アニメ監督・川崎逸朗氏のアイレベル・カメラの高さの理解について

『幕末Rock』『レディジュエルペット』など数々の作品の監督をされた川崎逸朗さんがアイレベル・カメラの高さの理解について、わかり易く絵に描かれたものをまとめさせていただきました。 ※川崎逸朗さんはプロフィールにもありますようにtwitterでのツイート、画像の無断転載を禁止されていますが、今回も許可を頂いて掲載しております。
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川崎 逸朗 Itsuro Kawasaki @itsuro_k

Animation Director ツイート画像の無断転載禁止。Unauthorized redistribution http://prohibited. 参加作「ダブルキャスト」監督「幕末ROCK」「レディジュエルペット」「ツキウタ」「魔法少女俺」「ボトルマンDX」「組長娘と世話係」「愚かな天使は悪魔と踊る」

川崎 逸朗 Itsuro Kawasaki @itsuro_k

アイレベル、カメラの高さの理解について。 その1 pic.twitter.com/0LaAHQhQO0

2015-04-14 09:28:09
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川崎 逸朗 Itsuro Kawasaki @itsuro_k

キャラが手前、奥と二人立てば、自ずとアイレベルは決まるというトコロを理解してください。

2015-04-14 09:40:52
川崎 逸朗 Itsuro Kawasaki @itsuro_k

なのでコンテで二人キャラが立っていればアイレベルは求められます。先ほどの例は「同じ身長の高さのキャラ」が立つ場合ですので、そこは間違えぬ様に。

2015-04-14 09:46:08
川崎 逸朗 Itsuro Kawasaki @itsuro_k

「キャラとパースが合っていない」というのは、このアイレベルの取り方を間違えている事が多いです。

2015-04-14 09:52:40
川崎 逸朗 Itsuro Kawasaki @itsuro_k

カメラ内に三人立つ場合はどうすればいいかというと、カット内で必ず優先順位がキャラに付くはずなので、(動きとかセリフとか見せたいものの優先)上位二人を選んでそこからアイレベルを割り出して、三人目以降はそのアイレベルに合わせて配置すると、レイアウトが取りやすいです。

2015-04-14 10:01:15