火山観測から噴火観測へ

噴火の予知(火山観測)には期待しない。いきなりきたらあきらめる。ただし噴火は徐々に進行することが多いから、その進行を迅速的確に解釈(噴火観測)して、必要を感じたら逃げる。
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早川由紀夫 @HayakawaYukio

気象庁が火山の監視体制を強化 担当職員1.5倍に www3.nhk.or.jp/news/html/2016… 「御嶽山の噴火のような水蒸気噴火は前兆をつかむことが非常に難しいものだが、体制を強化することで、僅かな兆候も見逃さないよう監視を強めていきたい」 前兆神話に毒されている

2016-04-01 12:55:00
早川由紀夫 @HayakawaYukio

前兆をとらえれば噴火予知できると証明されていない。おそらく予知できないのではなかろうか。

2016-04-01 12:56:32
黒沢大陸 @k_tairiku

気象庁が火山業務強化のため、5人の参与を任命。 石原和弘(京大名誉教授) 植木貞人(東北大客員研究者) 大島弘光(北大准教授) 清水洋(九大教授) 渡辺秀文(東大名誉教授) (五十音順) jma.go.jp/jma/press/1604…

2016-04-01 14:09:53
早川由紀夫 @HayakawaYukio

噴火を見れるひとがひとりもいない。

2016-04-01 14:25:03
早川由紀夫 @HayakawaYukio

この5人じゃ、2014年9月27日正午にその役職にいても何もできない。

2016-04-01 14:27:45
早川由紀夫 @HayakawaYukio

2014年9月27日13時に、御嶽山頂に救命ヘリをすぐに飛ばせと助言できた人でないと役に立たない。

2016-04-01 14:29:44
早川由紀夫 @HayakawaYukio

噴火予知はしなくてよい。噴火のあと、どこで人が負傷して助けを待っているかを迅速に判断できる人を雇え。

2016-04-01 14:31:19
早川由紀夫 @HayakawaYukio

御嶽山2014年 9 月27日噴火開始直後の重要ツイート pic.twitter.com/v7fDxL4L2q

2016-04-01 14:33:03
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早川由紀夫 @HayakawaYukio

予知すればたしかにひとが助かるが、予知はそもそもめったに当たらない。予知だけに専念すると、たいて外れるから人が死に続ける。

2016-04-01 14:35:46
早川由紀夫 @HayakawaYukio

第一撃で死ぬ人はしかたがない。助けられない。ただし噴火を迅速解釈すれば、負傷ですんだ人を救出できる。そして第二撃を避けることができる。

2016-04-01 14:37:05
早川由紀夫 @HayakawaYukio

火山をいくら観測してもダメ。噴火を観測しなきゃダワ。

2016-04-01 14:48:02
早川由紀夫 @HayakawaYukio

火山観測から噴火観測へ。

2016-04-01 14:48:44
早川由紀夫 @HayakawaYukio

・1991年5月、雲仙岳で火口に溶岩ドームが出現して火砕流が流れ出してもわかんなかった。 ・2000年7月、三宅島でカルデラ陥没が始まってもわかんなかった。 ・2013年11月、西之島で溶岩出てもしばらくわかんなかった。

2016-04-01 14:53:02

追加
・2011年1月、霧島新燃岳が準プリニー式軽石噴火しても3日間わかんなかった。

早川由紀夫 @HayakawaYukio

・2014年9月、御嶽山で火砕流が出てもわかんなかったどころか、否定までした。 ・2015年6月、箱根山が火山灰を降らしても噴火ではないと言い張った。 ・2015年9月、阿蘇で火砕流出てもわかんなかった。 進歩がない。これじゃだめだわ。

2016-04-01 14:54:31
月野うさはかせ Prof.Lièvre @usa_hakase

気象庁が火山の監視体制を強化 担当職員1.5倍に | NHKニュース www3.nhk.or.jp/news/html/2016…

2016-04-01 20:47:44
月野うさはかせ Prof.Lièvre @usa_hakase

機器観測の人間だけ増やしても何の解決にもならないよ。www3.nhk.or.jp/news/html/2016…

2016-04-01 20:48:39

静岡新聞 時評(2015年12月17日)

気象庁の火山監視

  予知よりも大切なこと

小山真人(静岡大学防災総合センター教授)

 昨年9月27日に生じた御嶽山噴火では、噴火警戒レベルが1のまま噴火が発生し、多数の犠牲者が出た。しかしながら、噴火予知は一般に困難であり、噴火前に大規模なマグマ移動を伴う場合や、観測経験を積んだ数少ない火山での成功例があるに過ぎない。予知に依存しすぎる火山防災は、かえって住民や観光客のリスクを高める。
 予知があてにならない現状でもできることがある。それは、突然の噴火開始とともに発生した現象の解釈と被害予測に全力で取り組み、その情報を危険範囲にいる観光客や住民にすみやかに伝えて、被害を最小限に抑えることである。
 しかしながら、火山監視機関であるはずの気象庁は、目視による噴火現象の迅速な解釈が苦手である。例を挙げると、昨年の御嶽山噴火の際、国土交通省の監視カメラ映像が流れ下る火砕流を見事にとらえたが、気象庁はその解釈を保留し、翌28日午前にヘリから観察した気象庁職員は火砕流発生を否定した。しかし、同日午後に開かれた噴火予知連の拡大幹事会で異論が出ると、気象庁は一転して火砕流発生を認めた。発生から丸一日以上が経過した後である。
 もう一例、箱根山での問題を挙げる。今年4月下旬からの群発地震活動が続いた6月29日朝、箱根山に初めて火山性微動が観測され、昼過ぎには大涌谷の中心から1km以上離れた地点に微量の火山灰が降り積もった。悪天候のため大涌谷の状況は不明だったが、気象庁自身が定めた噴火の記録基準(火口から概ね100~300mを超える地点で固形の放出物を確認)を満たしたのである。しかし、なぜか同日夜に気象庁は噴火発生を否定した。ところが翌30日午後になると気象庁は一転して噴火を認め、噴火警戒レベルを3に上げた。
 こうした解釈の誤りや遅れは新燃岳や阿蘇山の噴火の際にも見られた。つまり、気象庁は、目前で生じた噴火現象の様式・規模を解釈し危険度を推量する地質学的能力を著しく欠いている。このことは気象庁職員の専門性の低さや機器観測の偏重に起因するとみられるが、人材育成の問題は一朝一夕には解決困難である。他の組織との人事交流で当面をしのぐしかないと思うが、そうした動きが感じられないのは残念である。

月野うさはかせ Prof.Lièvre @usa_hakase

たとえば、火山灰だしてる火山なんか大して恐くない。本当に恐いのは軽石だ。軽石を大量に出す火山は心底本気を出してるから、思いっきり引かないといけない。そのようなことを理解してる人間は、おそらく今の気象庁に5人もいないだろう。いや、一人もいないかもしれない。

2016-04-01 20:56:43
Ryusuke IMURA @tigers_1964

新燃岳2011.01.26の準プリにー式噴火を見ても拡大幹事会は02.03だったんだ。一週間もほって置かれたんだ。

2016-04-01 21:10:26
早川由紀夫 @HayakawaYukio

火山から溶岩がおとなしく出てくるなら、むしろ安心この上ないんだけどね。

2016-04-01 21:12:27
Ryusuke IMURA @tigers_1964

鹿児島県の大浪池カメラの映像を見ても危機感を持っている研究者は本当に少なかった。

2016-04-01 21:15:12