ZIPで圧縮解凍すると音が変わるか?という話から…
@utsunomiaa_com 寒いですね。ところで、こんなのが飛び込んできたのだけれど⇒ ■ZIPで圧縮して解凍すると音が変わる togetter.com/li/758768 これどう思われます? データの圧縮解凍で音が変わる、、、変わるとも言えるし、変わらないとも。…どう?
2014-12-18 23:57:49@cQ_Q 4番目のツイットで差分が出るという意味の内容があるので、劣化しているのでしょう。差分が出る(バイナリ・レベルで相違がある)ということは、そのZIP圧縮ツールはぶっ壊れている可能性大ですね。
2014-12-19 00:16:58@cQ_Q 一度ZIPに圧縮し、アップローダー経由で回収し、解凍して差分を抽出してみましたが、ご覧の通り。ツールが政情なら差分は出ません。 問題は差分が出ない場合の音の劣化の有無ですが・・・ pic.twitter.com/ysb7g7B0ac
2014-12-19 00:34:31@cQ_Q 解凍の仮定でOSがフラグメンテーション(断片化)を頻繁に行ったりしていると、再生過程で音品質劣化が起こる可能性があります。この断片化の問題、賛否両論ありますが、私は劣化の要因の一つ(ジッタやロックアウトの原因)と考えています(再現可)。
2014-12-19 00:39:38@cQ_Q まとめますね・・ 劣化の要因には、 ●バイナリレベルでの劣化⇒もっとマシなZIPツールを使う。 ●断片化によるジッタやロックアウト劣化⇒解凍後にコピーを作成する。
2014-12-19 00:44:09次にDr.宇都宮の「非断片化オーディオ」高品位実験(実用)連ツイがはじまるのだ!
2B22h 昨日石川氏@cQ_Q とのやりとり ところで、こんなのが飛び込んできたのだけれど⇒ ■ZIPで圧縮して解凍すると音が変わる togetter.com/li/758768 どう思うか・・のような。 で、私はバイナリーレベルでのデータ同一性、断片化によるジッタ等指摘
2014-12-19 18:04:372B23h 理論上は十分なバッファがあり、データ列の整列化が正常なら、断片化の有無は出音に影響しないはず。 ところが実際には、同じHDDとリソースを使用しても、有意な出音差が生じ、また信頼性(データリカバリーなどを含む)についても桁違いの差がある。しかしこれを享受できないのでは
2014-12-19 18:09:512B24h いくら力説しても何の説得力も無いので、この「非断片化オーディオ」をわずかな努力で実験(実用も)する方法を連ツイしてみたい。
2014-12-19 18:11:432B25h 用意するもの: 1) USB2.0 I/Oを備えたPC環境。 2) 非断片化専用に使用する外付けHDD(USB等接続)。 3) HD24tools(ソフト)
2014-12-19 18:23:052B26h 接続などにややコツがあったりするのですが、参考資料として nihon-onkyo.co.jp/report/HD24too…
2014-12-19 18:33:562B27h HD24toolsはここから: ringbreak.dnd.utwente.nl/~mrjb/hd24tool… 現在は全てのOSに対応しているようですが、私はWindows版しか確認していません。
2014-12-19 18:36:362B28h 解説: 1) できれば専用のハードに専用のOS(それを実現したものがHD24のFST(File Streaming Technology)。断片化そのものは汎用PCのOSの根幹の仕事であり、通常は禁止できません。 で、専用のHDDをFSTフォーマットし非断片化使用。
2014-12-19 18:48:352B29h 2) そのため専用にHDDが必要なのですが、通常のOSが起動できないくらい劣化したドライブでも、非断片化なら使用できます。つまり高信頼。不良セクターボコボコでも大丈夫! とにかく専用にHDDを用意してください。FSTでフォーマットするため、過去データは全て消失します
2014-12-19 18:52:292B2Ah 参考資料写真の2枚目にあるような、仮設のI/Fでも十分に動作しますし、フラッシュメモリーも使用可能なのですが、ソフト上のアクセスタイミングがHDDに最適化されているため、できるだけHDDを。
2014-12-19 18:57:522B2Bh 専用に用意したHDDをFSTで非断片化フォーマットすると、通常のOSからはアクセスできなくなります(当たり前ですが)。もしこのHDDをFSTで使用しなくなった場合は、通常のOSでフォーマットすることで、普通に断片化として使えるようになりますのでご安心を。
2014-12-19 19:00:252B2Dh 現在のPCの快適操作は記録の断片化によってもたらされたもの。例えば: UNDO/REDO、記録後、後からのフォーマット変更やサイズ変更、限られたHDD容量の効率的な利用・・・非断片化ではこれらがある程度制限されますが、桁違いのデータ連続性、ヘッドシークの余裕度⇒
2014-12-19 19:11:422B2Eh バッファーの最小化、データクラッシュ時のリカバリー性(信頼性)、なにより、、出音の正常性(ここが今回の論点)が得られます。 非常に不便なように感じるかもしれませんが、ファイル作成時に先書きでファイルサイズを指定しておき、そこを物理上書きする形で録音したり⇒
2014-12-19 19:15:312B2Fh (この方法は最高の信頼性を得たい場合に使用・・・録音中に全電源喪失しても録音データは完全に保全される・・テープに等しい)、もちろんそのファイルサイズを越える時間録音したら、自動延長される程度の利便性はあります。 まったく断片化しないわけではなく、最小限制限がFST仕様
2014-12-19 19:18:552B30h 参考資料を参照いただきたいのですが、PCにFSTドライブを認識させるのに少しコツが必要です(接続手順とタイミング)。
2014-12-19 19:20:222B31h 接続が出来たら、HD24toolsでHDDをFSTフォーマットします。 フォーマットするHDDが正しいか、十分に確認してください。 フォーマットにはQuickとLongがあり、QuickFormatは瞬時に、LongFormatはHDD容量に比例し時間がかかります。
2014-12-19 19:22:492B32h LongFormatをすると、そのHDDを論理レベルでセクター単位で正常性を評価、不良セクターはそのHDDの専用の領域に全て登録され、録音には使用されなくなります。 QuickではそのドライブのFATを占拠するのみで不良セクターの登録は行われません。
2014-12-19 19:25:20