プリンツ・オイゲンの紋章

ヨソの国の文書とか全く読めない英語赤点野郎の調べによるものなので、間違ってたら申し訳ない。
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島田フミカネ 画集「島田フミカネART WORKS II」発売中です @humikane

左肩のバルケンクロイツ下に書いてあるのは、プリンツオイゲン(実艦)のエンブレムです。実物が非常に細かい図柄なのでわかりづらいですが・・・

2014-11-15 11:18:46
島田フミカネ 画集「島田フミカネART WORKS II」発売中です @humikane

kbismarck.com/prinzeugen.html 海外のサイトですがオイゲンの紋章のってますね 下の方では、軽巡ライプツィヒとの衝突事故、操作室がカバーされた後期の魚雷発射管、潜水艦トライデントの雷撃で損傷した艦尾を切断し、応急処置をした際の画像などが

2014-11-15 23:18:31
坂崎ふれでぃ■サバゲ漫画6巻発売中‼ @lunaticmonster

オイゲンのエンブレムなんか凄い複雑って本で読んだけど…こ、ここまで複雑なのか…

2015-01-12 23:35:45
清新明朗な加賀内閣 @hirataitaisho

オイゲン公子の紋章を解読する作業で行き詰まってたところ、西京子先生( @saikyoushikai )に教えて頂いて解決したので、まとめる。西先生に感謝を。 #まとめ用

2015-01-15 21:01:23
清新明朗な加賀内閣 @hirataitaisho

フミカネ氏紹介の重巡「プリンツ・オイゲン」サイトに載ってるオイゲン公子の紋章。オイゲン公子の、というか出身家のサヴォイア=カリニャーノ家(ザヴォイエン=カリグナン)の紋章。 pic.twitter.com/OI0UDrGBhn

2015-01-15 21:03:48
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清新明朗な加賀内閣 @hirataitaisho

13種のシンボルが描かれているが、これらは実は五分割されていて、 第一クォーター(左上4種) 第二クォーター(右上3種) 第三クオーター(左下2種) 第四クォーター(右下2種) インエスカッシャン(中央2種) と見る。 pic.twitter.com/UadGllSTBa

2015-01-15 21:59:29
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インエスカッシャン(サヴォイアとソワッソン)

清新明朗な加賀内閣 @hirataitaisho

中央(インエスカッシャン)の2種は、赤地に白十字がサヴォイア家。青地に百合を散らしているのがソワッソン伯。サヴォイア=カリニャーノ家はイタリアのサヴォイア家の分家のひとつなので、まずその印。 pic.twitter.com/TpOiWxUUL1

2015-01-15 21:09:28
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清新明朗な加賀内閣 @hirataitaisho

17世紀の当主が、フランス・ブルボン家の一族であるソワッソン伯の娘と結婚。のちにそのソワッソン伯のブルボン家血統が途絶えてしまったので、姻戚関係によりサヴォイア=カリニャーノ家がソワッソン伯を継承する。百合紋はその印。 pic.twitter.com/92A66umU1r

2015-01-15 21:11:34
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清新明朗な加賀内閣 @hirataitaisho

系図を引くとこんな感じ。ちなみにオイゲン公子(とその兄弟)は、母オリンピア(オランプ)がルイ14世の愛妾だったことから、実父はルイ14世だという説がある。 pic.twitter.com/t9RAMboOgE

2015-01-15 21:13:41
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清新明朗な加賀内閣 @hirataitaisho

「サヴォイア=カリニャーノ」(イタリア語読み)の、フランス語読みが「サヴォア=カリニョン」、ドイツ語読みが「ザヴォイエン=カリグナン」。為念。 サヴォイア=カリニャーノ家は、1831年にサヴォイア本家の血統が途絶えたので、本家を継承してサルデーニャ王となる。

2015-01-15 21:16:24

第一クオーター(キプロス王)

清新明朗な加賀内閣 @hirataitaisho

第一クオーターの四枚は、  エルサレム(金十字)  リュジニャン(青白ストライプに赤獅子)  キリキア=アルメニア(金地に赤獅子)  ルクセンブルクもしくはキプロス(銀地に赤獅子) pic.twitter.com/5wSNqpvKp6

2015-01-15 21:18:58
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リンク ja.wikipedia.org 十字軍国家 - Wikipedia
清新明朗な加賀内閣 @hirataitaisho

個別にもちろん意味があるのだけれど、これは四つで一つと見るもの。というのも、これは十字軍の時代に十字軍がパレスチナで建国した「十字軍国家」に由来するもので、十字軍国家がイスラム教国の反撃で次々と陥落し、 pic.twitter.com/Ykqqk79k1e

2015-01-15 21:22:51
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清新明朗な加賀内閣 @hirataitaisho

各国の残党がキプロスへ逃れ、キプロス王が各十字軍国家の継承権を受け継いだ。よって、この四枚で総合して「キプロス王」を象徴し、エルサレム王・アンティオキア公・キリキア=アルメニア王などの権利も含むことになる。 pic.twitter.com/G4HELY01nG

2015-01-15 21:26:08
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清新明朗な加賀内閣 @hirataitaisho

「リュジニャン」は十字軍国家でエルサレム王・キプロス王だったリュジニャン伯。 「キリキア=アルメニア」は現在のアルメニア共和国(旧ソ連)とは全く別の地域。現在のトルコ南部。「小アルメニア王国」と呼称する場合もある。

2015-01-15 21:29:05
清新明朗な加賀内閣 @hirataitaisho

「ルクセンブルクもしくはキプロス」は、西先生によればどちらの意味かは断定できず、ヨーロッパの研究者も両方の意味で言っているとのこと。十字軍に参加していたルクセンブルクのことなのか、キプロス王国のことなのかは確定できない。

2015-01-15 21:32:11
清新明朗な加賀内閣 @hirataitaisho

で、なんでこのキプロス王(=十字軍諸国)の紋章がサヴォイア家に入ってるかというと、キプロスの女王シャルロットが、晩年に夫(ジュネーヴ伯)の実家・叔母の嫁ぎ先として関係が深かったサヴォイア家へ、キプロスに関係する種々の権利を譲渡したことによる。

2015-01-15 21:34:49
清新明朗な加賀内閣 @hirataitaisho

キプロスの王位はシャルロット女王と腹違いの兄ジャック2世との間で争奪戦となっており、前者はジェノヴァの、後者はヴェネツィア(とエジプトのマムルーク朝)の支援を受けていた。 シャルロットは1463年に敗れて、ローマへ亡命している。

2015-01-15 21:39:36

第二クオーター(ザクセン)

清新明朗な加賀内閣 @hirataitaisho

第二クオーターの三枚は  ヴェストファーレン(赤地に白馬)  ザクセン(黄黒のストライプに冠を模した緑ライン)  エンゲルン(銀地に鉤爪) pic.twitter.com/Wpdj8OPGyM

2015-01-15 21:41:50
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【訂正】ここ「鉤爪」って書いてしまったけれど、たぶん「蹄鉄」。

清新明朗な加賀内閣 @hirataitaisho

これも個別に意味があるのだけれど、三つで一つと見る。象徴しているものは「ザクセン」。 ザクセンといっても現在のドイツのザクセン州ではなく、ニーダーザクセンやノルトライン=ヴェストファーレンなどを含めた、ドイツ北西部を指す古い意味での「ザクセン」。

2015-01-15 21:44:43
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コメント

腐ってもエビ @kusattemoevill 2015年1月16日
オイちゃん以外の紋章について興味がある人は、ウィキペディアの『紋章』の記事を読むといいかも。ウィキ記事にしては密度が異様だから。
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