション:5.沈黙の言語(表面的なコミュニケーション「0」の状況,習慣・思考などの文化的背景。ケータイが危ないと言われるのは、沈黙でいられないからでは。また、教師が沈黙の状況を破り、「キミは静かでいいね、キミも…」と喋ってうるさくなることも。) #askt3

2010-12-04 14:55:48
小池翔太@『今すぐ使えるかんたんTeams for Education』 @koike_s

高橋:『話力』ということばをたびたび出しているが、これは辞書には載っていないことば。しかし、『話力』は、「話す力」ではなく「話(はなし)の力」である。「話す」だけでなく、「聞く」も大切だから。『話力=人間性×内容力×対応力』である。 #askt3

2010-12-04 14:59:55
小池翔太@『今すぐ使えるかんたんTeams for Education』 @koike_s

高橋:群馬大学教育学部の教授時代、研究室の学生に、「ウソは絶対につくな」・「わからないことはごまかさずに、『わかりません。ごめんなさい。』と言え。」と指導していた。しかし、「わかりません」は期限付きでなければならない。「午後まで待ってください」としなければならない。 #askt3

2010-12-04 15:02:51
小池翔太@『今すぐ使えるかんたんTeams for Education』 @koike_s

高橋:教育実習生として教室の前に立つとき、児童生徒と自分の距離は両手を広げて収まるような目安(更にもう一歩という時もある)で立つべし、とアドバイスしていた。しかし、ベテラン教師になると、その距離が縮まっていき、目の前に児童生徒がいても見えるような視野の広がりになる。 #askt3

2010-12-04 15:06:10
@tuukohnin969

RT @iketeppe: 第3回明日の教室東京分校、講師は高橋俊三先生です。先生からツイート実況の許可を頂きましたので、ハッシュタグ #askt3 で中継させていただきます。よろしくお願いいたします。 http://bit.ly/co58sO

2010-12-04 15:06:42
小池翔太@『今すぐ使えるかんたんTeams for Education』 @koike_s

高橋:専門性について。「国語の先生」ではまだまだ広い。「韻文なのか散文なのか」、「古文なのか現代文なのか」など。当然、国語全部を教えられるようにならなければならないが、狭く深く研究するものがなければならない。 #askt3

2010-12-04 15:07:58
@Cna_mgn

RT @iketeppe: 高橋:専門性について。「国語の先生」ではまだまだ広い。「韻文なのか散文なのか」、「古文なのか現代文なのか」など。当然、国語全部を教えられるようにならなければならないが、狭く深く研究するものがなければならない。 #askt3

2010-12-04 15:08:40
小池翔太@『今すぐ使えるかんたんTeams for Education』 @koike_s

高橋:対応力について。「あの講師はずいぶん話し方を研究しているみたいだ。内容も豊富だ。だけど、あの人はウソをつくみたい。」となるとどうか。『話力=人間性×内容力×対応力』のいずれかがマイナスになると、よくない。(当然、マイナスが2つあれば…という訳ではないが。) #askt3

2010-12-04 15:13:12
小池翔太@『今すぐ使えるかんたんTeams for Education』 @koike_s

高橋:内言について、具体的に考えていく。1.収束的思考,2.拡散的思考,3.創造的思考,4.協働的思考の4つで述べる。 #askt3

2010-12-04 15:14:40
小池翔太@『今すぐ使えるかんたんTeams for Education』 @koike_s

高橋:先ほどの4つのことを、谷川俊太郎『ことばあそびうた』(福音館書店より)「ののはな」をベースに考えていきます。 #askt3 http://ow.ly/3jPT4

2010-12-04 15:17:16
小池翔太@『今すぐ使えるかんたんTeams for Education』 @koike_s

高橋:1.収束的思考:教師の発問に対する答えに、どこまで板書をするか。どう受け止めるか。「どんな花がありましたか?」に、「ナズナと菜の花がありました!」と答えても、それを実際には見られていない。答えを1つにする収束してしまう。本来は個人の問題で、答えは様々で面白い。 #askt3

2010-12-04 15:23:12
小池翔太@『今すぐ使えるかんたんTeams for Education』 @koike_s

高橋:1.収束的思考:自己の経験で解釈した上で、主張をすること。これがPISA型思考。 #askt3

2010-12-04 15:26:06
小池翔太@『今すぐ使えるかんたんTeams for Education』 @koike_s

参加者で2人組をつくり、「ののはな」のシチュエーションを考えました。後に、発表の機会を設け、高橋先生から一言講評をいただきました。私は、「小1の弟と小4の知ったかぶりをする女の子」というもの。面白いものでは、「花と花の会話」・「老婆と孫」・「ゾウとトラ」なども。 #askt3

2010-12-04 16:03:19