ジョン・ウィリアムズ、東江一紀訳『ストーナー』(作品社)読者の声。
- sakuhinsha
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ジョン・ウィリアムズ『ストーナー』素晴らしかった。農家の青年が文学に目覚め、教師になり、そして死ぬまでの物語。派手な出来事もなく、ただ地道に生きた男の話なのだけど、とても美しかった。途中悲しすぎて挫折しそうだったけど、この読後感といったら。知を求めること、愛すること、生きること。
2014-10-27 09:07:37買った〜。のっけから『ストーナー』(作品社)のあとがきにいかれてしもうた。泣ける。作品と翻訳者のまたとないコラボを予感。だからして急いで読んだり細切れに読んだりはしたくない。この本だけは、やりかけの諸々を終えてからじっくりと読むべし。 pic.twitter.com/HHzcrUDiUx
2014-10-25 14:56:48著者の分身ともいえる主人公は自らの著作を話題にならず、廃れたが満足な仕事だったと述懐するが、「ストーナー」が50年を経て絶賛された事でメタ的だがとても希望のある作品になったのでは。いつか見つけられ、多くの人の心を打つという内容はオースターの「幻影の書」同様の創作賛歌だと思う。
2014-10-11 13:45:26主人公のストーナー、著者のウィリアムズさんと同様に翻訳の東江先生も、淡々と文学の仕事をしながら同時に優れた教師として多くの翻訳家を育てた人になので、この物語に対する深い思い入れが感じられた。できれば東江先生のストーナー論を読みたかった。でもあとがきの追悼文は素晴らしい名文です。
2014-10-11 13:22:32作品社さんRTして下さったのウィリアムズのストーナー関係のツイートにたくさんファボやRTを頂く。本当に素晴らしい作品なので一人でも多くの人に読んでもらえればと思う。作者のみならず翻訳、装丁など関わった全ての人の深い愛情が感じられる稀有な作品だった。
2014-10-11 13:14:04「ストーナー」、このアメリカ文学史に刻まれるべき小説が、最近フランス人翻訳家に発掘されるまで無名な事実にビビる。家族の暴力の歴史の連鎖といったテーマといいこの作品が50年前に書かれたという事が全く信じられず、ソーカル事件みたいな米文学界がしかけたドッキリなんじゃないかと疑う。
2014-10-11 01:38:05ジョン・ウィリアムズ「ストーナー」読了。二章まで読んだ段階では最高の青春小説で、半分あたりでは暗黒家庭ホラーだったものを静謐な美しさをもったラストに持っていけるこの小説家の技量に脱帽通り越してジャンピング土下座したい。つうかこの人フィッツジェラルドとかカポーティと並べんじゃ。
2014-10-11 01:30:42ジョン・ウィリアムズ「ストーナー」二章まで読んだが傑作の予感がする。帯の通り「ひとりの男が大学に進んで教師になる物語にすぎない」のだけれど、農家の出身で親に言われて農学部に入った青年がシェイクスピアのソネットに衝撃を受け、自分自身と向き合うようになる場面とかひたすら美しい。
2014-10-07 22:44:41装幀と帯文に惹かれて読み始めたジョン・ウィリアムズ 『STONER ストーナー』東江一紀訳/作品社 停滞も進捗もせず、ひたすら静かに、力強く浸透していく翻訳文。訳者の東江さんは今年の6月に亡くなられた。 ゆっくり、最後まで読む。 pic.twitter.com/mXgQ2xC0fa
2014-10-02 01:41:08東江一紀さん最後の翻訳書、ジョン・ウィリアムズ『STONER ストーナー』をぱらりと読みはじめる。出だしの文から美しく、ひっそりしていて、間違いなく心を奪われる予感。大事に読もう。
2014-09-30 23:52:28