(箱根16）噴火シナリオと確率

早川由紀夫 @HayakawaYukio

噴火確率40％と4％と0.4％は、違うとみる。

早川由紀夫 @HayakawaYukio

こういう桁違いを時間と空間で把握できる能力は、科学の手法で通常尊重される厳密とは相いれない。複雑な自然を見たことがないひとは、こういう桁違いを把握できないし、この手法をそもそも理解できない。優秀な科学者の中にも、これに無理解な人がしばしばいる。

早川由紀夫 @HayakawaYukio

うさはかせによる箱根噴火確率4％公表は、こういう世間に一石を投じたものと私は認識する。風当たりが強いだろうとも予測する。

早川由紀夫 @HayakawaYukio

その風当たりは、精密科学どっぷりのひとからと、ごく普通の一般人からの両方向から来る。

早川由紀夫 @HayakawaYukio

ひとくちで言えば、社会がまだ成熟してないのよね。

早川由紀夫 @HayakawaYukio

地質学を応用して防災しようの試みは、科学ではなく工学なんだろな。

月野うさはかせ Prof.Lièvre @usa_hakase

箱根山火山活動の噴火確率は４％　静大の小山教授ら | 静岡新聞 at-s.com/news/detail/11…　萬年さんも確率を提示

早川由紀夫 @HayakawaYukio

まんねんさん、噴石の使い方を間違えたね。小さな噴石は大涌谷周辺を越えて風下まで（すなわち強羅まで）「風に流されて降るおそれがあるので注意してください」と気象庁は毎日ゆってるよ。それとも、気象庁がゆう「おそれ」が0.8％とみたの？ pic.twitter.com/rbYl6pUTlQ

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早川由紀夫 @HayakawaYukio

噴火発生を「4％と仮定」としたのは、小山さんにのっかっただけで自分で算出しないで、（一番よく知っているはずの）現地専門家として無責任だ。

早川由紀夫 @HayakawaYukio

噴火する確率4％にはさわらずに、いかに社会不安を沈静化させようかに腐心してつくりだした結果だけを発表したようにみえる。まんねんさんの試算は、リスク評価ではなくリスク管理に属する。

早川由紀夫 @HayakawaYukio

大きな噴石は大涌谷周辺に留まり、人家に届くのは小さな噴石だけ、が公式発表だから、まんねんさんがいう0.8％は小さな噴石の確率なのかな。つじつまのあう行政として、たぶんそうなのだろう。 jma.go.jp/jp/volcano/inf…

月野うさはかせ Prof.Lièvre @usa_hakase

取材したままなぜか黙りこんでしまった全国紙２紙に比べれば、独自に他研究者へも取材して記事にした静岡新聞を評価します。

早川由紀夫 @HayakawaYukio

その0.8％より低い確率で、昨年9月27日に63人が小さな噴石に撃たれて死んだ。御嶽山はそのときレベル1だった。箱根山はいまレベル2だ。

早川由紀夫 @HayakawaYukio

あ、神奈川新聞ではなく静岡新聞なのか。強羅は神奈川県だから、静岡新聞は越境だ。静岡大学の小山教授が発表したから記事にした、という建前かな。

早川由紀夫 @HayakawaYukio

噴火確率が4％だと火山専門家が公表したとき、この社会の各層がどのような反応を示したかを新聞は調べて書いてほしい。おおかたの消費者は、4％て十分小さいと思ったように私には見える。生産者や行政官がどう思ったか、どう困惑したか、を取材して書いてほしい。