プリンツ・オイゲンの紋章

清新明朗な加賀内閣 @hirataitaisho

実はサヴォイア家の初代の出自は不明で、フランス系なのかドイツ系なのかはっきりしない。一方でサヴォイア家自身は、ザクセン（ドイツ北西部）出身であると自称していた。 第二クオーターは、その「ザクセン」の中心的な地域の紋となっており、これでサヴォイア家の出自を主張していることになる。

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第三クオーターと第四クオーターはまとめて。 　シャブレー（銀地に黒獅子、黒星散） 　アオスタ（黒地に銀獅子） 　ジュヌヴォア（青黄の市松模様） 　モンフェラート（赤白） いずれも「サヴォイア公国」の領土。 pic.twitter.com/EjCL5jLEs6

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サヴォイアは今でいうイタリア・フランス・スイスの国境が交わる地域で、現在はほぼフランス領。カリニャーノ家は、公国首都のトリノ近郊のカリニャーノに封されたことに由来する。（赤がサヴォイア、赤と青がサヴォイア公国の支配域） pic.twitter.com/4XeBcL2Mmj

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サヴォイア家は19世紀に統一戦争（リソルジメント）を行ってイタリアを統一、イタリア王になるのだけれど、戦争の初期、支援を受けたフランス（ナポレオン３世）へ見返りとしてサヴォイアを割譲する。 これ以後サヴォイアはフランス領サヴォアとなって、現在サヴォア県とオート＝サヴォア県がある。

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シャブレー：フランスのオート＝サヴォア県東部、およびスイスのヴァレー州とヴォー州 アオスタ：イタリア最西北端のヴァッレ・ダオスタ州 ジュヌヴォア：フランスのオート＝サヴォア県西部 モンフェラート：イタリアのピエモンテ州南部 pic.twitter.com/5zHOiHtSCa

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まとめると、この紋章は 【１】サヴォイア家が持つ十字軍国家の継承権 【２】サヴォイア家の出自と自称するザクセン地方 【３】【４】サヴォイア本家の領地 【中央】サヴォイア本家とソワッソン伯家 を表していることになる。 pic.twitter.com/t0fMNNIavR

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