歴史学をめぐる議論

歴史学をめぐって行われた議論をまとめてみました。「歴史性」とは何か、大学での歴史学教育について、歴史学と高校の歴史の乖離など色々な話題が出ました。続きの議論を「歴史学をめぐる議論2」にまとめました。http://togetter.com/li/8916
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Adam Takahashi @adamtakahashi

「史料中心の歴史学の手法」が重要だということは何度も強調した上でも、それでもなお「原始的で職人的なのは自明」とか言われると、「照明も冷暖房もない部屋」に通されて「造りは丈夫だから、地震に耐えれば良いでしょ」みたいな感じで強要されている気が少なくとも私はします。

2010-03-10 21:57:17
Adam Takahashi @adamtakahashi

でも、そういう造りが頑丈なだけの家に誰が住みたいのだろうか。

2010-03-10 21:59:04
Adam Takahashi @adamtakahashi

良い気になって書き連ねると、フォロワーの方にご迷惑をかけるので、この辺にします。Oさんとしては歴史学者として当然のことをおっしゃっただけなのかもしれないけれど、それは思っているほど自明でもないと感じたので、追記しました。失礼しました。 

2010-03-10 22:01:49
Toshio Ohnuki @t_ohnuki

@adamtakahashi 自分も含め、フォロワーの方にとっても有益だったのではと思います。すごくうなずかせる内容で勉強になりました。

2010-03-10 22:09:04
Toshio Ohnuki @t_ohnuki

1)職人的な姿勢で史料に沈潜した上で、2)そこから抽出したものを歴史的コンテクストに位置付け、「世俗化」のような無味乾燥な言葉ではない何か別の表現・方法で叙述し、伝える。この2段階があるのだと思います。これらは歴史研究者の営みの両輪で、二者択一ではありません。

2010-03-10 22:19:35
Toshio Ohnuki @t_ohnuki

前者を強調しすぎたゆえに、押し付けがましくなったのかも。照明も冷暖房もない部屋の比喩はなるほど肯ける。照明の明るさ・角度等々、そこからが研究者の個性の見せ所なのでしょうね。

2010-03-10 22:21:52
Adam Takahashi @adamtakahashi

@t_ohnuki 揚げ足を取る形になってしまい、その点は単純に申し訳ないと思っています。大貫さんが読まれている史料がどういうもので、それをどう扱われていて、どういう物語を考えているのかに、具体的に興味があります。

2010-03-10 22:43:14
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