1周年&エイプリルフール企画【新婚宗遙bot】
- Sohdearharuka
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遙「宗介」 宗「……ん」 遙「おはよう。早く起きろ。遅刻するぞ」 宗「ああ、おはよう」 遙「ご飯できてるぞ」 宗「ん」
2016-04-01 10:17:35宗「また鯖か……」 遙「だめか?」 宗「う……んな目で見るな;」 遙「?」 宗「鯖でいい!ただし夜は別のにしろ」 遙「ああ。弁当の中身も鯖じゃない」 宗「!どうしたんだ?」 遙「栄養バランスを考えろって凛に言われた」 宗「そうか」
2016-04-01 10:17:54宗「じゃあ行ってくる」 遙「ああ」 宗「……おい」 遙「はぁ…いってらっしゃい」 チュッ 宗「いってくる」 遙「…早く行けっ」
2016-04-01 10:20:19『おはようございます!山崎さん』 宗「ああ」 『あの、コーヒーとお茶どちらにしますか?』 宗「いや、いい」 『見てよあれ』 『あ~また山崎さんに言い寄ってる』 『ったく。相手されてないのわかんないのかな』
2016-04-01 10:40:29貴「おはよ~宗介」 宗「ああ」 貴「お茶でも頼めば良かったのに」 宗「必要ない」 貴「あ、そっか。その水筒、ハルの特製ジュースが入ってるんだっけ」 宗「ああ。お茶も別に持たされてる」
2016-04-01 10:52:23ピンポーン 遙「はい」 『宅配便でーすこちらにサインをお願いします』 遙「…これでいいか?」 『えっと…こちら山崎さんのお宅ですよね?』 遙「え?」 『七瀬と書かれてますが…』 遙「あ。悪い」 『新婚さんなんですか?』 遙「えっと…」 『新婚さんによくあるんですよ~』 遙「…っ」
2016-04-01 11:00:25ピンポーン 遙「はい」 『すみません、隣に引っ越してきたものなんですが…あの、これを』 遙「そば?今どき律儀だな」 『実は田舎から出てきて、あまりよくわかってなくて;』 遙「俺も田舎から来た。何か困ったことがあったら言ってくれ」 『あ、ありがとうございます!』
2016-04-01 11:15:03『あの…お名前は…』 遙「ああ、七瀬は…山崎遙だ」 『え?』 遙「悪い。最近結婚したばかりで苗字に慣れてなくてな」 『あ!ご結婚されてるんですね!それじゃあ、お、奥さんなんですね!』 遙「奥さん…」
2016-04-01 11:31:11『あの~山崎さんってどちらですか?』 貴「ん?宗介?なんで?」 『えっとその…ランチを一緒にどうかと思いまして…』 貴「あはは~やめた方がいいよ~」 『え?』 貴「でもまぁ、屋上で食べてるから行ってみたら?」 『?ありがとうございます…』
2016-04-01 12:00:21ガチャ 『あ!山崎さん、お隣いいですか?』 宗「あ?なんでだ」 『実は私、山崎さんのお弁当を…』 宗「は?」 『え?そのお弁当…どうしたんですか?』 宗「も、もらった」 『え?誰にですか?』 宗「誰でもいいだろ」 パカッ(弁当を開ける) 『え!?』
2016-04-01 12:10:08貴「お~い宗介~」 宗「なんだ?」 貴「一緒にご飯食べようと思って~」 宗「とか言いながら遙の弁当を横取る気だろ」 貴「あ、バレた?」 宗「絶対にやらねぇぞ」 貴「はいはーい。つか本当にハルのお弁当すごいね~」
2016-04-01 12:20:06宗「最近キャラ弁にハマってるらしいからな」 貴「最近机じゃなくて屋上で食べる理由はそれだったのか~」 宗「さすがにこれを他のやつらが見てるところでは食べれねぇ」 貴「そうだね。ところでさ、僕が来る前に女子が来たでしょ」 宗「ああ」
2016-04-01 12:25:06貴「ハルが作った弁当見てた?」 宗「そういえば、これ見て…負けた…とかなんとか言って去ってったな」 貴「あははは~予想通り~!」 宗「?」 貴「ところでさ、なんで宗介って指輪してないの?」
2016-04-01 12:30:11『私は断然鴫野さん!』 『私は山崎派だな。男前で頼りになるし』 『あんたたち、勝手に夢見るのはいいけど、彼女の一人や二人いるわよ諦めなさい』 『夢見てるだけです~あの女みたいに本気じゃないですよ』 『でもあの女なんか悔しそうな顔して帰ってきたわね、なんかあったのかしら?』
2016-04-01 12:50:08真「おーいハル~」 遙「真琴!」 真「ふふ。ひさしぶり」 遙「ああ。仕事はどうだ?」 真「うん!順調」 遙「そうか」 真「平日休みの仕事だからハルと予定合わせやすくて良かった」 遙「俺も助かる」 真「今日はなんの買い物だっけ?」 遙「服を買いたい」 真「うん、じゃあ行こうか」
2016-04-01 13:00:09貴「宗介ーこの書類なんだけ…宗介?」 宗「あ?」 貴「何怒ってるの?」 宗「別に」 貴「はは~んさては、今日もハルは真琴とデートしてるんだな~」
2016-04-01 13:10:07宗「デートじゃない!」 貴「はいはい。ただの買い物でしょ?ただの買い物なんだから別にいいじゃん」 宗「わかってる…」 貴「ほんっと宗介って時々ものすごく心狭いよね」 宗「うるさい」
2016-04-01 13:20:06遙「真琴?」 真「あ、ごめんごめん。宗介からLINEきたから返してた」 遙「宗介から?なんだって?」 真「ううん!ハルをよろしくって」 遙「わざわざそんなこと送らなくてもいいだろ」 真「このよろしくにはいろんな意味が込められてるんだよ。ふふ。ハル愛されてるよね~」 遙「?」
2016-04-01 13:30:07『あ、あの…山崎さん』 宗「なんだ?」 『今夜…一緒にお食事でも…』 宗「何かあるのか?」 『え?いえ、別にそういうわけじゃないですが…』 宗「なら無理だ」 『えっと…何かご予定でも?』 宗「……」
2016-04-01 13:40:06貴「宗介~」 宗「なんだ?」 貴「宗介の奥さんから僕にLINEがきたよ~」 宗「は?なんでお前に?」 貴「宗介が浮気してないか見ててって」 宗「そんなものするわけないだろ!俺がハル以外を…っ」 『え?』
2016-04-01 13:45:04『え?山崎の奥さん?』 『山崎さんって結婚してたの?』 『え~ショック~』 『あんたよりあの女の方がすっごいショックな顔してるけどね』
2016-04-01 13:50:06宗「おい!お前が声が大きいぞ!」 貴「え~宗介の声も十分大きかったけど~」 宗「ふざけるな!」 貴「っていうかなんで隠してんの?別に言っちゃっていいじゃん」 宗「それは…」
2016-04-01 14:00:09『おい山崎、結婚してたのかよ。水臭ぇぞ~教えろよ』 『どんな人なんだ?そういえばお前毎日弁当持ってきてるもんな~奥さんの手作りだったのか』 『え?でも前に自分の手作りって言ってたよな?』 宗「…結婚する前までは自分で作ったりもしてたからな」
2016-04-01 14:10:06