ワタリー・ギラは誰のために泣いたのか? 『機動戦士Vガンダム』の厄介すぎる魅力とは
ワタリー・ギラ大尉は、『機動戦士Vガンダム』の序盤で主人公ウッソ・エヴィンと敵対するべスパの士官です。誇り高い武人としてウッソと戦い、そしてその姿に衝撃を受け、自決を遂げた壮絶な最期は、多くの視聴者に衝撃を与えました。
そんなワタリー大尉の描写から見る『Vガンダム』の特色、富野由悠季監督のリアルに関する演出手法、それから性別観についてまとめました。
ワタリー・ギラ大尉の詳しい紹介は以下から:
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@2F5_2F5
男女問わず不妊の人はいるし、子どもを持たない選択をする人もいる。その人たちの命に価値はないとすることはできないでしょう。そもそも人間なんて価値ないよ、というのもひとつの見方ですけど、それはとりあえずおいておいて。
2015-11-25 13:11:33
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@2F5_2F5
Vガンはハイランド組が初めて地球に来て海の匂いの生臭さにえづいて、そこから地球生まれのウォレンたちと話して「綺麗に生きたら綺麗に死ねるの?」って話を始めるあたりも大好きです
2015-11-25 13:23:57
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@2F5_2F5
Vガンは狂気と悲惨さがクローズアップして語られがちだけどその中でずーっと細く小さく語られ続ける願いのようなものがあってそれがすごい好きなのでみんなも機動戦士Vガンダム、見てください!
2015-11-25 13:27:28ついでに、『ガンダム Gのレコンギスタ』に対する補足も追加させていただきます。
kaito2198
@kaito2198
「変貌していく世界」と「正気と狂気の間でなんとか踏ん張っている人間」を描けたのは、富野作品のなかでも『Vガンダム』と小説の『オーラバトラー戦記』だけだと思います。G-レコもそれを意図していたはずだが、ちょっと明確に出せなかったのは残念でいえば残念。
2015-11-25 12:56:32