第3回(対象年:1983年)【エア本格ミステリ大賞】選考会

5月15日(日)22:00から開催された第3回【エア本格ミステリ大賞】選考会の様子です。選考委員は谷山儀式さん(@Ritual_TANIYAMA)、菅留さん(@_sugaru_)、日出さん(@_grounded)、さかえたかしさん(@sakaetakashi051)の4氏及び主催者の松井和翠(@WasuiMatui2014)です。合議の結果、第3回受賞作は『妖女のねむり』(泡坂妻夫)に決定いたしました。
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日出 ⁽ᵍʳᵒᵘⁿᵈᵉᵈ⁾ @_grounded

@air_mys_award エッシャーの絵画の世界での殺人という設定は魅力的で、幻想ミステリとしては楽しく読めましたが何でもありとまでは行かなくてもローカルルールの厳密性に欠けるなと思います。

2016-05-15 23:47:39
さかえたかし @sakaetakashi051

@air_mys_award すんませんよく分からなかったです(自白)。 3話はまだ異世界本格っぽいなあと思ったんですが…。

2016-05-15 23:47:55
松井和翠 @WasuiMatui2014

@air_mys_award 世界観の設定、ミステリとしての謎と解決、そして精神分析的な解釈、どれも一定以上に面白いのですが、やはりそれが、どれも微妙に噛み合っていないですよね。

2016-05-15 23:48:44
谷山儀式 @Ritual_TANIYAMA

@air_mys_award ただ読むのがしんどいことは認めます。なんで◎と△の間の○とさせていただきました。ただ、文庫で読んだもので。あれ挿絵ないんですよ。読みにくくて仕方なかったです。

2016-05-15 23:48:33
谷山儀式 @Ritual_TANIYAMA

@air_mys_award さかえさん ありません。逆に追加されたのは笠井潔の解説がありますがw 黄金の羊毛亭さんのサイトに絵のリンクがあったので0それを参照して読みました。

2016-05-15 23:52:57
松井和翠 @WasuiMatui2014

@air_mys_award 私は最近刊行された『メタSF全集』で読んだのですが、それにも挿絵はなかったですね。

2016-05-15 23:51:16
松井和翠 @WasuiMatui2014

@air_mys_award 私は某伯爵様の書評にリンクが貼ってあったので、そこから飛びました。伯爵様、有難き幸せ。

2016-05-15 23:53:10
日出 ⁽ᵍʳᵒᵘⁿᵈᵉᵈ⁾ @_grounded

@air_mys_award ちなみにぼくも文庫で読んだのですが、いちいち元ネタを検索して再確認してました。

2016-05-15 23:51:30
菅留 @_sugaru_

@air_mys_award 単行本で読みましたけど、若干印刷が粗めなんで、検索して見た方が鮮明で良かったと思いますよ。

2016-05-15 23:55:15
松井和翠 @WasuiMatui2014

@air_mys_award やはり挿絵がないとダメですよ。

2016-05-15 23:51:50
日出 ⁽ᵍʳᵒᵘⁿᵈᵉᵈ⁾ @_grounded

@air_mys_award そういう意味では2話「無窮の滝の殺人」は△~◯くらいですかね。

2016-05-15 23:49:31
松井和翠 @WasuiMatui2014

@air_mys_award 日出さん そうですよね。異世界本格が氾濫する現代の視点からみると、定義がふわっとしていますよね。

2016-05-15 23:50:18
松井和翠 @WasuiMatui2014

@air_mys_award ただ、個別にみるとその2話が一番完成度高いかな、と思いました。

2016-05-15 23:56:35
さかえたかし @sakaetakashi051

@air_mys_award そういえば2話で古典ばっかりとはいえミステリのネタバレしまくってましたねw ちょっとええ…と思いました。

2016-05-15 23:53:42
日出 ⁽ᵍʳᵒᵘⁿᵈᵉᵈ⁾ @_grounded

@air_mys_award (この選考会のために積読を崩したんですが、「密室の行者」は未読だったので慌ててそっちも読みました)

2016-05-15 23:54:59
日出 ⁽ᵍʳᵒᵘⁿᵈᵉᵈ⁾ @_grounded

@air_mys_award 松井さん もうちょっとカチッと定めてくれたほうが本格としては評価できるんですがそうするとこの作品にはあわないような気もするので、痛し痒しなんですよね。

2016-05-15 23:53:09
松井和翠 @WasuiMatui2014

@air_mys_award 日出さん カチッとし過ぎると各短編の最後の精神分析的解釈(←作者が一番したいこと)がし難くなってしまうんじゃないでしょうか。

2016-05-15 23:55:07
日出 ⁽ᵍʳᵒᵘⁿᵈᵉᵈ⁾ @_grounded

@air_mys_award 松井さん そうなんですよね>精神分析的解釈 とすると本格として読むこと自体が違うのかな、と。

2016-05-15 23:56:53
菅留 @_sugaru_

@air_mys_award 各々の短編にエッシャーの作品が肝となって展開していくのは面白いのですが、○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○なんとなく真相が透けて見えてしまうのが本格としては… fse.tw/ShMm2#all

2016-05-15 23:51:51
谷山儀式 @Ritual_TANIYAMA

@air_mys_award 菅留さん 逆にそれくらいしないとミステリとしてわかりにくいという判断もあったのではないかな、と個人的には思います。

2016-05-15 23:55:36
谷山儀式 @Ritual_TANIYAMA

@air_mys_award 逆に4話はミステリからかなり離れたところにいってしまったな、と思ったりもしますが。

2016-05-15 23:57:42
菅留 @_sugaru_

@air_mys_award 谷山さん 確かにそうかもしれません。また、精神分析的な部分との融合がやりたかったことだと考えると、用いる手段としては目的にかなったものですね。

2016-05-15 23:58:37
谷山儀式 @Ritual_TANIYAMA

@air_mys_award 本格ミステリと精神分析的な部分を行ったり来たりする感覚が非常に楽しくて。あの世界を異世界ミステリの舞台とカッチリ定義してしまうとああはならなかっただろうというのも思うのです。で、後者を大事にする方には本格ミステリではないなにかになっちゃうのかな、と。

2016-05-16 00:01:38
松井和翠 @WasuiMatui2014

@air_mys_award 谷山さん 「行ったり来たりする感覚」が愉しいというのは少しわかります。浮遊感といいますか。

2016-05-16 00:02:49
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