ドキドキぼーいず『じゅんすいなカタチ』東京公演 私選まとめ

第6回せんがわ劇場演劇コンクール グランプリ受賞公演 ドキドキぼーいず#6『じゅんすいなカタチ』 2016年3月10日(木)~13日(日)@せんがわ劇場 についての感想のまとめです。 続きを読む
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Eiri Ogihara (アムリタ) @35_coral_

要請があればそのように動く、みたいな

2016-03-13 18:02:42
mina トロール @mina_troll

ドキドキぼーいず「じゅんすいなカタチ」、違和感の有る独特な動きと音の大小だけで抑揚の無い平坦な台詞。なのに感情が剥き出しに感じるのはなんでだろ?他者からの視線による行動を排除して自分の感情だけを体現視覚化したような。台詞が日常的なだけにその落差に痛みが際立つ。

2016-03-13 21:35:18
mina トロール @mina_troll

あちこちで見かける社会問題が詰め込み過ぎのようにも感じたけど、そういう中で生きているのが現代の現実というものなのかもなーとも。徳永さんの感想ツイに引かれて千穐楽に滑り込んだけど観れてよかった。京都を拠点に活動する劇団。

2016-03-13 21:36:03
mina トロール @mina_troll

それにしても、どうしてまたこの劇団名に?^^;フリでは絶対行かなかっただろうな。

2016-03-13 21:36:32
山中志歩 @sihoyamanaka

昨日のドキドキぼーいずは、ほんまに面白かった。あのまま群を抜いていてほしい。そして、どんどん嫌なことをやっていってほしい🙊👾年金貰えなくなる話を実際したことがあるから、私は嫌な顔をしてしまった🌓🚀🚀🚀さっこさんに久しぶりに会えて嬉しかった◎

2016-03-13 21:42:20
福井貴大 Takahiro Fukui @kuroi_gohan

ドキドキぼーいず「じゅんすいなカタチ」観劇。オレにはすこし、難しかった。やってることは面白かったけど。

2016-03-13 21:52:47
人のかたち @minestrone_san

東京に来て初めての観劇がドキドキぼーいずになるとは、「闇」に出た沢美ちゃんが関わっていたので観にいった。演劇に関してはマニアではないので難しいことは言えないけど今後、芸術的な面でも評価されていく劇団ではないかなと思います。もっと我がままに、より進化していくのではないかと思います。

2016-03-13 23:13:02
藤原ちから @pulfujiko

で、ドキドキぼーいずについてのやまけん氏(@yamakenta)への応答なんですけど、うまく書けるかわかりませんがやってみますね。まず、自分が気になったのは「身体・言葉・意識」というより「感情」というファクターなんです。感情です。これははっきりしてます。続

2016-03-14 01:50:53
藤原ちから @pulfujiko

例えば、いとこの女の語りは、動きとしては完全に『三月の5日間』のミッフィーちゃんです。ミッフィーちゃんを突き動かしているのは、自閉する意識と一種の照れだと思う。それがああいうコミカルな動きになるし、その振付によって(かつての)チェルフィッチュはリアリズム演劇から離陸した。続

2016-03-14 01:59:06
藤原ちから @pulfujiko

ところがあのいとこの女(松岡咲子)は、ミッフィーちゃんの動きを踏襲しながらも、別種の感情をその発話の中に装填するわけです。つまりもうひとつ銃を隠し持つことになる。続

2016-03-14 02:02:37
藤原ちから @pulfujiko

ここで面白いのは、あの動き自体も、ある程度は彼女の置かれた状況とそれによって生じる感情を表現しているということです。つまりさほど親しくないたぶんほぼ初対面の男からセクハラまがいのことを言われて、え、ちょっと困っちゃうなあ、でもまんざらでもないし、とりあえず社交はしますよ、的な。続

2016-03-14 02:06:38
藤原ちから @pulfujiko

しかしここにさらにもうひとつの銃、発話が入ってきます。ここには男に対する苛立ちや、彼女自身の強気な性格やプライドが滲み出てくるわけです。この組み合わせによって、複雑な感情が表現されることになる。続

2016-03-14 02:09:00
藤原ちから @pulfujiko

もうひとつ例を挙げると、恋人役の片岡春奈は、あの家では外様である、まあそれなりには愛されてるけど、妹とは少しギクシャク、みたいな微妙なポジションについては、ほぼ身体の動きで表現していたと思います(たぶん)。しかし、恋人の死に対する複雑な気持ちは、やはり発話に拠るところが大きい。続

2016-03-14 02:13:57
藤原ちから @pulfujiko

これが現代口語演劇であれば、せっかく買ってきたケーキを誰も食べてくれないとか、そういうエピソードでうまいこと表現することになるでしょう。しかし玄関で別れ際に送ってくれなくて結構です!と強く言うあの会話は、ドキドキぼーいずならではだと思います。続

2016-03-14 02:16:10
藤原ちから @pulfujiko

現代口語演劇は、日本人の、日本語の、自分の気持ちを語らない(語れない)という美学を利用しています。少なくとも平田オリザはそうだと思います。しかしドキドキぼーいずはもう言っちゃえってことなんだと思う。それを、ほんとにあったかどうかわからない時空間に乗せて。続

2016-03-14 02:24:54
藤原ちから @pulfujiko

もちろんこれまでも、ほんとは言えなかったんだけど言ってみたシーンをつくって、いやいや今のは妄想シーンだったんですけどね、とエクスキューズをつけるやり方は山ほどあったと思う。しかし彼らの場合はそのまま劇が進んでいく。(実際には時系列は遡るので、進まないわけですが)続

2016-03-14 02:27:38
藤原ちから @pulfujiko

つまり、あの動きや発話は、劇の進行にとって不可欠なものです。それをなしにするとなると戯曲そのものを書き換える必要がある、というかほぼあの作品の存在意義を奪ってしまうことになる。……以上がわたしの考えですが、いくらかは伝わったでしょうか?続

2016-03-14 02:33:18
藤原ちから @pulfujiko

ただ、やまけんが言うように「だから何?」と思わせないためには、中盤以降、もっと掘り下げていく必要があるとは思う。それは岸田賞の対談でジエン社山本さんについて語ったのとほぼ同じ理由です。続 engekisaikyoron.net/kishida60th_yo…

2016-03-14 02:37:25
藤原ちから @pulfujiko

方法論についてやむをえず語りましたが、これは観て直感的に感じればいいことだと思っていて、わたし自身はあんまりそれを批評として分析したり書いたりしたいという欲望はありません。誰かがやってくれるならお任せしたい。続

2016-03-14 02:43:25
藤原ちから @pulfujiko

ただ、感情のことは興味がある。いろんな土地の人と接するようになって、日本人の感情表現の仕方が奇異に見えてきたというのもあります。「日本人」とひとくくりにすることもほんとはできないんだろう。ともあれ、演劇が眠れる(単調でない)感情を掘り起こしてくれるのなら見てみたいと思うのです。

2016-03-14 02:47:32
やまけん🏳️‍⚧️🏳️‍🌈 @yamakenta

ちからさん、丁寧な応答ありがとうございます。面白かったです。これが読めただけでもういいかなという気もしつつ、せっかくなので俺が考えたことをもう少し発信しようと思いますが、今日のところはもう寝ます。おやすみなさい。 @pulfujiko

2016-03-14 03:00:06
chaghatai @chaghatai_khan

(本人がトークで聞かれて言語化できなかったところまで言語化してしまったような。)

2016-03-14 03:46:12
chaghatai @chaghatai_khan

ドキドキぼーいず『じゅんすいなカタチ』せんがわ劇場。要注目の若手であることは確実です。東京公演があれば、また拝見したいと思います。

2016-03-14 08:35:14
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