来年の夏~秋は結構惑星探査が熱くなる。
LROの解析結果の最新状況(2月25日現在!)が一堂に会したのがすごい。データ量もすごいが、それに対応するスタッフ数がすごいというのがアメリカ。「かぐや」はこの調子ならあっという間に追い抜かれる。
2010-03-02 11:56:23すでにLOLA(レーザ高度計)のデータと合わせてDEM(3次元地形モデル)も作られている。かぐやは「やっと作った」というところだが、このペースなら完全に抜かれるぞ。
2010-03-02 11:59:23@terakinizers LROが全球マッピング可能となると、かぐやのTCデータは急いで解析しないと不要のものになる可能性があるのでしょうか。
2010-03-02 11:59:36公式リリースされていない写真だが、LROは過去のルナ探査機の撮影にも成功していた。サンプルを回収している3機についてその着陸船を撮影している。
2010-03-02 12:00:15LOLAについては2月25日時点でデータ取得数が12億点。ほぼ40メートル間隔でのマッピングを行っている。この時点でこれもまたすでに「かぐや」並み(かぐやは35メートル)
2010-03-02 12:01:18@ShinyaMatsuura いえ、日照条件などが異なるので直ちに不要になるわけではありませんが、プライマリデータとしてLROが選択される可能性は増えますね。少なくともチャンピオンデータではなくなる可能性があります。
2010-03-02 12:15:50LROセッションの第一印象は、とにかく物量戦。現時点でのデータ量55TBという言葉が平気で出てくる(かぐやの3倍以上)。こういった連中を我々は相手にしなければならない。
2010-03-02 12:17:49ガラッ!それは15日に出るのでしょうか(興奮w RT @terakinizers: 公式リリースされていない写真だが、LROは過去のルナ探査機の撮影にも成功していた。サンプルを回収している3機についてその着陸船を撮影している。 [mb]
2010-03-02 12:20:35@spacesite 公式リリースには出てきていないみたいですが、公開データの中には間違いなくあるでしょうね。http://www.nasa.gov/lroあたりを漁ると出てくるかも。RT: ガラッ!それは15日に出るのでしょうか(興奮w
2010-03-02 12:27:19夜のNASAセッションは、NASAの本部から2人が説明に来た。基本的には2011年予算案の説明。この説明者はただ、どちらもドクター持ちのれっきとした学者さんで、こういった人たちがHQで仕事をしているというわけだ。
2010-03-02 12:28:16先行のJim Greenさんは予算案全体の方針を説明。新しいところでは、2016年にESAが打ち上げる予定の火星オービターへの機器搭載が決まったとのこと。
2010-03-02 12:29:09印象的な言葉。In the past, "New initiatives" would be at the expense of the other divisions keeping the total SMD budget constant.
2010-03-02 12:29:28つまり、これまでは「どこかを削ってどこかに足す」ことしかできなかったということを言いたかったわけ。今回のNASA予算が、真の意味でのリストラということをいいたいのだろう。
2010-03-02 12:30:08Jimさんが取りあげていた科学重視の例として、プルトニウム238を利用した原子力電池開発をあげていた。DOEとの共同戦線で復活を果たしたのだそうだ。
2010-03-02 12:38:25原子力電池の復活は、特に木星以遠の外惑星探査に必須技術となる。来年打ち上げられるJunoに間に合うかどうかはわからないが、今後大きな武器になるだろう。
2010-03-02 12:38:58科学探査についてはほぼすべての計画が完全に進行する。木星探査機Junoは来年8月、月探査機GRAILは9月、MSLは10月打ち上げ予定。来年の夏~秋は結構惑星探査が熱くなる。
2010-03-02 12:41:16