WHOのFAQs: Fukushima Five Years On をざっと訳してみた 「福島原発事故から5年:よくある質問と回答」
- gomataro555
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(a9-1)WHOは、加盟国が放射線緊急事態に対する準備と対処の能力を構築し、国際保健規則(IHR 2005)を遵守できるように支援を続けている。
2016-03-22 00:58:15(a9-2)WHOは、技術的なツール、訓練、および演習を開発し、国際協力を推進するとともに、その情報共有プラットフォームである緊急被ばく医療ネットワーク(REMPAN)および生物学的線量測定を行う研究機関のグローバルネットワーク(BioDoseNet)を提供している。
2016-03-22 01:29:47(a9-5)WHOは放射線事故や緊急事態に備えて対処するために、放射線緊急事態管理統合計画の下、既存の省庁間の枠組と取り決めを用いる国際組織と協力している。
2016-03-22 12:21:45(a9-6)WHOは国際協力の推進、研究成果の活用、リスク評価とエビデンスに基づく政策開発に関する助言によって、国際基本安全基準の施行に向けた努力を続けている。
2016-03-22 12:22:13(a10-1)福島県民健康調査には、将来の健康に対する影響の推定に貢献することが期待されている。集団健康調査によって、さらに医療の提供が必要になる場合を特定できるであろう。
2016-03-22 12:22:55(a10-2)また、労働衛生プログラムの一環として、緊急時の作業員を医学的フォローアップする特定の手続きが導入されることになっている。
2016-03-22 12:23:08(a10-3)今なお、三重災害の公衆衛生への影響を緩和するための最大の課題は社会構造と社会的信頼の回復である。ポスト2015仙台防災枠組では、大規模災害への対処に社会的流動性の確保と地域コミュニティへの権限付与を含めるべきだと強調している。
2016-03-22 12:24:22(a10-4)コミュニティの代表者が地域コミュニティのニーズと優先順位を検討する防護・復旧活動の意思決定に関与すべきなのである。
2016-03-22 12:25:27(a10-5)災害の心理社会的影響と社会経済的影響を改善するためのステップを検討すべきである。保健システムは、チームアプローチと人間中心のケアに効果的なカウンセリングサービスと社会的支援を提供する必要がある。
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