自己愛パーソナリティとその周辺

@hotsuma さんと @twit_shirokuma さんを中心とした示唆に富んだやりとり。また勝手にまとめてしまいました。
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ほつま @hotsuma

自己愛性パーソナリティ障害は認知的エンパシーが保たれ 情緒的エンパシーが障害される Lack of empathy in patients with NPD. B! http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21055831

2010-11-11 23:10:58
ほつま @hotsuma

アスペルガー症候群では認知的エンパシーが障害され情緒的エンパシーが保たれる / Dissociation of cognitive and emotional empathy in... [J Autism Dev Disord. 20… http://htn.to/cppqx3

2010-11-11 23:19:17
ほつま @hotsuma

B群パーソナリティ障害(反社会性、境界性、演技性、自己愛性)の行動特徴は、境界性パーソナリティ障害の行動特徴よりも、過食症の治療転帰が不良であることをよく予測する。1993年に発表された認知行動療法の研究。 / Cluster B p… http://htn.to/jC3h6z

2010-12-01 13:38:17
ほつま @hotsuma

somatic narcissist と disingenuous histrionic の鑑別の話 / narccistic histrionic and pure histronic : Histrionic Personality… http://htn.to/w9EA4g

2010-12-11 09:32:57
ほつま @hotsuma

amorous narcissist のカリカチュアとしての Austin Powers / Amorous Narcissists Leave Trail Of Heartbreak http://htn.to/QJumUb

2010-12-11 09:50:08
ほつま @hotsuma

自己愛パーソナリティや反社会性パーソナリティの男性でも鎮静かかるのかな / 女性の涙に「逆フェロモン」…男性の興奮鎮静化 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) http://htn.to/GSD54s

2011-01-07 11:23:29
ほつま @hotsuma

[男根期性格(phallic character)と男根羨望(penis envy):男性中心社会とフェミニズムの影響] http://htn.to/NJgu6s

2011-02-05 16:15:29
ほつま @hotsuma

そう言えば男根性格の人ってフェミ嫌いだよね どんな生活史だったのか色々と空想してしまう

2010-10-08 23:22:22
ほつま @hotsuma

自己愛パーソナリティの男性は、対照群よりも自尊心が低く、性行動が自己中心的で、保守的/伝統的な性役割を好み、性への囚われが強く、"sexual esteem"が高い / Sexual narcissism: a validation … http://htn.to/r77dE4

2011-02-05 21:10:34
ほつま @hotsuma

narcissismをsexualな領域とそうでない領域に分けると、sexual narcissismは性的攻撃性(望まれていない性的接触,性的支配,レイプ)に関連する / Sexual narcissism and the perp… http://htn.to/NYnJLD

2011-02-05 21:18:02
ぐりこさん @guriko_

こういう女性が増えたってこと?RT @hotsuma [男根期性格(phallic character)と男根羨望(penis envy):男性中心社会とフェミニズムの影響] http://htn.to/NJgu6s

2011-02-05 20:26:58
ほつま @hotsuma

精神科に入院した青年におけるパーソナリティ障害 女児はBPDと診断されやすい 自己愛パーソナリティ障害は男児のみに診断された 1996年の研究 / Gender differences in personality disor… http://htn.to/r4gn8s

2011-02-05 21:25:32
ほつま @hotsuma

.@guriko_ "Most narcissists (50-75%, according to the DSM-IV-TR) are men." だそうですが... 性差が縮まってきているどうかはよくわからないですね 非臨床例であればなおさら

2011-02-05 21:29:12
p_shirokuma(熊代亨) @twit_shirokuma

「DSM-IVの自己愛パーソナリティ障害の診断基準で」女性事例に該当する人は、確かにあんまり見ないような気がする。見かけても、より境界パーソナリティ障害のほうに当てはまっているように見えちゃったりもする。

2011-02-05 21:32:52
p_shirokuma(熊代亨) @twit_shirokuma

逆に、DSM-IVの境界パーソナリティ障害の診断基準を綺麗に充たす男性を捜そうと思ったら、これが結構見かけない。いないことはないけど、見つけたら「レアだ!」と思ってしまう。

2011-02-05 21:34:10
p_shirokuma(熊代亨) @twit_shirokuma

…それ以前に、DSM-IVの自己愛パーソナリティ障害に該当する特徴を持続的に持っている人に臨床場面で出遭うこと自体が稀のような気がする。というか稀。もしそういう人がいても、精神科に来ようとはあんまし思わないんじゃないかろうかとも思うし、そんな事を何処かで読んだ気もする。

2011-02-05 21:35:55
p_shirokuma(熊代亨) @twit_shirokuma

ただ、(DSMというよりはコフートを思い出したくなる)「過剰警戒型」「顕示型」の自己愛パーソナリティ障害をスイッチングさせる特徴を持っていると言える症例なら、臨床でも男女問わずそれなりに出くわすし、もっと言うなら、ネットでもよく見かけるなぁと思う。

2011-02-05 21:37:40
p_shirokuma(熊代亨) @twit_shirokuma

このあたりについて、コフートや自己心理学が整理した記述は、割と見かける現象に合致してると思う。ただ、今後のDSMの診断基準的に当てはめるなら、そうした人達は、双極性障害として扱われ、リチウムやラモトリジンによってtreatするのが適当、という話になるのかなと予測はする。

2011-02-05 21:39:20
p_shirokuma(熊代亨) @twit_shirokuma

インターネットでは超強気、オフ会やUSTでは超弱気、な青年が、たまたま精神科を受診した時、「これはパーソナリティの問題ではなく双極性障害だ。制御出来ないポジティブとネガティブが観察されるのだから。よってリチウムによるtreatmentが適切である。」と考えて良いのかどうか?

2011-02-05 21:41:16
p_shirokuma(熊代亨) @twit_shirokuma

しかしどうあれ、リチウムやラモトリジンやバルプロ酸は、今日日の精神科臨床において重要な薬剤には違いないという気はする。

2011-02-05 21:42:31
p_shirokuma(熊代亨) @twit_shirokuma

そういや、『現代のエスプリ』の1月号が自己愛特集だったな。積んであったけどそろそろ読むことにしよう。何が書いてあるやら。

2011-02-05 21:43:29
おかっぱさん @Kyou_okappa

しろくま先生@twit_shirokumaのおっしゃってる事は実感だなあ。とすると、構造不全に対して、器質的に働きかけるリチウムがどれくらい有効なのかなあというのはこのところの素朴な疑問だったりする。

2011-02-05 22:05:39
ほつま @hotsuma

社交不安障害+誇大的言動のパターンですね 双極スペクトラムとの鑑別はいつも悩まされます QT @twit_shirokuma 「過剰警戒型」「顕示型」の自己愛パーソナリティ障害 臨床でも男女問わずそれなりに出くわす ネットでもよく見かける

2011-02-05 22:23:15
p_shirokuma(熊代亨) @twit_shirokuma

@hotsuma hotsumaさんは、そのような事例に対し、どのようなtreatmentを検討なさるのか、教えて頂ければ幸甚。

2011-02-05 22:27:15
p_shirokuma(熊代亨) @twit_shirokuma

@Kyou_okappa どれぐらい有効なのかよりも、「どう有効なのか(あるいは何に有効なのか)」に、興味があります。

2011-02-05 22:27:48