「対話」「コミュニケーション」について~テロ事件を受けて
1. 話のはじまり~掴みはアップルシード
- 前述のまとめ「正義は怖いという正義は怖い」を引き継ぎ、「対話」というテーマが登場します。
正義は不寛容で怖い、という話はよく話題になるけど(特にTwitterでは311以降顕著になった気が)、かといって天国への道が悪意で舗装されているわけもなく、やっぱり大事なんですよ正義。
2015-11-17 03:14:45正義が怖いのではなく、不寛容を、狭量を、惰性を、見栄エトセトラ……こそを警戒すべきなのです。それぞれが己が信じる正義を持つことはむしろ推奨されることでしょう。
2015-11-17 03:18:19英語版アップルシードには「テロリストに人権は無いというオリュンポスはナチではないか」的なあまりにも正論のツッコミが寄せられていた記憶。
2015-11-17 03:39:18んでもまあ、堂々と理想郷を描こうとしたオリュンポスで「テロリストに人権は無い」と言わせたどぎつさはすごい。あれがなければ凄みは3割ほど減っていたかもしれない。
2015-11-17 03:42:15びびらせることが正義なら、士郎正宗のクライマックスはデュナンがシフォンをブチ殺したあの瞬間かもしれぬ(しかもあの瞬間シフォンは非武装で警察の論理なら殺さなくてもいいはずだし)。早いな!
2015-11-17 03:46:51@kodachiukyou どこまでわかってやっているのか天然なのか、理解に苦しむのですよね。コンフリクト編読んでると「常識人ではないか」という気もしますし……。ともあれ、あの辺は攻殻のアニメで変に翻訳・大衆化されちゃってたらやだなあ、という気もします。
2015-11-17 03:56:19乙武さんの件もそうですが、「対話」「言い分を聞く」というと融和だ話が通じる相手か弱腰だ、と反応する意見が多いです。しかし、戦うにせよ相手を理解し何を考えているか分析しないと勝てないでしょうし、それには対話が必要なのです。 twitter.com/Col_AYABE/stat…
2015-11-17 23:49:19たとえばワルシャワで悪名を馳せたユルゲン・シュトロープSS中将に取材した『死刑執行人との対話』という本がありますが、これは別に論破とか融和とか、そんなものが目的ではないわけです。なぜ対話という行為に忌避感を持つ人が多いのか興味ありますね。対話したい。
2015-11-17 23:55:15たとえば、こういう疑問に答えを得るためにも対話が必要なわけですよ。いつだって「彼を知り己を知れば 百戦危うからず」なのです。 twitter.com/tsukasafumio/s…
2015-11-17 23:57:49この期におよんでロシアとフランスにテロをふっかけたのは、彼らなりの成算があるんだろうか。なんだか東洋のある国の現代史に既視感あるんだけど。
2015-11-17 23:41:122. いくつかの対話
@RASENJIN 日本人は対話というものを、相手の価値観を丸呑みにすることと思いがちなのかもしれませんね。おれは昨日つぶやいた、何でも受容することと何でも排斥することが同根だということにつながるのですが。
2015-11-18 00:03:05@tsukasafumio 日常、あらゆるところで別に価値観を丸呑みせずに対話してるはずなんですけどねえ。
2015-11-18 00:05:33@RASENJIN 今晩は。全く理解できない相手の言い分に対して、対話することによってそのまま嫌悪を感じるのも、逆に一転して共感を覚えてしまうのも、どちらも己の気持ちが揺らぐという意味で恐怖というか不安だから、なのではと頭に浮かびました。
2015-11-18 00:22:50@RASENJIN その理屈だと、いわゆる「左翼」が首相や米の言い分を聞かないが故に負け続けているという話にもハネてしまいませんか?
2015-11-18 00:26:55@Pzkw4ausfD 「言い分を聞く」は「価値観を丸呑みする」ことではないという条件付きで、勿論ハネますよ。
2015-11-18 00:28:36