かげひと(ΦωΦ)
@KGHT_2
古鷹「ねぇ加古」 加古「うん?」 古鷹「加古は……どこで死にたい?」 加古「やっぱ布団の中かなぁ。古鷹の腹の上、ってのもいいかもしれないなぁ」 古鷹「……そっかぁ」 ――火葬場で昇る煙を見ながら
2015-02-24 13:42:11
かげひと(ΦωΦ)
@KGHT_2
「加古さん、余命はあと数ヶ月です。どうされますか?」 加古「……古鷹の子宮の中で死にたい」 「かしこまりました」 衣笠「……それで、あなたの腹に加古さんを入れるために、私が呼ばれたのね」 古鷹「そうです。私は3代目ですけど」 衣笠「私なんて血のつながりもないわよ」
2015-02-24 13:49:06
かげひと(ΦωΦ)
@KGHT_2
衣笠「……なかなか暴れるわね」 古鷹「一時的に入ってもらってるだけだから、我慢してね?」 衣笠「……おさまった」 古鷹「今のうちに、始めましょうか」
2015-02-24 13:55:40
かげひと(ΦωΦ)
@KGHT_2
衣笠「……やっぱり何回やっても慣れないわね。自分自身を持っていかれそうになる」 古鷹「そうしたら、私は双子のお母さんね?」 衣笠「私はまだ死にたくないですよ」 古鷹「そう?気が変わったら教えてね」
2015-02-24 13:57:41
かげひと(ΦωΦ)
@KGHT_2
古鷹「ねーんねーん、ころーりーよー、おこーろーりーよー……」 青葉「どうでした?『加古』さんの様子は」 衣笠「安定してます。やっぱり古鷹さんの中がいいみたい」 青葉「……自分の孫なのに?」 衣笠「ボケちゃってるから、分かりゃしないわよ」 青葉「そうですね」
2015-02-24 14:00:09
かげひと(ΦωΦ)
@KGHT_2
青葉「これで第一世代の艦娘も、残り数名ですか」 衣笠「そうですね……」 二人の歩く先には、かつての「兵士」を迎え入れた数名の女性が、大きな腹を抱えて歩いていた……
2015-02-24 14:02:47