竹熊健太郎氏が語る「電子出版の時代」と赤松健氏のJコミ

アメリカで日本のアニメを配信している「クランチロール」の8割は「NARUTO」へのアクセスだそうで。 一方Jコミに新たな動き Jコミ http://www.j-comi.jp/
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椎名ゆかり @ceena_J

@kentaro666 「数ヶ月」→「10ヶ月」でした。すいません!>数ヶ月で1万人

2011-01-09 13:10:48
竹熊健太郎《Aタイプ》 @kentaro666

電子出版の時代になると既存の出版システムは崩壊するとはよく言われるし、自分もそのような趣旨の文章を書いてきた。短期的には多分そうなるだろうが、長期的には版元も編集者も残るだろう。だが、現在のビジネス規模を維持することはできないだろう。

2011-01-09 13:46:01
竹熊健太郎《Aタイプ》 @kentaro666

電子書籍は作者が直接販売するので版元や編集者が不要になるといわれるが、その場合は作者が編集者を兼ねているだけで、編集というプロセスがなくなるわけではない。私たちが「編集者はなくならない」という根拠がこれだ。作品を創るのが作家の仕事なら、「作品を世に出す行為」は編集者の仕事なのだ。

2011-01-09 13:53:40
赤松 健 ⋈(参議院議員・全国比例) @KenAkamatsu

@kentaro666 @toyamanabu 私は結構悲観的な考えで、「電子書籍時代では編集者が絶滅し、今”作画&編集ノウハウ”を持って売れている作家が、5年後もまだ売れ続けている」と予想しています。新人作家は激減し、「原作者」が編集者的な立場でプロデュースするようになるとか。

2011-01-09 15:01:22
赤松 健 ⋈(参議院議員・全国比例) @KenAkamatsu

@JeenaAndow @kentaro666 @toyamanabu 電子出版時代になると、「作画&編集&広報」など製作ノウハウを全て持ったマルチタレント的な漫画家がいっぱい出てくるのではないでしょうか。そうなると海外市場が視野に入ってきます。

2011-01-09 15:13:04
竹熊健太郎《Aタイプ》 @kentaro666

@KenAkamatsu 逆に言えば、マンガの才能に加えて「編集センスのある作家」「プロデュース能力のある作家」が、生き残る時代になるのではないでしょうか。

2011-01-09 15:13:41
竹熊健太郎《Aタイプ》 @kentaro666

@KenAkamatsu 「原作者が編集者になる」というのは同感です。話が作れない編集者、ネームが切れない編集者も淘汰されるのでは。

2011-01-09 15:16:28
赤松 健 ⋈(参議院議員・全国比例) @KenAkamatsu

@kentaro666 つんく氏とか秋元康みたいなイメージの、漫画原作&プロデューサーってことですね。ちゃんと著作権も押さえた。

2011-01-09 15:19:19
赤松 健 ⋈(参議院議員・全国比例) @KenAkamatsu

@JeenaAndow @kentaro666 @toyamanabu エージェントというと、「成功報酬の数%が取り分」というイメージがあります。その点、原作者ならば著作権まで押さえられますし、プロデュースする上でも現実的です。

2011-01-09 15:23:24
竹熊健太郎《Aタイプ》 @kentaro666

赤松さんは相当なお考えと準備のもとにJコミを始められたようですね。今後の展開を楽しみにしております。

2011-01-09 15:31:11
竹熊健太郎《Aタイプ》 @kentaro666

@KenAkamatsu そのイメージです。僕は今のマンガ界で起きていることと、60~70年代の日本映画界で起きたことに共通点を感じています。テレビに押されて業績不振になった映画界は、スターや監督を独立させ、独立プロダクションと共同でリスク分散することで生き残りを図りましたね。

2011-01-09 15:42:03
竹熊健太郎《Aタイプ》 @kentaro666

@KenAkamatsu 70年代に異業種出身の角川春樹が、「宣伝で映画を売る」というそれまでの映画ビジネス常識を覆すやり方で大成功しました。角川映画は毀誉褒貶が激しいですが、今の出版界はあのくらい大胆な変革が必要だと思います。

2011-01-09 15:48:11
赤松 健 ⋈(参議院議員・全国比例) @KenAkamatsu

@kentaro666 「映画スター=漫画家」、「映画監督=編集者」、「脚本家=原作者」に相当するかと思いますが、漫画は初期投資額があまり要らないので、リスクが相当少ないです。多分、漫画家(映画スター)が一人で全部やっちゃおう、そして海外に売っちゃおうということになるのでは。

2011-01-09 15:51:24
竹熊健太郎《Aタイプ》 @kentaro666

@KenAkamatsu 同感です。ただ僕は、「個人では執筆困難な大規模な作品を週刊ペースで発表する」場合は資金調達を含めてプロデューサーが主導する企画があっていいと考えています。個人制作による小規模作品と、アメコミやさいとうプロ作品のような大規模作品が両立すればいいと思います。

2011-01-09 16:01:43
赤松 健 ⋈(参議院議員・全国比例) @KenAkamatsu

@kentaro666 資金調達まで必要なような大規模なマンガ企画は、「もし売れなかった時のこと」を考えると、今後は控えるべきでは・・・?(^^;) 少ない初期投資で作品を乱発し、その中から売れた数本だけで資金を回収できるというのが、従来までの出版モデルだったわけですし。

2011-01-09 16:08:52
竹熊健太郎《Aタイプ》 @kentaro666

@KenAkamatsu 私がいう「資金調達」は、具体的には作家さんに支払う原稿料のことです。もし今後版元から独立したプロデューサー=編集者が出たとして、もしその独立性を確保しようとするなら、版元ではなくプロデューサーが原稿料を払い、アシスタント代を出すことがあるかも知れません。

2011-01-09 16:20:09
竹熊健太郎《Aタイプ》 @kentaro666

@KenAkamatsu ただし、赤松さんのご意見はよくわかります。最初は小規模にはじめるしかないだろうと僕も思います。

2011-01-09 16:22:08
赤松 健 ⋈(参議院議員・全国比例) @KenAkamatsu

@kentaro666 なるほど・・・・。そうなると、ベンチャーキャピタルが出てきたりして。(笑) あとは○○○○ファンドとか。

2011-01-09 16:24:27
竹熊健太郎《Aタイプ》 @kentaro666

@KenAkamatsu 赤松さんとはこれまで面識がありませんでしたが、よろしければ一度お目にかかって意見交換したいですね。

2011-01-09 16:29:12
赤松 健 ⋈(参議院議員・全国比例) @KenAkamatsu

@kentaro666 じゃあ、どこかで飲みますか(笑)。どこかの雑誌に仕切ってもらって、(もう一人くらい加えて)対談企画にしてもいいですが。(^^;)

2011-01-09 16:33:10
竹熊健太郎《Aタイプ》 @kentaro666

@KenAkamatsu 雑誌の人を挟んでもいいですが、多分彼には耳が痛い話題のオンパレードになってしまうかも知れませんね(笑)

2011-01-09 16:38:07
赤松 健 ⋈(参議院議員・全国比例) @KenAkamatsu

@kizuki_jpn @kentaro666 じゃあ、対談タイトルは「電子出版時代において、編集者はかくあるべき」とかですか?(笑)

2011-01-09 16:55:30