一般化じゃんけんについて考えてみた

じゃんけんの手の種類を増やすとどうなるのか、結構な数のツイートをしたのでまとめておきました。 グラフ理論をちゃんと勉強するともっと色々分かりそう、というのが現状。 まとめた後で、伊藤大雄(Hiro Ito)「一般化ジャンケン」という論文がネットで読めるのを教えてもらいました。(optanakaさんに感謝) 続きを読む
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Satoru Inoue @Inoueian

@Inoueian ちなみにじゃんけんの話のきっかけになった4元のじゃんけんも、これと似た考え方で見る事が出来る。元の図はこれ。 pic.twitter.com/U42w2khPyz

2015-04-24 08:27:30
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Satoru Inoue @Inoueian

@Inoueian さっきの5元のルールと同じで、AはBに勝ち、BはCDに勝ち、CDはAに勝つ。ただ4元だと、タイブレイクが三すくみにはならず、Cが単純にDに勝つだけになる。なのでDではなくCを出す方が良くて、4元ある意味が無い。 pic.twitter.com/pMf24dDaT6

2015-04-24 08:30:00
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Satoru Inoue @Inoueian

@Inoueian 5元のルールの延長で、もっと手の種類を多くしても似たような構造のルールが作れる。例えば9元の場合、丸の中にある3つの手がそれぞれ三すくみで、丸同士も三すくみというルールが可能。 pic.twitter.com/Er6PAhHT6n

2015-04-24 08:32:28
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Satoru Inoue @Inoueian

@Inoueian これはどの手も4勝4敗で公平で、このツイートで書いた一般化ルールの9元じゃんけんとは構造が違う。ま、こういう入れ子構造のルールは、二度じゃんけんをするのと同じなわけだけどw twitter.com/Inoueian/statu…

2015-04-24 08:34:44
Satoru Inoue @Inoueian

@Inoueian まず、3元、5元のじゃんけんから全ての奇数に一般化する方法はあって、どの手も、中心を向かって見て右側には勝って左側には負ける、という風にすればいい。図は7元の場合。 pic.twitter.com/IuJORnH0RY

2015-04-23 10:01:16
Satoru Inoue @Inoueian

今度こそ簡単な話はもうないと思うので、ちょっと調べたくなった人のために。まずやっぱりグラフ理論にこういう構造の研究があった。Wikipediaのページ→ en.wikipedia.org/wiki/Tournamen…

2015-04-24 08:38:04
Satoru Inoue @Inoueian

@Inoueian n元のじゃんけんのルールの種類(最初はn=0)→ oeis.org/A000568 5元で12種類ある事までは確認したけど、それ以上は手作業で確認する感じではないw

2015-04-24 08:40:25