お兄さんの【初心者でも出来るロール講座】

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【初心者でも出来るロール講座１】 ぶっちゃけロールは『こうすると無難』みたいな型があるので、それに合わせると一瞬で上手くなります。では実際に型に当てはめてロールっぽい文章を作っていきましょう。 基本は「（相手がこういう風に動いたので）こういう台詞を言いながら（こうする）」です。

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【初心者でも出来るロール講座２】 「（挨拶をされて）やぁ、こんにちは（片手を上げる）」 何かそっけないですね。 ちょっと飾りを付けてみましょう。 「（気さくに声を掛けられれば、こちらも片手を上げて）やぁ、こんにちは（軽く笑いながら相手に近付いていく）」 ほら、それっぽい。

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【初心者でも出来るロール講座３】 挨拶されて、片手を上げたまま立ち止まってるのは不自然なので、相手に近付いてみました。 言い換えれば 「（リアクション）台詞（こちらからの行動）」 の順番に文章を書いて行けばロールは成立します。あとは『どんな風に』を書き足してあげれば完成です。

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【初心者でも出来るロール講座４】 ここで出てきた『こちらからの行動』はロールにおいてとても重要です。 ロールに慣れていない人は、相手へのリアクションに気を付ける余り、そのまま棒立ちになるケースが多発します。最初はこの「リアクション⇒台詞⇒こちらからの行動」だけに気を付けましょう。

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【初心者でも出来るロール講座５】 また、『こちらからの行動』は『こちらの描写』ではない所もポイントです。 実際に例を見て見ましょう。 「（挨拶をされれば片手を上げ）やぁ、こんにちは（ふわりと蒼色の双眸を細め、柔和な笑みを浮かべて、一言）」 ご覧下さい。微笑んだまま棒立ちです。

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【初心者でも出来るロール講座６】 ロールは難しい言葉を知ってるとか文章が上手いとかの問題では無いという事がご理解頂けたでしょうか。相手のロールが上手ければこれでも十分成立しますが、やはり『こちらからの行動』を相手に投げ返してあげた方が親切です。慣れない内は基本の型で行きましょう。

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【初心者でも出来るロール講座７】 また、『こちらからの行動』で相手の行動を書いてしまわないように気を付けましょう。 「（挨拶をされれば片手を上げ）やぁ、こんにちは（柔和な笑みと共に、余りの笑顔美しさに相手が爆発四散！　ナムアミダブツ！）」 どうですか。どうもこうもないですね。

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【初心者でも出来るロール講座８】 これがロール界隈で目の仇にされる『確定ロール』です。『言い切りロール』とも言います。勝手にうちの子が爆発四散させられたら困りますよね。なので、『こちらからの行動』では慣れない内は自分のキャラの行動と描写だけを書いておきましょう。その方が無難です。

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【初心者でも出来るロール講座９】 慣れない内は「うちの子から見たよその子の描写」みたいなのは『リアクション』の部分で済ませてしまいましょう。 「（声の主を視線で探せば、其処に金糸の髪と人の好さそうな表情。それに笑みを返し）やぁ、こんにちは（引寄せられるように席に近付いて行き）」

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【初心者でも出来るロール講座10】 どうですか。それっぽくなってきたでしょう。 まとめです。 基本は 「（リアクション）台詞（こちらからの行動）」 これを骨組みにしてうちの子の外見とか細かい動きとかを飾り付けます。 では、初心者のあなたも、よその子を大事にしながら楽しいロールを！

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【前回までのまとめ】 ◆ロールは「（リアクション）台詞（こちらの行動）」の順番で描写していけば大体いける。 ◆ちゃんと『行動』を返そう。 ◆確定ロールはしない。 ◆よその子かわいい。

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【初心者でも出来る戦闘ロール講座１】 というわけで、「何だ、意外とロールって難しくないじゃん」となった所で、戦闘ロールについての講座です。 ぶっちゃけ戦闘ロールも普通のロールと基本は同じです。ただ、基本が出来ていないとロールが残念な事になるので、より一層基本の型を意識しましょう。

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【初心者でも出来る戦闘ロール講座２】 具体的には、戦闘ロールでは普通のロールだと何となくで良かった『相手に情報を返す』っていう部分を疎かにすると、超残念な事になります。 今回も『リアクション』⇒「台詞」⇒『こちらの行動』の順番です。 では、そんな困った事になる例を見て見ましょう。

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【初心者でも出来る戦闘ロール講座３】 「喰らえ！（剣を相手の頭部目掛けて振り下ろす）」 「（深く、一歩を踏み込んで）踏み込みが浅いッ！（相手の首筋目掛けて剣を振り上げる）」 どうですか？　「相手が振り下ろした剣どうなっちゃったんだよ？」ってなりませんか？　何か描写不足ですね。

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【初心者でも出来る戦闘ロール講座４】 戦闘ロールでは、相手が『自分に攻撃してきてる』わけですから、『リアクション』の部分がとっても大事になってきます。相手の攻撃をどうやって防いだのか、どうやって回避したのか、ダメージを受けたのならどのくらいの傷なのか、相手に伝える必要があります。

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【初心者でも出来る戦闘ロール講座５】 「喰らえ！（剣を振り下ろす）」 「（上半身を捩じるように引き、相手の切っ先を躱し）踏み込みが浅いッ！（相手の首筋目掛けて剣を振り上げる）」 何かそれっぽくなってきました。戦闘ロールは普段のロールより丁寧にリアクションを書いてあげましょう。

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【初心者でも出来る戦闘ロール講座６】 戦闘ロールでは『こちらの行動』も大切です。『反撃』にあたる部分なのだから、「どんな体勢から何処を狙って攻撃したか」くらいは書いてあげると親切です。 「其処だ！（刺す）」 とか言われたら相手も困りますよね。「え、何処を？」ってなりますよね。

U @ebleco

【初心者でも出来る戦闘ロール講座７】 また、戦闘ロールでは確定ロールには特に気を付けましょう。そりゃぁもう阿呆ほど叩かれます。親の仇かってくらい叩かれます。 理由は、これをやられるとクソつまらなくなるからです。 何でそんなに確定ロールしちゃいけないのか、実際に例を見て見ましょう。

U @ebleco

【初心者でも出来る戦闘ロール講座８】 「喰らえっ！（剣を振り下ろす）」 「（その剣を片手で叩き折り）効かぬわ！（片手に分子レベルで分解した空気を纏わせ相手の首を飛ばす。剣すら使わずにチョップだけで人の首を刎ねるなんて流石ですお兄様）」 どうですか？　どうもこうもありませんね。

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【初心者でも出来る戦闘ロール講座９】 今のはいくらなんでも大げさだけど、要するにそういう事です。こんな事されたら何も出来ません。ロールも何もあったもんじゃないですね。 『うちの子のダメージの描写』をする権利は基本的に相手にあります。 相手の行動を決め付けないようにしましょう。

よはん @yohann_sw

お兄さんがそのうち書くだろうけど、戦闘ロールのリアクションは相手を持ち上げるよう描写すると盛り上がりますよね。感嘆したりその一撃で自分のリソースが削れたことを示す等。確定ロールでなくともこの逆、つまり一切効かぬ！　遅い！　みたいなリアクションすると相手はつまんないしやる気なくす。

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【初心者でも出来る戦闘ロール講座10】 では基本の型のおさらい。 戦闘ロールだとこんな感じになります。 「（相手の攻撃へのリアクション・受けたダメージ）台詞（どんな姿勢から何処を狙って反撃するか）」 この形にしておけば、とりあえず戦闘ロールの形になります。 リアクション大事。

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【初心者でも出来る戦闘ロール講座11】 ただ、この形にしておけば何やっても許されるってわけではありません。気を付けなければいけない所は『戦闘』なんだから『ちゃんとダメージを受ける』という所です。ダメージ描写は戦闘の華です。かっこよく怪我しましょう。怪我したら動きとか鈍りましょう。

U @ebleco

【初心者でも出来る戦闘ロール講座12】 例えば「紙一重で避けた」とか連発してひたすら無傷のまま相手を攻撃し続けるとか、ボタボタ血とか流しながら一向に動きが鈍らないまま全力で攻撃してくるとかそういう事すると、超残念な事になります。ロール界隈では『無敵』とか『ゾンビ』とか言われます。

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【初心者でも出来る戦闘ロール講座13】 『ダメージを受ける』描写はちょっと難しいので慣れてないと大変ですが、最初の内は「ダメージ受けないと逆にカッコ悪い」くらいに思っておきましょう。基本的に互角の勝負の方が熱いです。あと、何度攻撃しても無傷の相手と戦ってると中の人の心が折れます。