平成26年度大学間連携災害ボランティアシンポジウム「復興状況の変化と学生ボランティアの役割

2014年12月12日(金)・13日(土)にかけて、『大学間連携災害ボランティアシンポジウム「復興状況の変化と学生ボランティアの役割」』が東北学院大学土樋キャンパスで開催されました。Twitterによる実況をしていただいておりましたのでまとめます。以下、イベント概要です。 日時:2014年12月12日(金)・13日(土) 場所:東北学院大学土樋キャンパス8号館5階押川記念ホール、8号館3階第1~2会議室 続きを読む
3
前へ 1 2 ・・ 18 次へ
Yuki Y. @brookland1887

「災害復興とは個々の被災者が新しい現実を受容し、新しい枠組みの中で、現実に適応した人生の再構築をはかることである。」

2014-12-12 14:22:51
Yuki Y. @brookland1887

「人は不条理な現実に対して、意味を見出すことにより、再生の道を歩むものである。」

2014-12-12 14:23:11
Yuki Y. @brookland1887

「復興は人によって様々な道筋を通る。単一の路線ではない。」

2014-12-12 14:23:39
Yuki Y. @brookland1887

「阪神の地震の5年後以降、社会調査が行われている。『自分が被災者であること』を意識しなくなったのはいつか?」半分以上の人がその意識を持った時期をあらわす横の時間軸。10の4乗が1年と考えるグラフ。」

2014-12-12 14:25:20
Yuki Y. @brookland1887

「もはや自分が被災者ではないと考えられるまでに、10の5乗が必要。つまり10年かかっている。」

2014-12-12 14:25:44
Yuki Y. @brookland1887

「被害のなかった人は10の3乗時間の手前の段階で半数以上が「被災者ではなくなった」と答えた」

2014-12-12 14:26:16
Yuki Y. @brookland1887

「住宅半壊の人たちは2~3年がかかる。全壊では5年以上。犠牲者の出る倒壊の経験者にとっては、10の5乗時間でも半分程度の人しかその状態に至らない。」

2014-12-12 14:27:30
Yuki Y. @brookland1887

「被災者と言っても一様ではなく、様々な立ち直り、再生のカーブ(グラフ)を描く。」

2014-12-12 14:28:00
Yuki Y. @brookland1887

「復興には三層の構造がある:社会基盤の復旧→経済の活性化・中小企業対策・住宅再建・都市計画→被災者の生活の再建。それぞれに時間がかかる。」

2014-12-12 14:29:03
Yuki Y. @brookland1887

「社会基盤の復旧は阪神も東北も2年程度。住宅再建に5年程度。都市計画は神戸では10年程度。経済は10年以上かかっている。その更に植えに、被災者の生活の再建があることを考えると、10年以上となる。構造的に時間がかかるものだということが理解できる。」

2014-12-12 14:30:17
Yuki Y. @brookland1887

「生活を再建するとはどういうことか?復興計画を作る時には、医・職・住で再建が進むと神戸では進めてみたが、半信半疑だった。」

2014-12-12 14:31:26
Yuki Y. @brookland1887

「5年後に神戸の人々は、検証作業に入った。」

2014-12-12 14:32:01
Yuki Y. @brookland1887

「PDCAサイクル(plan/do/check/act)の作業」

2014-12-12 14:32:35
Yuki Y. @brookland1887

「1999年神戸市生活再建草の根検証検討会の実施。250名弱14回の会議。(神戸市震災5年検証)。立木先生の立ち会いによる。」

2014-12-12 14:33:28
Yuki Y. @brookland1887

「回答の内容は7つの意見に集約された:①すまい(住宅)②つながり(近所との付き合い)③まち(区画整備などが進んでいなかった)④こころとからだ(心と体のケアができなければ再建できない)」

2014-12-12 14:34:51
Yuki Y. @brookland1887

「⑤そなえ⑥景気・生業・くらしむき⑦行政の対応、のすべてが必要」

2014-12-12 14:35:27
Yuki Y. @brookland1887

「生活再建構造の分野別で回答を集計したところ、人々が求めていたのは①すまい②つながりだった。つながりがすまいに迫る多さであったことは驚きだった。『人はパンのみによって生きるのではあらず』」

2014-12-12 14:36:29
Yuki Y. @brookland1887

「社会調査から見る被災者の生活再建過程(1999・2001・2003・2005年)兵庫県復興調査」

2014-12-12 14:37:15
Yuki Y. @brookland1887

「先の7つの要素が確実なものかどうかを検証。結論から言えば、「もはや被災者ではない」と思えるためには必要である。」

2014-12-12 14:37:52
Yuki Y. @brookland1887

「復興感を得るためには二つの道筋。一つは「震災の痛手を和らげること。すまい・くらしむき・こころとからだのケア、が中心」

2014-12-12 14:38:55
Yuki Y. @brookland1887

「もう一つは、まち(地域活動)の復旧とつながりの復旧、が中心となる。生き残った意味を突き止めていくことで、復興感を高めていく。意義を見出すには、こちらの経路が重要。」

2014-12-12 14:39:53
Yuki Y. @brookland1887

「10年目の検証で、更に同じ内容を確認。生活再建において重要だったものを訊ねた。10年目になると住宅を重大と考える人はほぼ皆無となる。最大の要素は「人と人のつながり」となっていた。人生の生きる意味を掴みとるために、「人のつながり」が重要な役割を果たしていた。」

2014-12-12 14:41:33
Yuki Y. @brookland1887

「生活復興パネル(追跡)調査。各回同じ人に繰り返し訊ねる調査を行った。」

2014-12-12 14:42:01
Yuki Y. @brookland1887

「297人の市得克つ復興感得点の推移のパターンを分析したところ4つのパターンがあった。」

2014-12-12 14:42:32
Yuki Y. @brookland1887

「2001年の復興感は、高い人々も低い人々もそのまま推移していく様子があった」

2014-12-12 14:43:16
前へ 1 2 ・・ 18 次へ