安田章大 長編

初恋
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クラゲ @04kurage

⑥ チャイムを鳴らすとそーっと開いた扉 『本当に来たんだ…』 「だって本当はお礼やったんやろ?あの日の」 『あの日は酔ってて…』 つべこべいう先生を押しのけて中に入る 「ええ匂いする」 『一応ね…』 卒業のお祝いも兼ねてって豪華な料理が並ぶ

2015-01-19 23:09:03
クラゲ @04kurage

⑦ ずっと妙な距離感を取る先生 「先生わかりすぎやろ」 『なっ何がよ…』 逃がさへんよ 俺の初めては絶対今日って決めてるし 「いつまで洗い物してるん?もうええやろ?」 先生の手を取る 『よっ、良くない…』 「はいはい」 手を引いて寝室に 「ふっ…」

2015-01-19 23:09:25
クラゲ @04kurage

⑧ なんだかんだ言ってちゃんと準備されてる寝室に思わず笑ってしまう 『安田くん…』 「何?」 『あのね…本当に私でいいの?』 「先生以外ありえへん」 『…ありがとう…』 「もうええ?」 ベッドの前で立ったままキスしようとする 『あっ、もう一個だけ…』

2015-01-19 23:09:35
クラゲ @04kurage

⑨ 「何?」 『好きっ…だよ…?』 上目づかいで見つめながら言った先生 その瞬間もうキスしてた…

2015-01-19 23:09:44
クラゲ @04kurage

①⓪ 人の本能って恐ろしい 一回キスするととまらへんし 舌入れるタイミングとか 何となく感じ取れて でも先生が俺の気にならん感じでリードしてくれてるんやと思う 『安田くん…本当に初めて…?』 「当たり前やん」 『慣れてる…』 「そんなことないで?」

2015-01-20 02:30:59
クラゲ @04kurage

①① めっちゃドキドキしてる俺の胸に 先生の手を持っていく 『すごい…でも私も…』 って持って行かれた先生の胸も 俺と同じくらいドキドキしてた 「俺頑張るわ」 『頑張らなくていいよ?二人でするんだから』 そっとベッドの上に座ってもう一度キスする

2015-01-20 02:31:01
クラゲ @04kurage

①② そのまま先生の着てるパーカーのチャックを外す タンクトップから見える鎖骨が綺麗で触れると ビクって反応して 首筋に顔を埋めて 下からタンクトップを捲る この前とは違う白にオレンジの花柄のブラジャーが現れて 先生の肌にめっちゃ合ってて見惚れてしまう

2015-01-20 02:31:03
クラゲ @04kurage

①③ 『エッチ…』 「だってこの前も思ったけど先生さ以外と…んーっ」 話してる途中で口塞がれる 『それ以上言わないで』 「触ってええ?」 初めて触れた本物の胸 「柔らか…」 ブラジャーの上からでもわかる弾力 片方の手で後ろのフックを外すけど上手く外せん

2015-01-20 02:31:05
クラゲ @04kurage

①④ 先生がちょっと手伝ってくれて 肩から外す ヤバいこれは… 直接触れるともう俺の身体も正直に反応してしまう やけど我慢できんし 姉貴の雑誌に書いてた “性感帯を上手く探してあげること” なんて言葉が浮かぶ 角度と強さを変えてくと 『んっ…』 って声が漏れた

2015-01-20 02:31:07
クラゲ @04kurage

①⑤ そこをもう一度触れるとやっぱり漏れる声 『勉強っ…したでしょっ…』 「うん。だって先生を気持ちよくさせたいし」 導かれるように胸の飾りに触れて 少ずつ浮いてきたそれを口に含む 段々仰け反ってく先生を支えながら倒す 『はぁっ…んっ…』

2015-01-20 02:31:09
クラゲ @04kurage

①⑥ 感じてる声ってこんなんなんか 俺が見てきたやつはやっぱり半分演技なんやな… こっちの方が断然ええ ゆっくりと先生の身体をなぞって下に スカートの中に手を入れる 下着の上からなぞってみると ビクんっと大きく跳ねた身体 薄っすら目を開けた先生と目が合う

2015-01-20 02:31:11
クラゲ @04kurage

①⑦ 「いい?」 『今更っ確認?』 「一応?」 『意地悪…』 少しずらして指を這わすとしっとりと濡れてくる 下着を下ろして触れる 観察したくなってスカートの中に頭を入れる 良く見えんしスカートも脱がしてみる 流石にちょっと抵抗されたけど ちょっと強引に覗く

2015-01-20 02:31:13
クラゲ @04kurage

①⑧ プクッとした赤い実を探してみる 触れると更に大きい声になって 乱れる先生 舌で舐めてみる その味にちょっと感動して とまらへん 『安田っ…くっ…んっ…』 呼ばれて顔をあげる 『私ばっかりヤダっ…』 そう言うと起き上がって俺の服を脱がしていく

2015-01-20 02:31:15
クラゲ @04kurage

①⑨ ズボンも全部 『ふふ。しんどくなかったの?』 なんて言って俺のに手を伸ばして 顔は胸に 舌で胸を舐められて 下はわさわさと触られて 「あっ…」 膝ついてたのが力入らんとそのまま尻もちついてベッドに座る すると下に降りてく先生 「ああっ…」

2015-01-20 02:31:17
クラゲ @04kurage

②⓪ 自身にチュッてしてから段々口に入っていくのをマジマジと見てる俺 「んっ…はぁっ…」 舌で指で 自分でやるより遥かに気持ちよくて あっと言う間に果てそうになる 「先生っ…アカンっ…」 『イって安田君』 動きを早められてあっと言う間に先生の口の中で果てる

2015-01-20 02:31:19
クラゲ @04kurage

②① 先生が俺のを飲み込んだのを見てる 『意地悪のお返しだよ』 なんて無邪気に言われるから 『きゃっ…』 「もうどうなっても知らんで?」 ゴムを取り出して 練習したように付ける 「緊張する」 『大丈夫だよ』 キスしながらゆっくりとあてがって そのまま挿れていった…

2015-01-20 02:31:21
クラゲ @04kurage

②② 「はぁー」 『どうしたの?』 挿れただけでめっちゃ気持ちいい 「あかん…先生をめちゃくちゃにしたいのに…」 『何それっ…あと…もう先生じゃないから』 「え?あっ…名前呼んでええ?」 『うん』 「○○…」 『章大…』 「あかんってっ…」

2015-01-23 00:34:09
クラゲ @04kurage

②③ 彼女の名前呼ばれて もうあかんくて 自然と動く腰 動かすと止まらへんくて 必死な俺 ちゃんと気持ちいいのか考える余裕ないけど 段々と彼女の声が大きくなってきて 時々薄っすら目を開けて お互いにキスし合って 最後は指絡めながら あっという間に果ててしまった俺

2015-01-23 00:34:11
クラゲ @04kurage

②④ そのまま彼女に倒れ込むと抱きしめてくれた 「ちゃんと気持ちよかった?」 『うん…本当に初めて?』 「当たり前やん。俺独りよがりやなかった?次からはもっと頑張るから!」 『そっ、だっ大丈夫だよ…』 めっちゃ幸せで もうこのまま寝てしまいたいって思った

2015-01-23 00:34:13
クラゲ @04kurage

②⑤ やけど あっさり抜かされて 気だるさで仰向けになってると ティッシュ掴んで俺のから外してゴミ箱に その後一人でさっさとシャワーしにいった彼女 付いて行こうと思ったけど断固拒否やって 脱水場の鍵がご丁寧にされてた 「なんやねん」

2015-01-23 00:34:15
クラゲ @04kurage

②⑥ でもお互いお風呂済まして 再びベッドに入って キスして 手繋いで 抱きしめ合って眠った もう幸せで仕方なくて この先ずっと一緒にいるって改めて誓ってん そりゃ色々あったよ 喧嘩もしたし 彼女から何度も別れようって言われたし 『章大にはもっといい子が…』

2015-01-23 00:34:17
クラゲ @04kurage

②⑦ 何て何回言われたかわからん 『ニタニタしてるー』 「いやぁ、幸せやなって」 『何それー』 「やってほんまに先生と結婚できてんもん」 『だから…先生じゃない』 「ママ?」 『そうだけど…』 「○○」 結婚して8年 子どもも2人で本当に幸せやねん

2015-01-23 00:34:18
クラゲ @04kurage

②⑧ 「なぁ、子どもら起きんよな?」 『え?』 「久しぶりに…な?」 『ちょっ…んっ…章っ…あぁっ…』 やけどいつまででも もっと幸せになる為に ずっと仲良しでおろうな? 「3人目いっちゃう?」 『バカっ…いいけどっ…』 end…

2015-01-23 00:34:20