編集部イチオシ

汐鈴さんによる名画紹介まとめ

交互フォローして頂けているフォロワーさん、汐鈴さんのお好きな映画の紹介が素敵だったので、纏めてみました。ある種個人用
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siorinn(汐鈴) @siorinnstory

@siorinnstory 【ツィゴイネルワイゼン】 鈴木清順監督。サラサーテの調べに乗せて大谷直子の白い肌、原田芳雄の野性、大楠道代の怪しさ、藤田敏八の迷いが絡み合う一枚の絵画のような作品、芸術性を感じる好きな邦画の一本。 pic.twitter.com/j1Vxq53c0L

2015-11-15 21:58:34
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siorinn(汐鈴) @siorinnstory

@siorinnstory 【おとうと】 幸田文原作。原作読んで切なく思い、映画を見て泣いた思春期。純粋ながらも思いが伝わらない弟とそれを切なく歯痒く思う姉。今でもつくづく親の薦めてくれた邦画は良いものが多く印象的だと思える一本。 pic.twitter.com/UFe4q8TLYk

2015-11-15 23:36:26
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siorinn(汐鈴) @siorinnstory

@siorinnstory 【この自由な世界で】ケン・ローチ作品でも特に好き。派遣で搾取された主人公が自分が搾取する側に回ったら見えてくる世界とは・・・。一時期の派遣切りで問題の時、どこにもあるのだと思わされた一本。 pic.twitter.com/a5qEkdWXal

2015-11-15 23:40:15
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siorinn(汐鈴) @siorinnstory

@siorinnstory 【裏切りのサーカス】 ジョン・ル・カレ原作TTSS。生々しい諜報物。同監督でゲイリーさん主演でスマイリーシリーズ全部撮ってくださいと懇願したくなるたまらない一本。本当好き、大好き、配役も舞台も全部好き。 pic.twitter.com/J7Dc3eEKtY

2015-11-15 23:47:52
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siorinn(汐鈴) @siorinnstory

@siorinnstory 【砂の女】阿部公房の原作が好きで鑑賞して、よくあの不条理感を表現したものだと(生意気にも)思った作品。お若いころの岸田今日子さんは晩年の穏やかさが想像できない激しさとエロス、必見。 pic.twitter.com/vnUF94napQ

2015-11-15 23:56:42
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siorinn(汐鈴) @siorinnstory

@siorinnstory 【ヘッドライト】ジャン・ギャバン作品で観た中で一番暗いのになぜか印象的。老年期のドライバーと若い娘の不倫ものなのですが、これがギャバンだから許されるのだと観た後つくづく思った俳優ありきな作品。 pic.twitter.com/X1BLt5Z5O2

2015-11-16 00:08:45
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siorinn(汐鈴) @siorinnstory

@siorinnstory 【罪と罰 白夜のラスコーリニコフ】 アキ・カウリスマキ監督。原作ドストエフスキ「罪と罰」舞台を北欧にした意欲作。あの長編をよく90分少しに切り取ったものだと劇場で観て感激。さすが酔いどれ天使アキちゃん。 pic.twitter.com/st2J4Xb33g

2015-11-16 00:14:32
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siorinn(汐鈴) @siorinnstory

@siorinnstory 【プライドと偏見】恋愛ものは苦手な自分が本当に心から好きだと思った初めての作品。恋愛だけでなく家族愛や大切なものを淡く優しく描いているところが好き。ジョー・ライトは古典を撮るのが本当に秀でてますよね・・ pic.twitter.com/UVUAUVMTxD

2015-11-16 00:48:59
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siorinn(汐鈴) @siorinnstory

@siorinnstory 【オリエント急行殺人事件】 ルメット監督。ミステリ映画に嵌った決定打。最初は親につきあってテレビで見て、それ以来放送されるたびに見ている位に好き。「カサブランカ」のバーグマンに最後まで気が付かなかった・・ pic.twitter.com/WU90JcGTTk

2015-11-16 01:03:22
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siorinn(汐鈴) @siorinnstory

@siorinnstory 【シティ・オブ・ゴッド】神の街と呼ばれるブラジルのスラム街。貧しさから小さな子が麻薬や銃を手にする姿は衝撃。日本なら学習塾に通ったり、ゲームするくらいの子供たちが、と当時ショックを受けました。 pic.twitter.com/iYulCO4JNJ

2015-11-16 20:55:47
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siorinn(汐鈴) @siorinnstory

@siorinnstory 【未来を生きる君たちへ】暴力へは暴力で応戦してはいけない、ということを体を張って子供に教える父親の姿に胸が熱くなりました。小さな諍いを胸におさめるだけでそれが平和につながる・・・スサンネ・ビア監督作品。 pic.twitter.com/j9jWwC9JrE

2015-11-16 21:10:49
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siorinn(汐鈴) @siorinnstory

@siorinnstory 【リトル・ランボーズ】 ランボーに感銘受けてしまった少年二人が可愛い。仲たがいしたり仲直りしたり、夕方に鼻の奥がツンとするような懐かしい子供時代の終わりを感じる優しさが好き。メイズにも出演している彼も・・ pic.twitter.com/8YWQrjc9Ht

2015-11-16 21:18:03
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siorinn(汐鈴) @siorinnstory

@siorinnstory 【特捜部Q檻の中の女】優秀なのだけれど組織にはなじめないはみ出し者二人、北欧版「相棒」この二人がキュートすぎて。内容はかなりのエグイのですが、それを忘れてしまう位に会話が可愛らしい。原作はシリーズもの。 pic.twitter.com/xpYeZHxNNG

2015-11-16 21:29:57
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siorinn(汐鈴) @siorinnstory

@siorinnstory 【愛、アムール】ピアニストで衝撃を受けて一切見ていなかったハネケ。しかしこの作品を見てハネケはやはり天才と。誰もが受け入れなければならない老い。老夫婦に訪れた老いに対して二人が出した答えに・・・ pic.twitter.com/LGSuqoj7CZ

2015-11-16 21:41:58
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siorinn(汐鈴) @siorinnstory

@siorinnstory 【歩いても 歩いても】親に老いを感じるシーンに胸が痛くなる。古いアルバムを懐かしんで、在りし日の人や時間を愛おしんでいるかのような懐かしさが好き。自分の親が歳を取ったな、と思った人が見たら共感できるのでは pic.twitter.com/7h5kmrpRVA

2015-11-16 21:45:37
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siorinn(汐鈴) @siorinnstory

@siorinnstory 【犬神家の一族 1976】横溝正史の原作、豪華昭和の名優の豪華共演もさることながら、滅びゆく昭和の様式美、が良くも悪くも織り込まれていて何回観ても飽きない作品。助清!仮面を取っておやり! pic.twitter.com/Vmq5xLIPYS

2015-11-16 22:52:51
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siorinn(汐鈴) @siorinnstory

@siorinnstory 【イングリッシュ・ペイシェント】初鑑賞時、あまりの切なさに泣き、再度鑑賞して気づく英国人でもないのに英国人の患者と呼ばれてしまう戦争の悲劇。砂漠の中に蜃気楼のようにゆらゆらとゆらめく愛、壮大な美しさ。 pic.twitter.com/9RZ3thrVKq

2015-11-16 23:07:58
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siorinn(汐鈴) @siorinnstory

@siorinnstory 【ツォツィ】アパルトヘイト後のヨハネスブルグ。ツォツィとは不良の意味。本来純粋な心も環境で曇ってしまう、切ないながらも子どもがすべて幸せにあって欲しいと思わせる作品。南アの当時の現状もよく分かる。 pic.twitter.com/sOfjJELnhE

2015-11-16 20:46:28
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siorinn(汐鈴) @siorinnstory

@siorinnstory 【ペコロスの母に会いに行く】認知症で母親を介護施設に預ける息子・・・と書くと重いのですが、ユーモラスであたたかく描いており、くしくも赤木春江さん演じるミツエに亡き祖母を重ねて涙、人に人生あり。 pic.twitter.com/dc1rT9Y64h

2015-11-17 00:02:30
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siorinn(汐鈴) @siorinnstory

@siorinnstory 【そして、私たちは愛に帰る】ファティ・アキン監督。同監督の「ソウル・キッチン」も大好きですが、こちらはより胸にくる。この作品でドイツがトルコからの移民が多いことを知る。子を亡くした親の悲しみが心に響く。 pic.twitter.com/vIgvrA2sVr

2015-11-17 00:27:45
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siorinn(汐鈴) @siorinnstory

@siorinnstory 【ホット・ファズ -俺たちスーパーポリスメン!-】劇場で鑑賞して涙が出るくらいげらげら笑い転げました。英国式コメディ、いや英国ものが好きだと気が付いた作品。真剣な顔して面白いことをするのって最高です。 pic.twitter.com/PwmiPMhbt0

2015-11-18 00:28:39
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siorinn(汐鈴) @siorinnstory

@siorinnstory 【戦場のレクイエム】中国映画で戦争時になくなった名もなき戦士たちの名誉をとりもどすまでに奔走するある兵士の生き方。自らも負傷しながらも亡くなった人にここまで・・自分ならどうしただろうか、と考える。 pic.twitter.com/1TkxniE6d8

2015-11-18 00:40:42
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siorinn(汐鈴) @siorinnstory

@siorinnstory 【うつせみ】キム・ギドク監督。女性の扱いがひどいのはいつもながらですが、美しいのです。この二人も容姿もですが、二人のかわす目線や行動が浮世離れしているのですよね、まさにタイトルを思わせるところに惹かれます pic.twitter.com/qfy4Mk3Rqn

2015-11-17 23:48:19
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siorinn(汐鈴) @siorinnstory

@siorinnstory 【ぼくを葬る(おくる)】オゾン監督作品で一番好き。タイトルの通り自らを、という話ですが、自分を見つめ、終焉の準備をする。自らの最期はこうありたいとふと思わされる静謐さと美しさにあふれた作品。 pic.twitter.com/F1UQGAEZLK

2015-11-17 23:55:46
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