遙HAPPY BIRTHDAY【宗遙編】

3人と遙(を)でシェアハウスbot @shareharu

遙「凛、お疲れ」 凛「ああ。…って何ナチュラルにタオル渡してんだ！今日も早起きしなくていいっつっただろ？」 遙「だが…今日の朝食は真琴が作るんだろ？心配だ」 凛「昨日や一昨日の残り物があるし、大丈夫だろ。それよりお前は出かける準備してこい」

3人と遙(を)でシェアハウスbot @shareharu

真「よし。卵焼きでも作ろうかな！」 凛「やめとけ。冷蔵庫ん中に残り物あるからレンジにかけて皿に盛りつけろ」 真「え、あ、はい；」 凛「ハルに心配かけるからな」 真「そうだね；」

3人と遙(を)でシェアハウスbot @shareharu

宗「おはよう」 真「おはよ～朝ごはんの準備できてるよ」 凛「チンしただけだけどな」 真「わ～もう凛！いじわる言わないでよ～；」 遙「おはよう。朝から騒々しいな」

3人と遙(を)でシェアハウスbot @shareharu

凛「んな落ち込むことか？」 真「だってハルの役に立ちたいのに料理もできないなんて…」 宗「苦手なもんはしょうがねぇだろ。他のことやってっし、落ち込む必要ねぇだろ」 真「そうだけどぉ…」 遙「真琴。コーヒー淹れてくれ」 真「ハル！うん！！」

3人と遙(を)でシェアハウスbot @shareharu

凛「真琴、悪いが洗濯物干しといてくんねぇか？練習間に合わねぇ」 真「うん、まかせといて」 遙「今日は雨も上がったし、昼ぐらいからは洗濯物外に出していいかもしれない」 真「そうだね、様子見ながらやっとくよ」

3人と遙(を)でシェアハウスbot @shareharu

凛「じゃあ練習行ってくる。ハル、連日で疲れてるかもしんねぇが…楽しんでこい」 遙「大丈夫だ。おまえこそ頑張ってこい」 凛「ああ。いってきます」

3人と遙(を)でシェアハウスbot @shareharu

遙「真琴は今日何もないのか？」 真「夕方からバイト入ってるぐらいかな？何かやっとくことある？」 遙「いや、とくにないが…バイトに行く前に洗濯物を…」 真「わかってるって。あと庭の水やりもしといた方がいい？」 宗「ここんとこずっと雨だったから大丈夫だ」 真「あ、そっか」

3人と遙(を)でシェアハウスbot @shareharu

宗「俺たちもそろそろ出るか」 遙「ああ。真琴、晩飯は…」 真「バイト先のまかない食べるから大丈夫だよ」 遙「そうか」 真「それじゃあ、楽しんできてね！いってらっしゃい」 宗遙「行ってきます」

3人と遙(を)でシェアハウスbot @shareharu

宗「やっぱり混むな」 遙「ああ」 宗「はぐれんなよ」 遙「こっちのセリフだ」 宗「あ？ちっこいから見えねぇんだよお前」 遙「お前がでかいだけだろう。俺は標準よりでかい」 宗「ほっそい体で何言ってんだ」 遙「筋肉はある！」 宗「はいはい」

3人と遙(を)でシェアハウスbot @shareharu

遙「着いた。ここが最近人気の植物園か」 宗「けっこう広そうだな」 遙「早く行こう」 宗「わかったから落ち着け、チケット買ってくる」

3人と遙(を)でシェアハウスbot @shareharu

『いらっしゃいませ』 宗「すみません。誕生日特典があるって聞いたんですが」 『はい。ご利用されますか？』 宗「お願いします」 『かしこまりました。では、こちらにお名前をご記入いただき、17時になりましたら、またこちらの窓口までお越しください』 宗「わかりました」

3人と遙(を)でシェアハウスbot @shareharu

宗「植物園というだけあって、見たことない植物もたくさんあるな」 遙「そうだな。この花とか…なんだろうな」 宗「ドラゴンフルーツって書いてあるぞ」 遙「ドラゴンフルーツ…あの果物か」 宗「実がなってくれるとわかるだろうが、花だとわかんねぇな」

3人と遙(を)でシェアハウスbot @shareharu

宗「せっかくだし、花の写真でも撮るか」 遙「見た事ない昆虫もいるみたいだな」 宗「受粉のためにいろんな蝶が飛んでるらしい」 遙「…………」 宗「七瀬？」 遙「綺麗だな」 宗「……そうだな」

3人と遙(を)でシェアハウスbot @shareharu

蝶を目で追う七瀬の横顔が綺麗すぎて、つい写真を撮ってしまったが…あいつらには見せないでおこう。俺だけの……(宗介)

3人と遙(を)でシェアハウスbot @shareharu

遙「お前は本当に植物が好きなんだな」 宗「あ？元々は全く興味なかったぞ」 遙「そうなのか？」 宗「お前が急に学校でもらったからって　　の球根持ってきた時にたまたま家に俺しかいなくて一緒に庭に植えただろう」 遙「ああ」 宗「あれがキッカケだ」

3人と遙(を)でシェアハウスbot @shareharu

遙「…俺もだ。俺もお前がいろいろ植物のこと教えてくれて…それで楽しくなってきた」 宗「あん時お前が嬉しそうにしてたから…いろいろ本やネットで調べたんだ。それで俺も興味が湧いてきたんだよ」 遙「…そうか」 宗「笑うな」 遙「宗介、ありがとう」

3人と遙(を)でシェアハウスbot @shareharu

遙「山崎！動くな！」 宗「は？」 カシャ 宗「は？？？」 遙「……よし。綺麗に撮れた」 宗「てめぇ何勝手に撮ってんだ！」 遙「その花とお前を一緒に撮りたかったんだ」 宗「じゃあそう言え」 遙「そう言って素直に撮らせてくれるのか？」 宗「……」

3人と遙(を)でシェアハウスbot @shareharu

宗「腹減ったな」 遙「弁当は作ってないぞ」 宗「わかってる。本当はお前の弁当が食べたいが…今日は気にすんな」 遙「…ああ。じゃあ、そこのカフェにでも入るか」 宗「そうだな」

3人と遙(を)でシェアハウスbot @shareharu

遙「ロコモコとかいろいろあるぞ」 宗「……鯖はねぇみてぇだな」 遙「このパイナップルパンケーキに鯖をのせて食べると美味いだろうな…」 宗「う…想像させんな」

3人と遙(を)でシェアハウスbot @shareharu

遙「ロコモコにハンバーガーにチキン…そんなにはいるのか？」 宗「お前じゃねぇから余裕だ。むしろお前はそんだけしか食べねぇから細いんだ」 遙「サンドイッチも美味いぞ」 宗「味のこと言ってんじゃねぇよ。ってお前、まさかその魚をそのサンドイッチに入れる気じゃ…」 遙「ああ」

3人と遙(を)でシェアハウスbot @shareharu

宗「おい、やめろ」 遙「なんでだ？美味いぞ。ほら」 宗「は？！」 遙「ほら。早く食べてみろ」 宗「……(んなお前の手から食べれるかよ！)

3人と遙(を)でシェアハウスbot @shareharu

遙「せっかくわけてやろうと思ったんだが」 宗「……家で頼む」 遙「家？」 宗「じゃねぇと俺の理性がもたない…」 遙「？」

3人と遙(を)でシェアハウスbot @shareharu

遙「！あっちでなんかやってる」 宗「あ、おい七瀬。落ち着け。こけるぞ」 遙「大丈夫だ。お前こそ足元気を付けろよ」 宗「俺は別、にっ！？」 遙「え…」 ドサッ (宗介が遙を押し倒すように倒れる)

3人と遙(を)でシェアハウスbot @shareharu

宗「っ、悪い！大丈夫か！？」 遙「……っ」 宗「どうした？どっか打ったのか？」 遙「だ、大丈夫だ…。それより…早く上からどけ」 宗「っ、悪い！」 遙「真昼間から押し倒されるとは思わなかった」 宗「不可抗力だ！」 遙「冗談だ」

3人と遙(を)でシェアハウスbot @shareharu

宗「さっきは悪かった」 遙「？何がだ？」 宗「さっきだ！俺が躓いてお前を押し倒しちまっただろ！」 遙「あぁ…そういえばそんなこともあったな」 宗「忘れてたのか…今さっきのことを…」 遙「気にしてないからな」 宗「少しは気にしろっ」