平成26年度大学間連携災害ボランティアシンポジウム「復興状況の変化と学生ボランティアの役割

2014年12月12日(金)・13日(土)にかけて、『大学間連携災害ボランティアシンポジウム「復興状況の変化と学生ボランティアの役割」』が東北学院大学土樋キャンパスで開催されました。Twitterによる実況をしていただいておりましたのでまとめます。以下、イベント概要です。 日時:2014年12月12日(金)・13日(土) 場所:東北学院大学土樋キャンパス8号館5階押川記念ホール、8号館3階第1~2会議室 続きを読む
3
前へ 1 ・・ 16 17 次へ
Yuki Y. @brookland1887

「遠くから来てくれるボランティアに対して、見返りがなくて良いのか。無償であったとしても、相互関係が成立しなければ無理が生じるだろう」

2014-12-13 14:26:46
Yuki Y. @brookland1887

「ボランティアは企画する側に求められる力も問われるのではないかと感じる」

2014-12-13 14:27:12
Yuki Y. @brookland1887

司会「時間的に中長期になるにしたがって、手弁当でのボランティアは継続できるのか。継続性を考える時にも生業の復興とやり甲斐の復興のバランスをどのようにとっていくかは気をつけていかなければならないのだろう。」

2014-12-13 14:29:01
Yuki Y. @brookland1887

田澤氏「みんなで集まって食事を食べるという単純な『オモイデゴハン』プロジェクトだが、日常が失われた中での日常をイベントとすることには意味があるのだと感じた。そこで行った野菜の販売では、自分たちが庭先で作っていた何でもない野菜に価値が付くというやり甲斐が見出されていた」

2014-12-13 14:30:34
Yuki Y. @brookland1887

「失われつつある地域文化もプロジェクトの中で伝えられていると思う。仙台市の博物館が文化保存プロジェクトとして『オモイデゴハン』に注目している。学生も被災者支援だけではなく、地域市民として課題設定をしてかかわりやすいプロジェクトに入ることで意味づけが行われやすくなると思う。」

2014-12-13 14:32:53
Yuki Y. @brookland1887

「仙台には大学が多いのに、仙台にかかわっている事例が実は少ないのではないか。被災者支援という視点に限ると、地域と向き合いづらくなるということが起こるのかもしれない。仙台の場合は復興公益住宅ができたからそれで終わり、ということにせず、地域と関わり続けるプロジェクトが必要なのでは。」

2014-12-13 14:34:31
Yuki Y. @brookland1887

司会「4年近い時間経過の中で関係が変わってくる中で、被災地支援・被災者支援のあり方も相互作用に意味が転換しているということなのではないか」

2014-12-13 14:35:28
Yuki Y. @brookland1887

岩佐氏「日々ボランティアに対するニーズは変化している。瓦礫撤去について宮城県は終了したが、福島県には必要かもしれない。高齢化率が49.8%という山元町の姿は神戸の10年以上後の姿。この山元町で若者に期待するのは、高齢者に対するソフト面でのケアであろうと思う。」

2014-12-13 14:37:27
Yuki Y. @brookland1887

「宮城県社協として何を発信できるのか。宮城県社協は補助事業を数多く持っている。外部財団などからの補助金事業がある中で県社協自身がどれだけ行えるのかと考えれば、継続性を促すための仕組み作りをすることなのではないかと感じる。」

2014-12-13 14:39:41
Yuki Y. @brookland1887

「行政からの支援が打ち切られた時どうして行くか。既に阪神淡路大震災後の支援が終了している神戸市などの事例が非常に参考になる。行政支援が終わったからと言って被災地復興は終了していない。支援員を招くための財源確保などのシステム作りが必要と考える。」

2014-12-13 14:41:16
Yuki Y. @brookland1887

司会「被災者の自立を促すことは必要だが、自立は関係を断ち切ることでは決してない、ということを忘れてはいけないと感じる」

2014-12-13 14:41:54
Yuki Y. @brookland1887

盛岡大学4年生からの質問「岩佐さんに対して。釜石で活動しているが、公営住宅の状況など変化している。仮設住宅の談話室などは自由に使えたが、公営住宅になったことで、談話室に電気代などの名目で有料化している。ボランティアの斡旋もしづらいとNPOなどは考えているようだ。

2014-12-13 14:43:36
Yuki Y. @brookland1887

この有料制は何とか解決できないものなのだろうか。」

2014-12-13 14:43:51
Yuki Y. @brookland1887

岩佐氏「個人的には反対している。なぜなら災害公営住宅に住んだら自立、と考える復興庁の考えがあるから。それは間違いだと思う。自治体が復興庁に訴えかける必要がある。時限的な区切りは持つべきだが、コミュニティ形成のための支援の期間を設けなければならないだろう。」

2014-12-13 14:45:15
Yuki Y. @brookland1887

「この考えを統一させるためには、学生ボランティアなどの継続性という視点から自治体への訴えかけの発信が必要であろう。社協などがその発信をするべきだと考えている。現状での近道としては学生ボランティアに重きを置いた財団などの支援があるので、まずはそれらの財源を求めることも考えられる。」

2014-12-13 14:47:45
Yuki Y. @brookland1887

「釜石の場合、岩手県社協に働きかけることも必要であろう。」

2014-12-13 14:48:04
Yuki Y. @brookland1887

青山学院大学ボラセンスタッフから質問「東京の学生たちが日常的に現地にかかわることはなかなか難しい。子どもたちへの支援を続けてきているが、毎週末などは難しい。遠方の学生はどのような形で支援ができるだろうか。」

2014-12-13 14:49:30
Yuki Y. @brookland1887

田澤氏「東北の学生と東北以外の学生では支援の可能性は違うだろう。しかし、東北圏外の学生たちの意識が非常に高いことが、今回の諸報告でよくわかった。これらの学生たちの活動の場を整えるのは、現地の行政の役割に含まれる部分でもあろう。」

2014-12-13 14:50:52
Yuki Y. @brookland1887

「現在オモイデゴハンのように行っている事業を、更に東京に広げて発想していく可能性もある。それらのアイデアは現地からだけではなく、東北圏外から与えられるものも大きいと思う。活動本体だけではなく、アイデアの交換・共有から始まる支援もある」

2014-12-13 14:52:02
Yuki Y. @brookland1887

岩佐氏「地元学生による継続的な学習支援には大きな期待がある。遠くからの学生に対しては、近くの人には話せない話を聞いて頂きたい。近くの人に話せない問題を、被災地域の人・子どもは数多く持っている。また、聞くだけではなく、笑わせてあげて欲しい。若者としてそこで活躍して欲しい」

2014-12-13 14:53:36
Yuki Y. @brookland1887

仙台のメンタルクリニック関係者からの質問「援助のあり方が時間の経過によって変化するということには共感できる。訪問した時に仮設住宅の環境は劣悪だと感じた。被災者の方たちが自分のことを考える時間がないのではないかと思う。

2014-12-13 14:55:57
Yuki Y. @brookland1887

ここから、この方たちを外へ連れ出して日常から離れられるような考えはできないだろうかということを考えたが、このような支援は可能だろうか。」

2014-12-13 14:56:18
Yuki Y. @brookland1887

坂上氏「バスツアーのような形もあるだろう。家族の関係が悪くなっている形も起こっているので、そのような支援も良いと思う。独居老人の方や、夫婦の方、それぞれに違う形の支援があるべきだとは思っている」

2014-12-13 14:57:57
Yuki Y. @brookland1887

田澤氏「自分たちのプロジェクトの中で、一つの質問が10倍の答えになって帰ってくる時に、自分たちの暮らしを見つめ直している姿を感じる。その人自身のパーソナルにかかわる部分を第三者が聞くことのできるプロジェクトがあれば、ご自分のことを考える時間に繋がるのではないだろうか。」

2014-12-13 14:59:30
Yuki Y. @brookland1887

岩佐氏「自分も仮設住宅にいた。隣のリモコンで自分のテレビが影響を受けるような状況だった。被災地以外の地域の同世代の人たちとの交流ができるイベントなどの形もありうるかもしれない。」

2014-12-13 15:00:42
前へ 1 ・・ 16 17 次へ