10代で国会に届いた声と、今の高校無償化で落とされた人々の届かない声

高校無償化の陰で切り捨てられていってしまう子どもたちの存在。大きな話題になることもなく、今、推し進められている政策。 過去にフリースクール東京シューレの子どもとして国会に足を運び、不登校の子どもたちの権利を主張し勝ち取ってきた@yujisunagaさんが、高校無償化と増税の谷間に落ちてしまう人たちの思いを代弁しています。 …民主党はこんなことをするために政権与党になったのだろうか?
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須永祐慈 Yuji Sunaga @yujisunaga

特に、民主党や社民党などの議員は、熱心に耳を傾けてくれた印象がある。保坂展人さんを始め、岡崎トミ子さん、川内博史さん、堂本暁子さんなどなどである。しかし、これらの人たちは「政権与党」にいる側ではなかった。

2011-02-04 01:03:48
須永祐慈 Yuji Sunaga @yujisunaga

「権力」というものは一体なんなのだろうか。「国家権力」とは何を意味するのであろうか。政権に立つということは、直接お金をどこに向けるかに手をつけることが、一つ大きな権力となるだろう。権力を持つ前は、言いたいことは言える。聞きたい人たちの声に耳をかたむけることはできる。

2011-02-04 01:05:21
須永祐慈 Yuji Sunaga @yujisunaga

しかし、権力を持つということは、大きな責任も合わせて持ち合わせることになる。国を動かすわけだから、人々の国民の命にも関係する。そこには、どうしても「多数」の方向に目が行き、「少数」に目が行きにくくなってしまうなにかがあるように思う。

2011-02-04 01:08:11
須永祐慈 Yuji Sunaga @yujisunaga

なぜそこで多数ばかりに目が行くのだろうか。私たちは、「少数者」に耳を傾け、「少数者」を大切にする政策を進めるということで、耳を傾けてきた議員たちを応援してきたし、それらの議員が属する「民主党」を応援してきたつもりである。

2011-02-04 01:09:53
須永祐慈 Yuji Sunaga @yujisunaga

一昨年、政権が交代した。私たちは、私は特に大きくようやく政策が反映されるのではと大いに期待したところがあった。しかしなぜ「高校無償化」はやっても、それらから落とされる、一番大事な高校中退者や不登校の子ども、フリースクールなどに通う子どもたちが苦しむ政策へと切り替わってしまうのか。

2011-02-04 01:11:41
須永祐慈 Yuji Sunaga @yujisunaga

私が、10代の頃、国会へ足を運んだ経験はなんだったのか。今、同じようなことをしたら、はたして民主党の議員は、私たちの声に耳を傾けてくれるのだろうかと疑問を持たざるをえない。 だいぶ、連続ツイートとなったが、書いているうちに怒りが湧いてくるのだ。民主党よ、なぜ変わったのか!と。

2011-02-04 01:13:43
Fuma Nobuta @fuma_1935

@yujisunaga まったく。そして、朝鮮学校をはじめとした外国人学校に通う子どもたちも排除された。

2011-02-04 01:17:46
須永祐慈 Yuji Sunaga @yujisunaga

念を押してもう一度この記事をみてほしい。民主党さん、裏切らないでほしい。苦しい人たちにこそ耳を傾け、応援を。 >>[高校無償化増税問題 不登校世帯に対策とらず] http://goo.gl/BiMjb @kawauchihiroshi さん、@teratamanabu さん。

2011-02-04 01:18:24
須永祐慈 Yuji Sunaga @yujisunaga

さらに最後に。やはり私は、「声」を上げれば届くと思う。疑問を、不安を、怒りを声にして上げることは、本当に大事なことなのだと思う。苦しい時代、苦しい今の日本だからこそ、この一人からの「声」がなにより大事だ。

2011-02-04 01:20:13
須永祐慈 Yuji Sunaga @yujisunaga

そして私が10代だったときと、決定的にちがうことがある。声をあげる「手段」がいま、目の前にあることである。その最大な「道具」となりうるのは、今、あなたが、私が使っているこの「twitter」ではないのか。また人々がつながれる「SNS」ではないのか。

2011-02-04 01:21:42
須永祐慈 Yuji Sunaga @yujisunaga

実際に今、ツイッターを使って、SNSをつかって、世界は動こうとしている。エジプトの国民は、まさしく今、声を上げ、つながり、国家権力のトップを変える力を持っている。私たちが手にしたこの道具をよく使わないで、どう使うのか。一人ひとりの声上げを、ぜひともみなさんにしてほしい。

2011-02-04 01:23:58