二次元美少女と児童ポルノ

いつもの話ですが、それでも少しづつ何かに迫っている手ごたえあり。
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It happens sometimes @ElementaryGard

米国コミック弁護基金(CBLDF)という団体があります。コミックスが世から叩かれたときにアメリカ憲法の修正第一条が謳う言論と出版の自由を盾に弁護を行うためのNPOです。ここが国連調査官によるMANGA叩きを憂慮する見解を表明しました。

2016-01-11 14:07:17
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Why Banning Extreme Manga Fails To Protect Children cbldf.org/2015/12/why-ba… 昨年12月16日付け。「過激なMANGAを禁じても児童保護にはならない」

2016-01-11 14:08:58
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ダニエル兼光氏が一枚かんでいますね。全訳が先日出ました。jfsribbon.org/2016/01/blog-p… あまりうまくない和訳です。私に声をかければよかったのに。

2016-01-11 14:09:59
It happens sometimes @ElementaryGard

で、この和訳版をざっと読んで感じました。MANGAを弁護しているつもりが、この論者の本音が行間からちらちら出てしまっているなと。

2016-01-11 14:13:18
It happens sometimes @ElementaryGard

ちょっと長いけど引用します。 >日本では、状況が正反対に近い。性的な写真コンテンツも存在するが、性的な描写を持つ絵によるコンテンツの方がはるかに多く存在する。

2016-01-11 14:14:38
It happens sometimes @ElementaryGard

>実際、初めて新宿の官庁街近くにある漫画書店の紀伊國屋書店アドホックへ行った時、私は目を見張った。

2016-01-11 14:15:07
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>5階まであるこの漫画書店のうち、最上階は男性向け成人漫画専門、4階には女性向け成人漫画専門フロアとなっており、各階ではこれらの漫画が展示販売され、閲覧者に安全な場所であるよう職員が配置されていた。

2016-01-11 14:15:37
It happens sometimes @ElementaryGard

>ディスプレイの仕方には、通常アメリカで同様のコンテンツを販売している小売業者に共通して見られる恥の目やいかがわしさは見られない。両方の売り場にあるコンテンツの被写体は、アメリカ人が写真や即物的な形で消費する性的な内容とそれほどひどく異なるものではなかった。 しかし訳が硬いね。

2016-01-11 14:16:28
It happens sometimes @ElementaryGard

>おそらく日本訪問で私が最も驚いたのは、「レディースデイ」にコミックマーケットへ行き、適切な事例を得たことである。

2016-01-11 14:17:07
It happens sometimes @ElementaryGard

>レディースデイに私がホールを歩いていると、ド・ブーア=ブキッキオ氏ならば児童ポルノ—幼い女の子が性行為におよぶファンタジーで、中には非常に年老いた男性を含むものもある—とみなすであろう内容のコンテンツを陳列する数列の並びに入り込んだ。

2016-01-11 14:18:01
It happens sometimes @ElementaryGard

機械翻訳に毛の生えたようなひどい日本語ですが、それでも論者が日本に来てMANGAの実情を目にして驚いていることは理解できると思います。

2016-01-11 14:18:46
It happens sometimes @ElementaryGard

>それは、もし我々の事例の一つとして直面していたならば、私は顔をしかめつつもロバート・クラムが振りかざす不滅の屁理屈「それは紙に描かれた単なる線の集まりですよ、皆さん!」を引き合いに出し、防御に入ったであろう類のものだった。

2016-01-11 14:19:36
It happens sometimes @ElementaryGard

みなさんわかりますか。この論者は「表現の自由を守れ!」と理念を訴えてはいるけれど、東京に来て怪しげなブツがならぶ専門店やコミケ空間を歩き回るにつれて、その信念が揺らいでいったと吐露しているのです。

2016-01-11 14:21:26
It happens sometimes @ElementaryGard

むろん本人はそう公言していない。何とか弁護の理屈をこねている。

2016-01-11 14:22:07
It happens sometimes @ElementaryGard

>これらのコミックの内容を知り、その著者と話をすると、これらのストーリーが犯罪行為や虐待を行う誘発要因でないことは明らかで、著者や読者の想像上の人生を反映させ、ファンタジーやロールプレイングの一形態として表現されたものだったのである。

2016-01-11 14:22:34
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>漫画の形をとることで声を発する幅広い種類の性的なファンタジーが現に存在し、中には疑う余地もなく不穏で不快なものもある。しかしそれらは現実ではなく、実在する人々を傷つけているわけではない。

2016-01-11 14:23:05
It happens sometimes @ElementaryGard

「不穏で不快」とはっきり述べていますね。原文はもっと激しい表現をしています。unquestionably disturbing(疑う余地もないほど不快)だと。

2016-01-11 14:24:27
It happens sometimes @ElementaryGard

コミックス表現は自由であるべきだと訴える団体の長でさえ、いざ実物を前にしては顔をしかめてしまうほど不快な空間だったのですコミケも専門店も。

2016-01-11 14:26:33
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昨年NHKで放映されたコミケ特集番組から。私たちの目には無害に見えるこんな絵でも、外国人の目には破廉恥の極みに映ることでしょう。 pic.twitter.com/91xOQO8kmn

2016-01-11 14:44:13
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なんかね、『ブレードランナー』の街が毒々しい日本語のネオンサインでいっぱいだったのを思い出すんですよこういうのを眺めていると。 pic.twitter.com/ekDeEieGhu

2016-01-11 14:45:34
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togetter.com/li/769186 画像はここから持ってきました。NHKの特集なので18禁作品は取り上げなかったようですが、実際にはそういうのもたくさんあって、外国人にはそういうのと「ふつう」の二次元美少女作品の区別はまずつかないでしょう。

2016-01-11 14:51:39
It happens sometimes @ElementaryGard

改めて論じますが『ブレードランナー』に代表されるサイバーパンク映画で決まって日本語(や中国語)のネオンサインがこれ見よがしに使われるのは、清濁併せ呑む魔境空間を演出する道具というか装飾としてです。 pic.twitter.com/dwxM181oHg

2016-01-11 14:54:35
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