ロボットもしくは虚構を表現するGMテクニック
@u_kodachi 最初からロボットとは飛ばしてるのう。この一連のテクニックって、いろんなものの集合体だよね。対比は「想像しにくいものの演出方法」だし、リアクションは「その世界の常識を知らせる方法」だ。
2011-01-01 23:10:40@u_kodachi 前者はそのものずばり、なじみの薄いものや、もともと想像できないものを描写するとき全般に使える。後者は目の前の事象が、その世界にとってどれぐらい異常なのかを伝える方法に使える。ロボットは確かにいい例だねえ。
2011-01-01 23:15:40@Syano_open 分解して、解説したほうがいいんかのう。ちょっともったいないよな。いいテクニックなんだけど、具体的にロボットの話になってるんで、活用にイメージまで到達できないかも。
2011-01-01 23:16:04@Syano_open 自分は確か3回目あたりのセッションからロボット出してたので、ノウハウがこっちに偏ってるのであります。遠藤さんともども、補足ありがとうございます。
2011-01-01 23:17:12蛇足過ぎて、小太刀くんのツイートの価値を下げてしまうかもしれないけど。少し、補足と解説とより、汎用的な話に落としこんでみよう。
2011-01-01 23:19:04ちなみに、最初に作った巨大ロボットものは「GURPS カタクラフター戦記(別のTRPGとかぶってるのは偶然)」。はるか未来の銀河帝国を舞台に、反乱軍と共和国軍が全高12メートル程度のロボット兵器で闘うRPG。
2011-01-01 23:20:47とりあえず、ここから先は、小太刀右京( @u_kodachi )さんのロボットの描写関連のツイートを読んでいること、前提で説明するよ~。
2011-01-01 23:20:54TRPGは共同幻想の遊びです。テーブルの上にGMの説明とロールプレイでPCのたちの見ている風景を現出させなければいけません。
2011-01-01 23:21:32その時に、必要なものは、GMとプレイヤーが同じ言葉で同じものをイメージできるかという情報のすりあわせ、これをコンテクスト(文脈)を合わせるといいます。コンテクストがあっていないと、GMの描写が誤解される、あるいは理解されません。
2011-01-01 23:22:11文庫版のガープス・ベーシックが出る前に、コンプRPGに載ってたGURPSのルールを元に解析して作った。世界観は未来戦史ライオスとパワードールとドラグナーとロボクラッシュ。シナリオの流れはファイアーエムブレム。今もハードディスクに入ってる。
2011-01-01 23:22:12ガンダムのRPGだけで、4回くらい作ってるはず。そのたびにほぼ全部のMS作りました。あれはプロになってからだいぶ役に立ちました。ひたすらデータ入力するのが苦にならない。
2011-01-01 23:25:19たとえば、ファイアボールによる爆発をどのように説明するか、あるいはモルフェウスが〈ハンドレッドガンズ〉で何を作ると描写するのかという話なのです。
2011-01-01 23:25:30巨大ロボットアニメの演出論については、『メカフィリア(押井守)』『映像の原則(富野由悠季)』の二冊が参考になります。いつも押井ネタと富野ネタが多いので信用できないかもしれませんが、この二冊は本当にお買い得です。是非。
2011-01-01 23:30:09その際に、もっとも有効なのが、相手の知っている言葉で説明する、です。で、多くの人は「現実のもの」を知っているので、「現実に存在するもので説明」は有効ですよね。
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