「こいわいよつばにそうろう」

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It happens sometimes @ElementaryGard

1)小学校の国語の教科書を分析していました。「です・ます」体は5歳の子どもでも使えるので、小学校にあがるとこの「です・ます」体で子どもらに作文をさせる。話しことばをそのまま書きことばに転用できるのが「です・ます」体の利便さ。小1国語はそこに目をつけている。

2016-05-25 13:23:27
It happens sometimes @ElementaryGard

2)時代劇に出てくる候(そうろう)文は、五歳の子どもではとても使いこなせない。ところがです・ます文ならできる。 pic.twitter.com/viUUzPODWi

2016-05-25 13:26:28
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It happens sometimes @ElementaryGard

3)「です」は江戸の町人のことば。もとは遊郭の遊女のことばだったとかなんとか。「ありんす」が語源。それが明治維新を経て「標準語」が模索されるなか「です」などという下賤なことばがスタンダード日本語として頭角を現し、大正になってからは漱石が『こころ』で文学表現に昇華。

2016-05-25 13:30:04
It happens sometimes @ElementaryGard

4)1)の続き。これなんかです・ます体あっての著述メソッドですね。twitter.com/yukionoguchi10…

2016-05-25 14:54:57
野口悠紀雄 @yukionoguchi10

『話すだけで書ける究極の文章法』が講談社から刊行されました。 動画説明が、youtu.be/bVdkULB2Ffgyoutu.be/eeZybClEXaIにあります。

2016-05-25 10:50:20