問十二、夜空の青を微分せよ。街の明りは無視してもよい
- tomo1109_Reffi
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夜空の微分を知らなくてもこの短歌はすばらしい。でも知っているともっとすばらしいんですよってことなんだろうけど、うたを自分なりにわかりたいなと思ったら調べるんじゃないかなあ。
2015-09-17 17:09:35問十二、夜空の青を微分せよ。街の明りは無視してもよい - Togetterまとめ togetter.com/li/874260 青を微分すると星が残る、って知りませんでした。微分ってよくわからないけど実は面白いものだったのかもしれない…
2015-09-17 08:29:50「画像の微分」などというものは人類の99%以上にとって知る必要のない技術だけど、みんな使っている技術でもある。デジタル画像の「シャープネス」って微分の応用だし、デジタルなコピー機でコピーした文字がくっきり見えるのも、二値画像についての微分の応用だから。
2015-09-17 21:16:34俺は素人だから短歌としてどうかなんて知らないが、「夜空の青を微分せよ」ってフレーズは気に入った。夜空の闇を時間積分すればそれは青となり、それを空間的に二次微分してやれば星を検出するラプラシアンフィルタだ。科学は今眼前にあるものを揺り動かして見えてないものを見る方法のひとつだ。
2015-09-17 00:49:47@hkazano 批評としての客観性を無理に捻出しようとしてもなお、「自分が面白いと感じられないものが評価されていることが面白くない」という感情が滲み出ている文章になってしまっている感じがします。とはいえ、「噴飯もの」はちょっと言い過ぎかなと思ったのでまとめからは外しましたが……
2015-09-16 19:18:09@tomo1109_Reffi 自分の中で当たり前でない、説明がないとよく分からない物は、たとえそれを教えてもらって理解できても、「その意味を知っている人」が初めて読んでストンと腑に落ちる感覚とはまた違う感情、感想を抱くと思うのです。
2015-09-16 14:01:23@sbsb65536 そのときに受け取り方が人それぞれ違うのは仕方がないというか、当然なんだと思います。万人受けしなくとも、一部の人間には直撃するような表現をあえて選ぶという割り切りのもとにこの作品は書かれていて、そういう姿勢はあっても良い。
2015-09-16 19:43:18@sbsb65536 件の批評は、その表現であるからこそ心底直撃する人が世の中にはいるんだという想像力に欠けていて、自分にピンとこないものはダメだ、自分にわかるものこそが良いものだ、という感情的なしこりを「万人にわからないものはダメだ」という論点にすり替えてるように思うんですよ。
2015-09-16 19:51:20@tomo1109_Reffi ああ、そういう「俺は皆の意見を代弁して言ってるんだ」的な批判はお門違いかもしれませんな。分かる人にだけ分かりゃいい物ってのもあるし、それだから面白い、それだから心打たれるっていう物はたくさんありますし。
2015-09-16 19:56:05しかし・・・与謝野晶子とか俵万智とかにしても出て来た頃は「こんなの歌じゃない」とか酷評する人は多かったんだろうな・・・「問十二、夜空の青を微分せよ。街の明りは無視してもよい」 togetter.com/li/874260?page…
2015-09-17 23:03:38嬉しいことがあったときに、その日を記念日にするというのも、実は一部の人にしか共有できない感覚で。例えば、スポーツの身体性とか、政治や時事問題に対する反応も、ある意味では専門性を持った言葉。『夜空を微分』も、そういった、注意を惹きつける言葉として機能する。
2015-09-17 19:06:51短歌をかじったことのある人が評価しないのなら、夜空を自分で撮影して微分したことある人が評価するさ。街の明かりが邪魔なんだよマジで。車のライトとかブチ切れ。
2015-09-16 23:04:59問十二、夜空の青を微分せよ。街の明りは無視してもよい (川北天華) この短歌について3年半前につぶやいた感想が急にわんさかRTされはじめて、なんだろうと思ったら、新しくまとめが作られてました。 togetter.com/li/874260
2015-09-16 20:34:00「問十二、夜空の青を微分せよ。街の明りは無視してもよい」 ネットで話題になったことは短歌界や作者周辺でも知られていたようで、京大短歌の首評にも載っていました。 明らかにぼくの当時のツイートをふまえてる。いつの間にこんなところで。 twitter.com/tomo1109_Reffi…
2015-09-16 21:03:50ただ当時の短歌評を探すと、京大短歌の首評を筆頭に、短歌プロパーの歌人の態度は微妙です。 「はいはい短歌を知らない一般人にはこういうのがウケるんだよね、この程度の奇抜さはうちら見飽きちゃってるんだよ、話題だから仕方なく触れとくけど」感。 twitter.com/hkazano/status…
2015-09-16 21:11:12京大短歌の首評のぶっちゃけ。 kyoudai-tanka.com/cgi-bin/review… >この歌のこの人気と注目度が面白くない。自分たちの歌、あるいは、自分たちの大好きな歌ではなく、このようにパロディや理系の専門的知識に寄りかかった歌が評価される、それが歯がゆい。
2015-09-16 21:17:04理系の人が美について語る言葉を持っていないという問題なんだと思うんだよな。 そういう歯がゆさの中、この人は短歌の形で上手く表現できたんだと思う。同じような歯がゆさを持ってる人が、嬉しかったんだと思うんだよな。 専門知識というより、視線の種類の問題だと思う。
2015-09-16 21:27:38「問十二、夜空の青を微分せよ。街の明りは無視してもよい」 って短歌,結構心にぐっと来るんだけど,情報系の研究者だからかなぁ… togetter.com/li/874260
2015-09-17 17:37:55@LazyWorkz まあでも自分は好きですよこの評文。こういう自分の言葉を使った平易な文章って案外書きにくいものだと思うのです。特に嫌いな対象に対しては。つい権威に頼って否定したり、支持する人をニヒリスティックに嘆いたりしがち。でもこの文章はそうならず公平に前向きに締めている。
2015-09-16 21:32:50冷静に否定しているようで「こんなやつ嫌いなのに…くやしいけど感じちゃう! ビクンビクン」感が出ているのがたいへん良いと思います。 twitter.com/_babbit2/statu…
2015-09-16 21:35:54いやらしいけど中立的な評。 toutankakai.com/magazine/post/… >今、大衆に支持されるのは、平易な歌ではなくむしろ流れ去らないインパクトのある歌ではないだろうか。 >インパクト合戦はおそらく不毛だ。実体のない軸に振り回されず、一首ごとの良さを冷静に読み込んでいきたい。
2015-09-16 21:30:04「問十二、夜空の青を微分せよ。街の明りは無視してもよい」 の短歌プロパーによる評論のなかでも、京大短歌の第二首評はアンビバレントな感情がにじみ出て面白いんですが、具体的にぼくの発言への批判が混じってるんで、2年越しで返答します。 kyoudai-tanka.com/cgi-bin/review…
2015-09-16 22:02:52