異能使い第二式 リプレイ「矢城町怪奇劇」第8話-それぞれの正義-
律「見つかると、大変ですよ」 アウル「そうなんだが、ピエロを放っておけなくてな…」 律「それは、そうですけど。と、とにかく、見つからないように」 アウル「わかった。が、どうすれば…」 放課後、田中、えみり、礼希は一緒に下校してい。 田中「悪いけど、礼希。えみりちゃんを頼む」
2015-03-07 22:03:01礼希「(  ̄0 ̄)ノ オゥ‼神楽の稽古場まで連れてくぜ~」 2人で歩き出す。 礼希「えみりちゃん。ちょっといい?」 えみり「うん」 礼希「えみりちゃんは田中のこと好きなの?」 えみり「好きだよ(*´∀`*) 」 礼希「ほ、ほんとに?」 えみり「うんw」 そこに新たなクラスメイトが
2015-03-07 22:06:45男子「えみりちゃん!好きです」 えみり「わたしも好きだよwクラスのみんな(*´∀`*) 」 男子「わー━━━━!!ヽ(;▽;)ノ」走っていってしまった。 えみり「どうしたんだろう?」 礼希「ま、魔性だ…なんとかしないと…え、えみりちゃん!」 えみり「なに?」
2015-03-07 22:13:43礼希「オイラ、冷蔵庫だけど。えみりちゃんはもう少し人の気持ちを考えたほうがいいよ(・・;)」 えみり「だってみんな好きなんだもん!それより、お願いがあるんだ~西村君」 礼希「お願い?」 えみり「今ね、神楽で困ってることがあるの…小田切先輩と高橋先輩がいなくなっちゃて」
2015-03-07 22:42:44えみり「合わせるのにリーダーが居ないの。それで、先生が如月さんが凄いって。西村君。如月さんと仲いいよね?頼んでみてくれない?」じーと見つめてくる。 礼希「え!、いや、律はたぶん嫌がるから、オイラ聞けないよ」 えみり「えー(>_<) そこをなんとか、聞くだけ」手を握ってくる。
2015-03-07 22:45:47礼希「ダメなものはダメだよ!もし、そうしたいならえみりちゃんが直接いいなよ~」 えみり「そこをなんとか。お願い(*´∀`*) 」さらに顔を近づけてくる。 礼希「オイラ、人が嫌がることはできないよ!えみりちゃん!人間だったら当たり前に思うことでしょ?」 えみり「よくわからない」
2015-03-11 18:13:30礼希「とにか、ダメ!」 えみり「わかった…」 ガタ。カバンを落とす音。 田中「な、何やってんだよ…」 礼希「あちゃ~これはな!」 田中「礼希の馬鹿野郎━━━━!!(´つヮ⊂)ウオォォwwww」走っていってしまった。 礼希「えみりちゃん、ここでいいよね?めんどくせ~」追いかけていく
2015-03-11 18:16:19河川敷で田中を見つける 礼希「田中~ヽ(´Д`;)ノ」 田中「な、何しに来たんだよー!お、俺だって手も繋いだこともないのに!なんでおまえが!」 礼希「誤解だよ~あれは~その~とにかく、機嫌なおせよ!俺たち親友だろう?これからも応援するからさ」 田中「ほ、本当か?」 礼希「本当だ」
2015-03-11 18:23:51田中「わかったよ、本当に誤解なんだな?じゃーしょうがない」 礼希「一緒に帰ろうぜ~」 田中「ああ」 礼希「でも、えみりちゃんは人間らしさが足りないと思うぞ。オイラは冷蔵庫だけど」 田中「お前だって人間だよ!」 礼希「冷蔵庫だ」 田中「だって、手足が2ほんづつある」 礼希「そこか」
2015-03-11 18:26:47マスターシーン 土方家にて尚也は瞑想していた。そして、覚悟を決めると家を出ていった。 御影「悲壮な顔をしてどこに行くのかな?土方くん」 土方「御影さんには関係ないですよ」 御影「今の君がいったところ、彼は倒せないよ」 土方「俺は影でこそこそしているあんたとは違う!」
2015-03-11 18:53:58土方「御影さん、あんたにも守りたいもののひとつやふたつあるだろう?俺は風花さんに悲しい思いをして欲しくないんだ!」 御影「だとしても、勇気と無謀は違うよ。僕にもね大事なものがある。例え血が繋がっていないとしても、あの子達は僕の宝だ。僕が逃げたばっかりにあの子達には苦労をかける」
2015-03-11 18:57:04御影「だから僕は這いつくばってでも、彼らを守らなくてはならない。死ぬわけにはいかないんだよ」 土方「…こう見えても天武八家です。簡単にはやられませんよ」走っていってしまう。 次の日の学校 アウル「結局どういたらいいんだ…」 ピエロ「お~アウルさーん(・∀・)ニヤニヤ」
2015-03-11 19:01:35ピエロ「相変わらず、不審者デース」 アウル「そ、そんなことはわかってるヽ(`Д´)ノ」 ピエロは帽子とホウキをアウルに渡す。 ピエロ「わたしが~校長先生にかけあっておきマーシタ」 アウルに「これは?」 ピエロ「用務員デース(゚∀゚ ) ほら~あそこを掃いてくだサーイw」
2015-03-11 19:04:22アウル「(´・ε・`)ムムム し、仕方ない」 そうこうしていると放課後になり、テニスの試合が行われることに。全校生徒が注目している。そこに風花と礼希も合流する。 陽子「手加減はしないよ!( ¯•ω•¯ )」 律「一応、ルールはこんな感じだよ。火凛ちゃん」 火凛「わかった」
2015-03-11 19:07:03第1セット陽子が先取。ほぼ瞬殺。 第2セット火凛が取る。 陽子「こうなったらモードBに移行ね」 律「モードBって(笑)」 第3セット辛くも陽子が小ワザを使って勝ち取る。 火凛「そういうこともあるんだ~だいたいわかったw」 第4セット、第5セット火凛が瞬殺。ゲームセット
2015-03-11 19:10:10生徒「もはや、中学生の世界ではないな~」 律「火凛ちゃんについていける陽子ちゃんって一体…( ̄◇ ̄;) 」 風花「彼女、普通の人間だよね?」 律「うん」 礼希「きっと、筋肉の異能使いなんだよ~」 固い握手を交わすふたり。そして、 火凛「楽しかった~wでね、今から遊びに来ない?」
2015-03-11 19:13:07律「へ????火凛ちゃんの家に?」 火凛「うん(*´∀`*) 」律は高橋(傀儡)を見る。 高橋「ま~火凛がそう言うなら」 アウル「これは」 風花「まさに」 礼希「チャンス」 律「なんで招待してくれるの?」 火凛「友達だからw」 律「そ、そっかー…どうします?」みんなに相談する。
2015-03-12 22:35:15律「みんなで行ってもいいの?」 火凛「(´ε`;)ウーン…どうしようかな?」 律「みんなもお友達なの」 火凛「ならいいよー」 律「やったーw」 という訳で軽い時空の狭間を抜けて、とある洋館に。 律「ここが火凛ちゃんのうち?」 火凛「そうだよー冷はただいまだねー」 礼希「え?」
2015-03-23 18:46:32クラウン「これはこれはみなさん~よくいらっしゃいました~歓迎しますよ~なんせ、火凛が連れてきた初めてのお客様ですからねー」 一同、案内されて広間の長テーブルで食事をする。 アウル「む!私の分がないではないかー!」 クラウン「あなたは客ではありません(  ̄▽ ̄) 」
2015-03-23 18:50:35アウル「おのれ!」 そして、ここで給仕をしている小田切となつみ。 律「先輩!なっちゃん!!」 傀儡「無駄だ」 律「くっ!お二人にあったら言いたいことがあったの…神楽の真似事をしていて満足ですか?って」 傀儡「フフフ…無駄だ無駄」 律「いいの別に…言いたかっただけだから」
2015-03-23 18:54:09和やかな雰囲気で食事をする一同。その中で、アウルはクラウドに会った。 アウル「おまえは何がしたいんだ?」 クラウド「俺は火凛を守る。ただそれだけだ」 アウル「何がそこまでお前を…」 クラウド「あの日、風花に目を切られた時から限界を感じていた。そして、家を飛び出し手当たり次第に」
2015-03-23 19:37:53クラウド「戦っていた時、魔性と出会い殺されそうになった。その時、救ってくれたのが火凛だった。そして彼女は俺の内面を見抜いた。俺を理解してくれる存在」 アウル「なるほど…」 クラウド「いずれオマエも倒す」そう言うとクラウドは出て行ってしまう。 クラウンに話しかける礼希と風花
2015-03-24 21:45:15礼希「おっちゃん~おっちゃんは強いんだろう?これ以上どうするのさ~?」 クラウン「君は本当に何も覚えていないのかい?」 礼希「???」 クラウン「まーいいですw私の能力は魔性を喰らうこと…(  ̄▽ ̄) 」 風花「まさか!」 クラウン「あなた達は非常に強力な力を持っている」
2015-03-24 21:49:30クラウンは舌なめずりをした。 クラウン「実に楽しみですー」 食堂にて 火凛「ねーねー泊まっていこうよヾ(*´∀`*)ノ」 律「え!?(´ε`;)ウーン…」 火凛「ねーねー泊まっていこうよ~」 律「とりあえず、今日は帰るよw」 火凛「工エエェェ(´д`)ェェエエ工」
2015-03-24 21:52:26律「家にも言ってきてないし」 火凛「(´・ω・`)そっかー」 律「そうだ!今度、陽子ちゃんの家でお泊りしようw」 陽子「( ・∀・) イイネ!」 火凛「わかったよw」 律「約束!」そう言うと小指を出す。 火凛「円がお教えてくれたやつだねw約束(*´∀`*)」指切りをする。
2015-03-24 21:55:12