まず何故非モテの生存の仮想敵をフェミニズムにするのか?というより、なぜフェミは敵視される理由を理解できないのか?ということだな。理解できないから、ミソジニーがどうこうとかですべてを説明しようとする。それが非常によろしくない。なぜそう思うかというと
2015-03-29 01:46:50この対談を見て確信を深めた。「二村ヒトシ×アルテイシア対談」w-sc.jp/nimuraartesia1/ フェミよりの人でも非モテに理解があると思われる自称元非モテの二村氏、非モテに恋愛指南しているアルテイシア氏。この二人でも非モテがフェミを敵視する理由がわからないという
2015-03-29 01:52:54これはいかんだろとおもうわけですな。そもそも嫌われる理由がわからないというのでは、色々と話にならない。私はフェミが正しいか間違っているかに興味はない。だが非モテ属性がフェミを嫌悪するには十分な理由がある。
2015-03-29 01:55:45男の平均年収を仮に500万、女の平均年収を300万とする。男女平等の賃金水準の雇用環境が実現したと仮定する。すると、普通に考えて年収は400万ずつになる。成長要素はややこしくなるので含めない。結婚する共働き世帯は、平等以前も以後の世帯収入800万。独身男性は年収が100万下がる
2015-03-29 02:00:33相対的に貧困になるのは確定している。そして、長々と書いたツイートを繰り返すのは面倒なのでやらないが、男性性の保護の無さに対して関心の薄い現状のフェミニズムの下で男女平等が実現した場合、敗者となる非モテ独身層には過酷な未来しか予想されない。よってフェミに反対するのは生存のため当然
2015-03-29 02:04:11繰り返してみた
男の世界の本質は競争だ。これは古今東西今昔、基本的には変わらない。前時代的な制度や慣習というのは、ある意味でこの競争を抑制する仕組みでもある。なんせ男性性を無秩序な競争においたら、北斗の拳の世界がやってくる。だから、昔の人は身分やらで人を分けて、競争を抑制したわけだ。意図は兎も角
2015-03-27 18:13:33なので、男というのは同姓の敗者に対して厳しい。一方で、女性については保護すべきという規範が長い歴史を通じて刷り込まれている。近年はだいぶ揺らいでいるが、まだまだその意識は我々を強く縛っている。なので、男は基本的に女性の敗者にやさしい。むしろ、女性の方が女の敗者によほど厳しい
2015-03-27 18:16:02女は男を保護の対象にはみない。男の敗者に対して男並かそれ以上に厳しい。結果男の敗者は誰にも保護されない。それは制度以上に、社会通念として強く我々を縛っている。それはどういうことで可視化されるか?路上生活者をみるといい。ほとんどが男性である。男性の方が路上に抵抗が薄い面はあるが・・
2015-03-27 18:18:57ではその網から抜け落ちるとどうなるか?首を吊るのである。男性の自殺率の高さは有名だが、それ以上に内訳がやばい。女性の自殺は「心を病んで」というケースが多いのだが、男の自殺は「もう人生積んだ状態で、死んでくれて遺族はほっとした」ケースが多いわけである。しかもそれだけではない
2015-03-27 18:23:52平成25年の行方不明者の状況(警察庁発表)によれば、総数83,948。うち男53,916で女30,032である。失踪者というのはその多くは蒸発や家出なのだが、結構な数で死亡者・・自殺や他殺の人がいるはずですわ。路上生活突入の人も多いわけです。男の方が突出して多い
2015-03-27 18:28:55もちろん女性には女性用の地獄というのがあるわけだが、男の地獄は死がすぐそこにある。男の弱者に世間は冷たい。女子も最近は過酷で、「最貧困女子」(著者 鈴木 大介)なんて本もあって、それはもちろん社会問題なのだが、最貧困女子は本になっても最貧困男子はなりません。女以上に自業自得だから
2015-03-27 18:33:34路上生活者の多くが、路上に出るその日までホームレスになるとは思っていなかったというとります。男の人生は一寸先は闇。何故ならば、男の肉体と男性性には市場価値がないから。女はSWに限らずとも、肉体と女性性に市場価値がある。保護の対象になる。男は自分の腕くらいしか、本質的な価値がない
2015-03-27 18:41:04その代わり、現状の社会は男性が社会的に成功しやすいようにできている。ただし、社会的な属性なんてものは一晩にして無になるものである。億万長者が翌日は無一文なんてエピソードはいくらでもある。
2015-03-27 18:42:26いってみれば男の人生は綱渡りの競争である。いい悪いではなく、それが現代のシステムである。失敗すれば、昔なら「腹を切れッ!」という狂気の同調圧力があったわけだが、現代は「首を吊れッ!」と変わっただけである。
2015-03-27 18:45:04「カイジ」という作品がある。福本伸行が描く、人生常に崖っぷちのギャンブラー、カイジの物語であるが、この作品には殆ど女性キャラがいない。特に博打のプレイヤーとなる女性がいない。これは何故だろうか?一義的には、福本氏の画力、画風が女性を苦手にしているからだが、それだけではない
2015-03-27 18:48:18博打漫画には、定番キャラとして「強く美しくしたたかな女性」というのがつきものである。峰フジコみたいな女性ギャンブラーである。ところが、カイジには一切女性プレイヤーがでてこない。これは何故か?女性差別ではないか!なぜフェミニストは騒がないのだ?ワンピースの女体化ネタどころではないぞ
2015-03-27 18:51:18答えは簡単。リアリティーの問題である。一歩足を踏み外せば死、敗北即是死という状況が、女性キャラではリアリティーを感じなくなるのである。エスポワールに乗っていくのは、常に男である。そういう風に、この世界はできている。
2015-03-27 18:53:40もちろん女天国というほど単純ではない。女性用の地獄を描いた作品も色々ある。ナニワ金融道には泡風呂に沈めされる女性が出てくるが、ああいう苦難やそれに類する出来事が数多くあって、今でもあるのは百も承知である。しかし、死がすぐ迫っているというのは、男に比して圧倒的に少ない
2015-03-27 18:56:05それは昔からそうで、清少納言は晩年に敵方の武者に切られそうになった際に陰部を晒して、女性であることを証明して生き延びたのである。性的価値は恐らくほとんど無くなった老女の時でも、女性であれば切られなかったのである。昔でも女性は単なる商品というほど、単純な話ではない。
2015-03-27 19:00:31つまりバランスがこのままでいいのか?という議論は当然必要であり、女性の社会的ハンデを無くしていく議論は当然必要である。しかし男性性への保護の無さと、女性性への保護という伝統を引き継いでいる現状で、ただ女性へのハンデを無くせばどういうことになるだろうか?
2015-03-27 19:03:42簡単な話で、今まで以上に多数の男がホームレスとなり、首をつり、エスポワールに乗る羽目になるのである。そして、それは君達モテない男がそうなる可能性が極めて高い。よって、非モテが旧来価値に固執するのは当然である。それは生存のための戦いだ
2015-03-27 19:06:20本質的には、男性性を過酷な状況においているのは「現代のシステム」である。故に、フェミニズムの従者たるメンズリブはシステムの破壊、システム規範からの離脱をとく。「競争から降りれば楽ですよ」的な言説である。しかしそんな自己啓発で男性が保護されるようになるわけではない。
2015-03-29 02:07:32そのような自己啓発ではない、本質的な男性開放が始まらない限り、伴侶のいない非モテ男性は自分の腕と金だけが生存の頼みである。故に現状のシステムにおける男性性の経済優位に頼るのは生存戦略として、極めて妥当である。
2015-03-29 02:16:11