- MontyGlycon0
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「特定の種だけを作為的に保護したり排除したりするのではなく、生態系そのものを保全しよう」という環境保護の様式ができたのは戦後もかなり後(70~80年代)になってからで、渡瀬庄三郎教授がマングース移入した1900年代じゃあそもそも「生態系」って概念自体が稀薄だったんでは?
2016-01-27 12:57:05たしかに生態系とか多様性ってのも広義では人間の尺度(新しい正義)だしなぁ…。 少しは普遍の価値観に近づいてるのかもしれないが。生活に余裕がある証拠ではある。 twitter.com/suikyosen/stat…
2016-01-28 17:04:22「多様性」とか「持続可能性」とかの本質も将来何に役立つかわからないし、って話になるがそれ誰の役にたつの?って事になるとどうしたって主体は人間の価値観だものな。 動物の権利ためとか地球のためとか神の遺産だからとか、←そういうんじゃ金出せないわけです真面目な話。
2016-01-28 17:40:39@gishigaku @MontyGlycon0 大概の動物を神や神の使いにするヒンドゥー教ですが、マングースは神聖認定されてないようです。たぶん「何でも食べる」ことが浄穢思想に引っ掛かるのかなと。かたや、コブラはनाग(ナーグ。龍蛇神)です。
2016-01-27 12:57:43@nagabodhi @gishigaku @MontyGlycon0 そう言えば、仙台では首都圏に比べてカラスへの忌避の念が少ない傾向がありますが、これも昔からの信仰に由来するのかは私はまだ知らないです。
2016-01-27 14:05:28ちなみに私が小学生の頃に読んだ本ではどれも沖縄のマングース移入は成功して渡瀬教授は沖縄や奄美の人たちから感謝されていることになっていた(って40年以上前か)
2016-01-27 13:00:11移入は本当。ただしマングースはハブを食べずにアマミノクロウサギやヤンバルクイナのような希少種とか農家で飼ってるニワトリやウサギばかり襲ってます(そもそもマングースは昼行性でハブは夜行性だから野生で出会うこともない) @kekeyon3 @haltill
2016-01-27 13:49:01移入マングースによる(ハブ以外)食害問題。ライオンはふだんシマウマとかを食べるけど、人間も食べる。人間の弱さと味を知るとシマウマやキリンより人間を狙うようになる。みたいな案件なのか。
2016-01-27 13:01:16イタチを移入する際も、イタチが鶏などを食べることは島の人達もリスクとして踏まえた上で許容し、マングースの時もそうだったのかもしれない。
2016-01-27 13:09:19渡瀬庄三郎には「この件に関わる東大の先生として、何かの案は出さなくてはならなかった」というプレッシャーもあったのかな。ハブが夜行性でマングースが昼行性というのもよく言われるが、当時検証はあったのだろうか。
2016-01-27 13:14:531900年代、他地域からの異種生物の移入というのは、外国製の家具や調度品を家に置くような感覚だった?マングース=肉食ルンバ?
2016-01-27 13:37:33そういえば私の小学生の頃の動物美談といえば沖縄のマングースと並んで「十和田湖のヒメマス」と「琵琶湖のアユ」も定番でした towadako.or.jp/rekishi-denset… www5e.biglobe.ne.jp/~tomozuri/ayu3… @MontyGlycon0
2016-01-27 13:41:07@gishigaku @SagamiNoriaki @MontyGlycon0 「十和田のヒメマス」は国語の教科書にも載ってましたね。
2016-01-27 20:03:26結局、20世紀初頭だと外来種が生態系に及ぼす影響とか考える以前に生態系という概念があったかさえ怪しいので… @MontyGlycon0
2016-01-27 15:19:10wikipedia先生からで恐縮ですが…>"Ecosystem"という語は1935年にイギリスの生態学者アーサー・タンズリーの論文に初めて現れる。しかし、実際にこの語を作り出したのはタンズリーの同僚のロイ・クラファンだった (1930年)。 @MontyGlycon0
2016-01-27 15:20:16ハブ咬症注意報9月~11月はハブ咬症防止月間です。 town.haebaru.okinawa.jp/hhp.nsf/0/1F0B… ハブ以外が多くなるのは農作業や行楽で山野に人が入るのが増える時期とのこと。人が山野に居るのが多いのは日が出ている間だろう。ハブが夜行性でもマングースぶつけようとしたのはこのため?
2016-01-27 15:05:02これはハブの隠れ家に人が近づく例であって、野生動物同士の遭遇で人とハブの例を当てはめてもな。ハブの活動が鈍る昼の間ならなおさら、マングースのほうが人よりも彼らを避けやすそうだ。当時はハブの生態研究が進んでいなかった?マングースの移入前に調査・検証は行われなかったのか?
2016-01-27 15:13:38先に移入されたイタチは夜行性だった。イタチが全滅したのは、ハブ側が動くようになる夜だと遭遇の危険が高まったためだろうか。しかしマングースの場合、イタチと違って昼行性でイタチより強い。ハブの存在を回避したり、遭遇しても生還率が高そう。生還すればハブをさらに避けるようになるだろう。
2016-01-27 15:20:08移入初期、まだマングースがハブの強さを学習しておらず、ハブを避ける個体が生き延びて世代交代を果たす前なら、目に見えてハブ被害が減る、というのは起こり得るか。twitter.com/gishigaku/stat…
2016-01-27 15:24:33昼間のハブ退治にマングース移入した渡瀬庄三郎教授は云々って話。同時代に近い時期の類例として、実業家赤星鉄馬による芦ノ湖へのブラックバス移入(1925年)があるんだけど、マングースの場合もブラックバスの場合も基本的に「善意」で外来種移入が行われた点はポイントかな、と
2016-01-27 19:19:46近代以降、日本国内へ持ち込まれた外来種は非常に多いんだけど、その大半は「善意」によって移入されたもので、もっと言えば人間の生活・娯楽などを優先した結果行われたケースが殆どなんだよね。たとえ「生態系」という概念が存在したとしても、人間のために、という正義によって打ち消されてしまう
2016-01-27 19:25:00